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リエゾン(漫画)全巻を1番安く読む方法|単行本が安い電子書籍サービスも

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リエゾン全巻をお得に安く読む方法

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リエゾンの概要

作品名 リエゾン
作者 ヨンチャン、竹村優作
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
ジャンル 青年マンガ
公式サイト https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/591214/A002386248/

あらすじ

現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸
 
現代日本の痛みを描く医療漫画の新機軸! この児童精神科医は、発達障害を凸凹と呼ぶ。あなたの凸凹にハマる生き方が必ずある。/日本で発達障害と診断されている人はおよそ48万人。そして、子どもの10人に1人は、何らかの障害を抱えているとされる現代。人知れず学校や家庭でトラブルを抱え、孤独や苦痛に耐えながら生きる人たちがいる。児童精神科医は、そんな親と子に向き合い続ける。
 
引用元:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/591214/A002386248/

感想

40代女性

周りの人たちのサポートや病気に対する知識など、環境というものの重要性をひしひしと感じました。特に子供のころのサポートはより大切だと思いました。ですが発達障害の症状は様々で、そのことがサポートを難しくさせており、周りの人たちの柔軟な考え方が求められるように思います。印象的だったのは、休み時間になると池の鯉の数を数えに行く女の子の話で、なんとか数えに行かなくて済むようにと考える学校の先生に対して、佐山先生は休み時間の間に数えきる方法を探そうしました。佐山先生には女の子の鯉を数えることの重要性が分かっていたわけですが、やはり病気に対する知識、鯉を数えきるという逆転の発想をもたらす柔軟性、数えきるための方法を教えるというサポートが必要だったという、発達障害を抱えた子供たちの生きづらさを痛感させられる話でした。主人公自身、発達障害と自分の過去に向き合わなければいけない難しい設定ですが、その明るさと真っ直ぐなところがとても良いです。毎回逃げることなく問題に向き合い成長していく姿にじんと来ます。佐山先生のいう凸凹を彼女も持っていてそれに苦しめられることもありますが、感動したのは先生がそんな彼女に言った、あなたの凸凹にぴったりハマる生き方が必ずあるという言葉です。彼女が頑張れるのは、そういう考え方を持った人たちが周りにいるからだと思えました。 
他の感想はこちら

40代男性

児童精神科佐山クリニックを舞台に、新人小児科医と患者の子供たちとのかかわりを描いた作品です。個人的な意見ですが、本作では二つのテーマを感じました。一つはこの病院の患者としてくる患者、つまり子供たちと医者の関係です。彼らは当然何らかの精神的な障害を抱えており、その原因も様々ですがやはり多くは家庭内に問題がある可能性が高いようです。そのような問題に周囲の大人たちはどのように気付いて、それを抑止してあげられる社会を気付かなければならないのか、それを考える起点となっているように感じました。そして、もう一つのテーマは、障害を抱えて大人になった人たちがどのように社会とかかわっていくか、という部分です。これは主人公の佐山が遠野とそして自分自身が発達障害を持っていることを明言しています。遠野も自分の障害と向き合うのに苦労したようですが。今の社会ではそれが非常に難しいことなのは間違いありません。自分自身が障害を抱えている可能性に目を背けることができても現実は変えられませんし、仮に障害を抱えていた場合の周囲の偏見や、自分自身で追い込んでしまう可能性などもあります。それらを解決するためにも、我々がこれからどのような社会を作り上げていく必要があるのかを考えさせてくれる作品だと思います。

50代男性

こどものこころ診療所がある限り、救われている子供たちはたくさんいます。10人に1人が障害を抱えている現代社会で、生きていくことの難しさがあります。遠藤志保は発達障害であるために医師になることを断られてしまいます。しかし研修医として受け入れることができました。発達障害のことを凸凹研修医というので、これから先どんな試練が待ち構えているか未知です。子供たちの悩みは絶えないのですが、それでも生きていけなければなりません。学校や家庭での問題を抱えて息が詰まる思いです。このまま大人になり社会人になるのが怖いはずです。子供のうちから悩んでいると大人の世界ではやっていけません。なぜなら大人は職場があるので苦痛感が堪えません。子供の引きこもり、学校でのイジメは年々増加していて無くなることがありません。これは大人がやっているから子供もするのだと思います。孤独や苦痛と戦いながら生きている、子供は逃げ出したい、死んでしまいたいなど明るい未来が見えません。志保は発達障害なので、その人達の気持ちが痛いほどわかります。凸凹研修医のカルテは、そういった子供たちのこころの病気を治してくれます。志保は金の卵だったと確信してます。

20代女性

現在妊娠中なので何か勉強になるかもと思い読み始めました。医療系は好きでよくドラマを見たりしていますが障害を題材にしているものはまだ少ないように感じます。周りに発達障害の方はこれまでにいたことがありませんがとてもリアルに描かれているような気がします。自然と涙が出てきました。自分の子供が病気や障害を持っているかまだ分かりませんがとても勉強になる漫画でした。今まであまり障害について深く考えたことがなかったのですが色んな人がいて色んな考え方があると考えるきっかけになりました。周りと違うって本人もそのご家族もすごく辛い思いをしますよね。でもどんな子供でも私が子供の最大の理解者でありたいしどんな時でも愛情を持って接したいと強く思いました。これから出産して大きくなったら色んな壁に直面するんだろうけど今の気持ちを忘れないように繰り返し読みたいと思います。障害は身の回りにそういう方がいないと触れる機会がなかなか無いですしいても聞きづらく感じます。漫画を通して理解者が増え、アニメやドラマ化されてもっと広まって優しい世界になったらなと思います。漫画の内容は分かりやすく綺麗事を並べたり濁す感じは一切無く個性ではなく障害ですとはっきり言っていたシーンは胸が苦しくなりました。世界にはまだまだ知らない病気がありますが精神的な病気や障害は悲しいですが差別されることもあります。この漫画を読んで本当に考えさせられました。人に優しくありたい、そう思う人が増えることを願ってこの漫画を周りの人におすすめしたいです。

20代女性

現代日本で生きている人々全員が見るべき漫画の一つではないかと思うほど、現代の日本の問題を映し出している描写が多かったり、実際に同じ問題を抱えている家族も多いのではないかと感じました。読み始める前までは、ただの医療系漫画作品なのかなと思っていましたが、実際は児童の精神障害に関するストーリーをメインとしていて、通常の医療系とはまた違った学びを得ることができました。2話では「個性」ではなく「障害」であるとはっきり発言されたシーンでは、心に刺さる部分がありました。よく人それぞれ「個性」があってみんな違うものだと言われることがあるけれど、「個性」ではなくそれが「障害」だとされてしまうとその人に対する見方も変わってしまうのかなと悲しくもなりました。また、「障害」のことを凹凸として表現していることに感銘を受けました。凹凸の部分を埋めることさえできれば、通常通り自分らしく生きていけると考えると、「障害」は思っていたよりも深く悲しむべきことではないのかもしれないと思えました。この漫画を読み始めてから、明らかに「障害」に関する考え方も、「障害」を持つ人に対する見方も変わりました。将来自分が家族を持つ上で、障害をもった子どもが生まれるかもしれない、そういった時にまた最初から読み返してたくさん学び直したいと思っています。本当に良作です。

30代女性

私の子どもは、一時発達障害を疑われ自信も多分そうだろうと思ってました。主人公の忘れグセや、鞄の中身などは自分そっくりで本当に悲しくなりました。例えば鍵や財布をなくさないようにするにはどうすればいいか。私は、財布を長財布にして鍵を首にかけています。それでも1年に1回はなくなります。他の人達はそこまでしなくても、大切なものをなくさないようできるらしいです。それは本当に羨ましいなと感じます。努力してなんとかできるようにしているのに、みんな同じだよと言われるのがとても辛かったです。そういう過去があって、今どうやって歩いていけばいいのか子どもにどう接すればいいのかとても参考になります。ADHDやASDという言葉がたくさん使われますが、その性格や個性は人によって全然違います。本作ではいろんな子供達が、それぞれ自分の特性に悩み苦しみます。けれども、学校や親からの理解が程遠いケースがほとんどでした。この漫画を読むことで、特性のある子達がもっと生きやすくなる世の中になればと思います。まずは大人から理解を変えていかないと、子供達の人生を潰してしまう機会が減ってくれるよう願ってます。親だったら絶対に読んだほうがよい漫画です。

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