鬼滅の刃(漫画)全巻を1番安く読む方法|単行本が安い電子書籍サービスも

漫画「鬼滅の刃」の全巻を1番安く読む方法単行本が安い電子書籍サービスがどこなのか、お伝えいたします。

・全巻をお得に読みたい!
・今すぐ、一気読みしたい!
・試し読みして、続きも読んでみたい!
そんな方のために、1番安い電子書籍サービスをまとめました。
結論
「鬼滅の刃」
を1番安く読むなら
「Amebaマンガ」
 
▼ 今すぐ1番お得に読む!! ▼

 
今なら、初回登録時にもらえる
100冊まで使える
40%OFFクーポンを使えば、
かなりお得に読むことがきます

鬼滅の刃全巻は何巻で定価は?

鬼滅の刃全巻23巻の単行本が発売されています。
全23巻の単行本の定価は、10,670円です。
 

巻数 値段(税込)
1~11巻 440円
12~22巻 484円
23巻 506円

 
1巻から11巻までが440円となっていて、12巻から22巻が484円、そして、23巻が506円となっていて、全23巻だと、10,670円となっています。

鬼滅の刃全巻の新品中古は安い?

鬼滅の刃全巻の新品・中古品は安いのか調べてみました。
 
新品と中古品だとかなり値段が違いました。

新品は安い?

新品で1番安いのが、全23巻で、10,670円(税込)で、定価と全く同じでした。
新品の場合は、どのお店で購入しても、全く同じ値段になります。
 
参考までに主要ショッピングサイトの価格はこのようになっています。

通販サイト 全23巻の値段(税込)
Amazon 10,670円
楽天市場 10,670円
Yahooショッピング 10,670円
ヨドバシカメラ 10,670円
セブンショッピング 10,670円
honto 10,670円

中古品は安い?

調べた地点で、中古品で1番安いのが、ネットオフの4,198円(税込)でした。

通販サイト 全23巻の値段(税込)
ブックオフオンライン 4,760円
ネットオフ 4,198円

1番安い値段は、新品が10,670円で、中古品が4,198円でした。
 
中古品以外で鬼滅の刃全巻を安く読む方法は、電子書籍サービスの利用です。
 
電子書籍だと、クーポンを使えば、4,000円以上も安く買うことができます。

鬼滅の刃全巻を1番安く読める電子書籍サービスはどこ?

オススメ度 内容 対象クーポン
Amebaマンガ 6,076円 40%OFF
(100冊まで)
ebookjapan 7,127円 70%OFF
(6回まで)
コミックシーモア 9,791円 70%OFF
(1冊まで)
U-NEXT 1冊無料  
コミック.jp 2冊無料  

 
Amazonや書店で購入すると、定価になりますが、これらの特典を利用すれば、漫画「鬼滅の刃」は1番オトクに読めちゃいます!
 
中でもAmebaマンガは、使いやすくて、オトク!
 
初回登録でもらえる100冊まで使える40%OFFクーポンがあるので、「鬼滅の刃」をかなりオトクに読むことができます!

▼ 今なら40%OFFクーポンもらえる! ▼

 
今なら、初回登録時にもらえる
100冊まで使える
40%OFFクーポンを使えば、
かなりお得に読むことがきます

鬼滅の刃全巻をお得に安く読む方法

Amebaマンガ


 
Amebaマンガでは、無料登録すると、漫画100冊まで使える40%OFFクーポンがもらえます!
 
Amebaマンガのすべての漫画が対象となるクーポンなので、なんと最新巻にも使えちゃうんです!


有効期限は登録後72時間以内なので、注意が必要です。
 
また、LINEに登録すると、毎週、10%OFFクーポンがもらえるキャンペーンも実施中です。
 

 
全巻購入など大量のマンガをまとめ買いしたいという方にとって、1番割引額が大きくなるオススメの電子書籍サービスです。
 
▼ Amebaマンガはコチラから ▼

ebookjapan


 
ebookjapanは、月額料金は一切かからず、本を買うごとにお金を払うサービスです。
 
ebookjapanでは、初回登録で、6枚の70%OFFクーポンがもらえます!
 
有効期限は60日間で、1回のお買い物で、最大500円まで割引できます。
 
1番オトクに利用するなら、1回のお買い物で、漫画2冊を購入するのがオススメ

クーポン使用例
クーポンなし 70%OFFクーポン
473円(税込)×1冊
473円
142円
(331円の割引)
473円(税込)×2冊
946円
284円
(662円の割引)
473円(税込)×3冊
1419円
426円
(993円の割引)
473円(税込)×4冊
1892円
568円
(1324円の割引)
ebookjapanは、世界最大級の電子書店と言われており、漫画の配信数が圧倒的に多く、30万冊以上も配信しております。
 
他の電子書籍サービスで扱っていない漫画でも、ebookjapanでは扱っているということがよくあります。
 
特集された漫画は無料で読めたり、90%引きなどもあるので、かなりお得に読むことができるので、コスパ最強の電子書籍サービスです。
 
まとめ買いではなく、数冊を購入する方は、ebookjapanのほうがオススメです!
 
▼ 今なら70%OFFクーポンもらえる! ▼

コミックシーモア


 
コミックシーモアでは、無料登録すると、50%OFFクーポンがもらえます!
 


また、月額登録を行うと、後日、月額料金が全額還元され、実質無料で利用することができます。
 
コミックシーモアは、女性向けの漫画に強いので、女性向けの漫画を読みたいという方に、オススメの電子書籍サービスです。
 
▼ コミックシーモアはコチラから ▼

U-NEXT


 
U-NEXTは、無料登録すると、600ポイントがもらえ、漫画1冊が無料で読むことができます!
 
漫画を購入すると、最大で40%のポイントが還元されます。
 
また、U-NEXTは、漫画などの電子書籍だけでなく、アニメ、ドラマ、映画など21万本以上の動画を見放題で視聴することができます。
 
マンガだけでなく、アニメ、ドラマ、映画などの動画も楽しみたいという方に、オススメの電子書籍サービスです。
 

▼ U-NEXTはコチラから ▼

コミック.jp


 
コミック.jpでは、30日間の無料体験ができる「コミック.jp 1000コース」にお試し登録すると、1350円分のポイントがもらえます!
 
このポイントを使えば、漫画2冊が無料で読むことができます。
 
30日間の無料体験後の月額プランはこのようになっています。

コース名 月額料金(税込) 付与ポイント
500コース 550円 650円分
1000コース 1,100円 1,350円分
2000コース 2,200円 2,700円分

お試し登録で2冊のマンガを無料で読むことができるので、まずは、お試ししてみてはどうでしょうか?
 

▼ コミック.jpはコチラから ▼

鬼滅の刃の概要

作品名 鬼滅の刃
作者 吾峠呼世晴
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
ジャンル 少年マンガ

あらすじ

血風剣戟冒険譚、開幕!!
 
時は大正時代。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変する。唯一生き残ったものの、鬼に変貌した妹・禰豆子を元に戻すため、また家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!! 血風剣戟冒険譚、開幕!!
 
引用元:https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/550476/

感想

20代女性

最初、読み始めたときは絵があまり上手じゃないなと思いながら読んでいましたが、読み進めていくとそんなことは気にならずのめり込んでしまいました。あやかしと戦う和風な漫画が大好きなので、とてもハマりました。炭治郎や禰豆子、柱、鬼、どのキャラクターも個性があり、そして様々な過去を背負い、傷つき、成長していく姿にとても感動します。鬼ももともとは人間だったこと、いろんな過去があり鬼になってしまったこと、炭治郎に首を切られて命が果てようとするとき、炭治郎の優しさや思いやりが鬼にも伝わり、人間だった頃の優しく暖かな記憶が蘇りながら命が果てていくこと、とても切なく涙があふれてしまいました。鬼殺隊も皆つらい過去を背負っていて、一歩間違えればもしかしたら鬼殺隊のメンバーも鬼になっていたかもしれないんだなあと思いました。結構難しいストーリーだし、残酷なシーンも多いと思いますが、子どもたちにもこんなに人気になるってことは、それほどキャラクターもストーリーも魅力的なんだと思います。仲間や家族、大切な人を守りたいから強くなる、鬼滅の刃を読んで学ぶことがたくさんあったと思います。とにかく面白いので、読んだことない人にはぜひ読んでもらいたいです。
他の感想はこちら

20代女性

アニメから入ったファンだったのですがアニメの続きが気になって漫画を大人買いして集めました。すごく素敵な作品で少年漫画で泣かされたのは鬼滅の刃が初めてでした。炭治郎と禰豆子の兄弟愛だったり、伊之助とか善逸との仲間愛だったりがすごくきれいに描かれていて心が奪われました。鬼も悪者ってだけではなくてこの人たちにも悪者になった理由があるんだよと教えてくれるところとかが他の作品にはないところだなとすごく感じました。この作品には全然悪者とかがいなくてそんな作品少年漫画で今まで出会ったことがなかったのでとても衝撃でした。たくさんの剣士が亡くなっていったのはすごく残念でしたが、最後はみんなが手を引いて炭治郎を鬼化から救うところとかは涙なしでは観れないし、炭治郎が最初からの願いだった妹の禰豆子が自我を取り戻して人間にもどったときの回想シーンも何度読んでも泣いてしまいます。ずっと信じてくれた義勇さんとか鱗滝さんはすごく素敵な人だなと最初から最後まで思っていました。絵も女性作者だからだと思うのですが綺麗で見やすくて、変な効果音とかもなくて女性でもはまることが出来るというかはまりやすい理由はここなんじゃないかなと思いました。

20代男性

鬼滅の刃の漫画は炭治郎、猪之助、善逸、ね豆子の4人を主にストーリーが進んでいきます。ね豆子を鬼から人間に戻す為に炭治郎は修行を行い、その中で様々な人と出会い、影響を受けてどんどん強くなっていきます。一巻、二巻の炭治郎は弱く、弱い鬼にも勝てない苦戦する描写が書かれていますが、僕が思うに煉獄さんと出会い、猗窩座と戦ったあたりからどんどん強くなっていく印象があります。柱の死をきっかけに何か炭治郎の意識が変わったのか、煉獄さんの言葉に何かを感じた様に思います。弱いままでは誰も守れないと感じたのでしょうか。逃げるな卑怯者、煉獄さんは弱くないと猗窩座に最後に言いましたが、あれは炭治郎自身に言った言葉の様にも思いました。個人的には猪之助が泣いた時に炭治郎の頭をポカポカと叩くシーンが可愛くて好きです。猪之助もしっかりと自分の弱さを自覚しているので誰よりも強くなろうと言う気持ちが強い様に思います。善逸はね豆子を守る為ならいくらでも強くなれるのではないでしょうか。ひょっとしたら鬼舞辻無惨にも1人で勝てるのではないかと思うくらいね豆子がピンチになった時の善逸は頼もしいですね。必殺技の霹靂一閃も1番かっこいいと感じます。

30代女性

空前絶後の鬼滅ブームが起こったのも納得、私の人生の一冊です。おすすめポイントは沢山あるのですが、まずは主人公炭治郎の魅力溢れるキャラクター!まっすぐで素直で、そして愛情深い彼を好きにならざるを得ません。家族を鬼に惨殺され絶望を味わっても尚、鬼へ同情する彼の優しさは心に染みるものがあります。また、最近の漫画でありがちなご都合主義がないのも魅力の一つかもしれません。主要キャラクターはどんな強敵と戦っても死なない、奇跡的に復活したり一命を取り留めるということがこの作品にはありません。鬼に立ち向かう隊士達は皆、自分の命を賭して戦い、モブキャラも主要キャラも同じように傷つき散っていくのです。その儚さや潔さに涙したり、その死を乗り越えて前をむこうとする主人公達の姿に感動を覚えたりするのではないでしょうか。また、人気だからといってずるずると何々編を続けて、物語を長引かせなかったのもこの漫画の凄いところでした。物語が終わりに向かっているからこそ、まだ続きが見たいと思う読者の名残惜しさを高め、失速感の中で炭治郎達の戦いを見届けなければという思いを強めたのだと思います。終盤のラスボス無残との戦いは涙無しでは見られません!是非バトル物の少年漫画が好きな方に一度は見ていただきたいです。

30代男性

「鬼滅の刃」やはり楽しい漫画ですね。息子がyoutubeを見ていて楽しと言っていたので軽い気持ちで見てみたのですが、続きが気になってしまい、3日くらいでスマホから電子で購入して一気に最終話まで見てしまいました。世間では血が流れるので子供に見せたくないと言う方も多いと聞きます。確かに残酷な場面が多く、子供には見せたくない方がいる事もわかります。しかし悪いことや残酷なことを見せたうえでそれを超える感動や友情とか情熱とか。あくまでも私が感じたことですが作者が伝えたいのは悪いことばかり見ていないでいいところを見てほしい!という気持ちがとても伝わる作品だと感じました。作品を見ていて最後まで楽しく見てしまう要素の1つにキャラクターの強さの順番があるのが昔の漫画のような作りだと感じ昔のドラゴンボールのような面白い作品を思い出します。初めは主人公やその仲間もあまり強くはありませんが戦いを積み重ねていくうちにどんどん強くなっていく。敵も初めは弱い敵ばかりですが徐々に強い敵に変わっていく。ストーリーの流れとしては王道だとは思いますが、その王道の作品で最後まで飽きずに読める作品というのは数少なくなっていると感じていましたのでこの作品は本当に久しぶりに私が感じた最高傑作だと思います。ヒロインもいて仲間もいる、そして敵の一人一人にも特徴があり最後まで飽きることなく見ていられる、、、、 本当に誰もが楽しめる作品だと多いますのでオススメです!

30代女性

家族思いの主人公に何度も何度もグッときます!主な登場人物一人一人のバックグラウンドを見せてくれるので、味方も敵にも感情移入してしまいます。はじめは、流行っているから…皆が見てるから…とみ始めたのですが、流行る理由がわかります!グロテスクなシーンもあるので、小さいお子様はショックをうけるかもしれません!私は、ぜひ大人の方に見ていただきたいです。私は、主人公炭治郎が、皆に妹は鬼だと言われても守ろうとする姿勢にあつくなりました!また、炭治郎は、きつい修行も逃げ出さずに必死に前を向いて戦います。それも、バックグラウンドの説明がしっかりあるので、応援したくなりますし、感情も入るので、何度涙したかわかりません。鬼たちにも悲しい過去があるので、倒したからといって、心から喜べず、不思議な感情になりました!とても考えさせられるアニメです。映画も拝見しましたが、やはり考えさせられます!炭治郎だけでなく、鬼殺隊の皆が誰かを守るために必死なところが本当に毎回ぐっときます!今の時代、誰かのために戦う!ということはあまりないかもしれません。けれど、誰かを笑わせたい、誰かに美味しいご飯を食べさせたいなど、小さなことかもしれませんが、そのために今日も頑張ろうと思える、そんな作品です。

30代女性

とにかく泣けます。初めは、鬼が出てくるし、血まみれの人も出てくるので怖いと思いました。でも、鬼にされた禰豆子を助けるために、炭治郎が必死なので、ついつい見てしまいました。炭治郎の成長はすごいです。鬼殺隊入ってからも毎回成長が見られました。そして、炭治郎に関わる人達も昔のいろんな状況から鬼殺隊に入隊していたり、感動する話ばかりで涙が止まりませんでした。鬼と戦うことは、自分の命も危ないのに、それでも戦う鬼殺隊はかっこいいと思いました。個人的には冨岡義勇の禰豆子は人間を喰わないと信じ、自分の命をかけている所が好きです。まさか、命をかけていたなんて鱗滝さんの手紙で初めて知りました。その事を知ってからは冨岡義勇を見る目も変わりました。かっこよかったけど、ますますかっこよく見えるようになりました。柱達はみんな強くて芯が強くてかっこいいです。立ち振舞いもかっこよかったです。そして、感動するのはもちろんですが、面白い話もたくさんありました。善逸と伊之助の性格が好きです。善逸は女好きで度々、面白いです。そして、伊之助は、基本自由で突っ走る所が好きです。でも、やられてしまった時少し弱々しくなってしまった所が可愛くて好きです。鬼舞辻無惨を倒して平和な世の中になった時、伊之助があおいの作ったごはんをつまみ食いしようとしたとき、あおいが伊之助のつまみ食い用の食べ物を用意していて、それを伊之助にあげたら、伊之助がほっこりしていた所がすごく心が温かくなりました。

40代女性

炭治郎が本当に優しくて好きです。結構人が死んだりシリアスな展開も多い中、ギャグっぽい要素もあって思わず笑ってしまいます。鬼が倒された時に鬼が人間だった頃の回想シーンがありますが人だった頃の様子を見ると鬼だから悪という考えがなくなりました。大体の鬼は人間だった頃の過去が明かされるのに魘夢は明かされていなくて、魘夢のビジュアルや喋り方などが好きなので番外編として読んでみたいです。武闘派な鬼の猗窩座の戦闘スタイルがかっこよくて、煉獄さんとのバトルは必見です。なんであんなに慣れ慣れしく煉獄さんを杏寿郎と呼ぶんだろうってなって、ここが初対面じゃなかったっけ?となりましたが初対面でした。淡々としてそうですが愛嬌のあるキャラで鬼の中では好きなキャラトップ3に入ります。禰豆子が箱から出てきて戦いに参加する時、蹴りが多いところがツボです。着物の裾から引き締まった足が見えるのもいい。人間の時の禰豆子より鬼になってからの禰豆子の方が妹感が強くて好きです。人間の時は禰豆子の下に幼い弟達がいたのでお姉さん味が強かったので。鬼殺隊の面子も鬼側もみんな魅力的です。無惨様は怖いけど、心酔してしまう気持ちも分かります。

30代男性

一見普通の、鬼と人間が戦うものなのかと人から面白いよと言われてもあまり食指が伸びなかったです。しかし一度読んでみると全く違ったもので、まず呼吸法がカッコいいですね。ネーミングセンスもあると思いますし、ここに関して良いと思うのは超常的な力を使って攻撃ではなく表現は絵でしているにしても実際の生身の人間の刀の技と言う所ですね。素の人間の力で鍛え上げて、技を練り上げて人外の鬼と戦う所ですね。地道な筋トレや過酷な修行をし、技を身につけ人の武の力で理不尽な存在に抗う。当然彼らの方が圧倒的に膂力は強くまともにやればまず勝てない。でも工夫すれば何とか対抗できる。そういう所に緊迫感と、現実的な憧れも相まって好きになる方は多いのではないでしょうか。キャラクターも魅力的です。冨岡もクールでカッコ良く、柱としての強さがありながらも過去の事で苦悩したまま戦っている。そんな人間臭さがいいですし伊黒も一途な純粋な想いを持って戦うのもいい。私が好きなのは悲鳴嶋です。彼の魅力はやはり人の身でありながら、生まれ持った並外れた力と研鑽された技で殆どの鬼を圧倒していく強さがたまらないですね。上弦の壱を持ってして、「300年振りの剣士」と言わしめる程の戦闘力を考えるともっと他の鬼とも一対一で戦って欲しかったなとあれこれ想像してしまいます。各々の純粋な戦う動機に人間ドラマ、戦闘と魅力満載で噂以上でした。

20代女性

非道な鬼をまっすぐ誠実で優しい炭治郎が倒していくのは読んでいて爽快です。でも、鬼も元は人間であり悲しい過去を背負っていたりするので、そのエピソードがまた泣けます。鬼滅の刃において、鬼は圧倒的に強い存在です。だから、炭治郎含む鬼狩りはみんな命懸けで決死の思いで戦います。鬼が強くなっていくほど、見ていて辛くなるくらいに必死さが伝わってきます。非情なほどに壮絶な戦いからは、もう誰も傷つけさせないという強い気持ちが伝わってきて、苦しいけれどかっこいいです。また、それぞれのキャラクターがとても魅力的です。心が綺麗でどんな時でも優しい炭治郎、鬼になってもその運命に必死に抗う可愛いねずこ、ヘタレだけどいざとなると強さを発揮する善逸など、頑張れと応援したくなります。鬼狩りの中でも特に強い柱たちも剣の腕が立つのはもちろんのこと、心も強くて本当にかっこいいです。特に女性で小柄ながら柱を務める胡蝶しのぶは優しさと毒を併せ持っていて、優雅な笑顔でキツイことを言ったりするギャップが魅力的です。とにかくまっすぐで兄貴肌の煉獄さんも炭治郎を大きく成長させてくれて、全部任せておけという頼もしさがかっこよかったです。戦いの場面はシリアスで手に汗握りますが、コミカルな掛け合いも混ぜられていて、とてもバランスがいい漫画です。

30代女性

キャラクター毎に描かれる心理的背景が細かく、戦う上でそれぞれが背負う覚悟の深さに心震えました。目的のために鬼を倒していくという単純な展開ではなく、その目的にたどり着くまでにどんな背景があったのか、そういう過去があったから今に至るのかと惹きこまれ、戦いによって死が近づくごとに苦しみから救われていく姿は涙が溢れます。それは、敵である鬼も同じであり、人間だったころの苦しみによって鬼となった背景は胸が痛みました。特に上弦の鬼である猗窩座は、人間だった頃に婚約者と師匠を殺されてしまうという過去を持っており、人間だったころの記憶はなくなってしまっているものの、技の名が婚約者との思い出である花火の名がつけられていたり、術式展開の羅針盤に婚約者の髪飾りである雪の結晶が使われていたりと、無意識に残り続ける思いの深さに悲しみが強くなり、それと同時にその悲しみに付け込んで鬼にした無惨の非情さに怒りが湧きあがります。仲間、鬼それぞれにの死に際に見られる救われていく描写は美しく、苦しみからの解放に心震えました。最終回では最大の敵である無惨へ戦いを挑み、最後まで悪へ引き込もうとする無惨とそこから解き放ってくれる仲間の絆の深さの描き方に涙溢れ、そこから生まれ変わりとして描かれるキャラクターたちの姿に訪れた平和を感じさせました。笑顔溢れる現代でのキャラクターたちの姿に救われた最終回であり、想像を超えた展開に満足した作品でした。

40代女性

めちゃくちゃ人が死ぬ話です。いい男も悪い男も女も人間も鬼も死にます。そのシビアな世界観が多くの人を感動させているのはわかるのですが、私は「あああもうだめ、もう読めない、涙で前が見えない」になってしまいます。それでも読み進めることができたのは、炭治郎です。この子がとてつもなくいい子なんです。飛び抜けて正義の使者とか燃える心を持っているとかそんな感じじゃなくて、本当に、そのへんにいそうないい子なんです。いつも穏やかで優しくて真面目。苦しくてもへこたれません。恐ろしい鬼の死に様にさえ手を合わせます。それをあまりにも自然にやってくれるので、逆に主人公らしくないんじゃないかと思えるくらい、普通の(いやこんな子普通にいませんけど!)いい子なんです。この子を育てたんだろうと思うだけで、素晴らしい家族だったんだなとわかります。炭治郎が笑ったりがんばったり考え込んだり、素直すぎて天然になっているのを見るたび癒やされて、おかげで厳しい戦いを最後まで見られました。たくさんの犠牲が導いた最後は涙、涙です。あんな戦いは二度と見たくない……でも、命をかけたからこそかっこいい戦い、心に響く戦いをまた見てしまいます。そしてそれを乗り越えていく炭治郎を見てしまいます。つらい、でも、大好きです。

30代女性

鬼滅の刃が他のジャンプ漫画と違う点は「序盤~中盤にかけて主人公が他のキャラよりも劣っている描写が多い」「序盤の主人公の悲惨な状況」「回想シーンから始まる」だと思う。主人公・炭次郎は鬼殺隊に入るまでに2年程度の月日が費やされているのに対し、1年未満で柱になった者、代々柱を輩出している家系の末裔、独学で呼吸法を会得した者など、フォーカスするだけで話が1本作れそうなキャラが乱立している。序盤は才能がパッとしない炭次郎がしっかりと主人公として認められているのは、尋常じゃない努力、鬼を含む周囲に対する愛が深い良心者であること、喜怒哀楽のはっきりした人間臭さだと思う。人間離れしたキャラが乱立しているからこそ、主人公・炭次郎に対し読者が感情移入しやすい構造ができあがっているのでは。特に主人公の悲惨な状態が序盤に描写されることで読者に絶大なインパクトを与え、竈門兄弟に対する同情と、正体のわからない「鬼」という存在への恐怖感が煽られる。さらに、「回想シーンから始まる」ことにより読者は何が起こっているのかを把握するために読み返すきっかけになり、漫画の世界への没入感をより深めていると考えられる。一方で王道ジャンプ漫画にありがちな「主人公が特別な力に目覚める」「主要キャラの離脱」もしっかりと挿入されている。平凡であり努力で徐々に台頭した主人公が、終盤にかけて他のキャラにはない唯一の能力に目覚め、「鬼」という絶対的悪に立ち向かうという正義・悪の構図。主要キャラが突然離脱することにより悲壮感とそれに立ち向かう主人公達の進化。読者を常にハラハラドキドキさせるような表現が多々あり、王道ジャンプマンガの「友情」「努力」「勝利」をしっかり網羅しつつ、上記のようなイレギュラーをちりばめることで爆発的な人気を生み出したと考えられる。子供だけでなく大人もしっかり没入できる良い作品である。

30代男性

この漫画は、仲間との協力や努力により強敵を打ち倒していく王道性だけでなく、人の温かみや思いやりを感じることのできる漫画である。主人公の炭治郎は、人喰い鬼に家族を殺され、唯一生き残った妹も鬼にされてしまうという、絶望的な状況に追い込まれてしまう。そんな炭治郎は、最初はとても弱く、自分では状況を打開する力は皆無であったが、先輩や師匠からの叱咤激励や仲間の助け、厳しい修行を経て力をつけ、最終的には最上位の鬼達と渡り合えるまでに強くなる。多くの場合、急速に強くなった者は傲慢になったり、敵を必要以上にいたぶるようになるなど、人が変わってしまうことも多々あるが、炭治郎は物語の初めから最後まで、一貫して思いやりに溢れた少年であった。例えば、カナヲという、幼少時に奴隷のような扱いを受けていたことで感情や自分の意志をほとんど持たなくなった少女に対し、積極的にコミュニケーションを取ったり、自分の意志で行動できるように後押ししてあげたりすることで、カナヲは少しずつだが、自らの意志で行動できるようになった。このように、鬼滅の刃が人気であるのは、炭治郎がただ王道的に強くなり敵を打ち倒していくだけでなく、彼自身の優しさにより、荒んだ現代社会で削られている人たちが、多かれ少なかれ癒やされているという点も要因だと思う。

20代男性

鬼滅の刃は子供から大人まで楽しめる素晴らしい作品だなと思った。まず、かっこいい登場人物がたくさんいて、「壱ノ型」「弐ノ型」など技がたくさんあるので、「これは誰でも真似しやすいから子供にはウケるだろうな」と思った。加えて、「炎柱」「風柱」のような「◯柱」が存在するのもポイントだと思う。なんにせよ、かっこいいので視覚的に楽しめますし、誰でも真似できる(あるいは真似したくなる)ので子供には受けそうだなと感じました。また、登場人物や敵キャラなどの感情や過去の出来事に深く触れているのも素晴らしい点だと思います。そのキャラはどんな風に生きてきたのか、どんな悲しい、辛い出来事を経験してきたのか、何故鬼になったのかに触れています。なので、共感できるポイントや同情できる点が誰でもあると思います。そういった意味で、この作品は子供だけでなく大人にも刺さる作品だなと。それが理由で社会現象になったのかなと感じました。あとこれは余談ですが、大ヒットしたにも関わらず23巻という少ない数で終わったのも良いと思いました。大ヒットしたが故に、ダラダラといろんな物語を書いて水増しする、巻数を増やすということをせずに、きっちりと23巻で綺麗に無駄なく終わっていました。全巻読みましたが、複数回は読みたくなる良い作品だと思います。

30代女性

そこまでストーリーが長くもなく終わったので最後まで読みやすかったです。アニメから見初めて続きが気になって漫画を買ったのですが、何となく読んでいたのが柱が登場したあたりから面白さを感じました。柱一人一人のストーリーもちゃんとあって、炎柱の煉獄さんの話から泣かされました。煉獄さんのお父さんも初めは冷酷な印象でしたが息子を思い泣く背中に貰い泣きしたり。主人公の炭治郎と禰豆子の兄弟愛も凄いですが、私は不死川家の兄弟愛にもジーンときました。とにかく家族愛溢れるストーリーで悲しい過去を持っているキャラクターが多く、結末もまた悲しかったりもするのですが最後まで読んでよかったと思います。また、敵の鬼達もこんな世の中でなければ鬼にならなかったかもしれないという気持ちもあるので、人喰いは決していいものでは無いですが同情もしてしまいます。ただ鬼頭である無惨だけは最初から最後まで共感できません。人喰いなので初めからグロいシーンが多いので目を背けたくなる時もあるのですが読めば読むほど続きが気になって結局最後まで読んでしまいました。どの話も感慨深いですが、蟲柱の胡蝶しのぶとカナヲの師弟関係が初めの時と全然違っていて、その2人の話が一番好きです。

20代男性

鬼と戦うという日本の昔話のような趣がある作品で、和風な世界観の中にスタイリッシュなバトルシーンが用意されているところに魅力を感じます。しかも敵である鬼は元人間だったやつもいて、最初から悪として生きているわけでは無かったというのがまた切ないです。鬼殺隊一人一人にもドラマが存在し、明かされていなかった悲しい過去についても後から真実が発覚したり、ストーリーにみどころがたくさんあって面白いです。キャラクターも全員それぞれに魅力があるのですが、やはり一番好きなのは主人公の炭治郎です。家族が殺されてしまい、唯一生き残った妹も鬼になってしまったという絶望的な状況の中でも、妹を人間に戻すために旅を続けています。炭治郎のあきらめない心は妹だけではなく、苦しんでいる一般人や仲間たちも救うので、その過程を見ているとかなり感動しますし炭治郎から勇気をもらえるような気分になります。炭治郎の妹である禰豆子も、鬼になってしまったのに人間を襲わずにむしろ人間の味方をするというミステリアスな人物なので、彼女にどんな秘密が隠されているのかとても気になります。そして鬼殺隊の仲間たちにはそれぞれ特殊な能力があって、その能力を活用しながら鬼を倒していく姿がとてもカッコ良いです。

40代男性

大ヒット作品となりましたが、自分が気に入っているのは鬼の描写です。敵である鬼にも生前の生活があり、それぞれに辛い過去を背負ったことで鬼になり、消えていく中で生前のわだかまり等を消化して、まさに成仏していく過程を丁寧に描かれており、単なる勧善懲悪で終わらないところが素晴らしかったと思います。また、映画が社会現象のようにもなりましたが、やはり、煉獄さんの生きざま、自分たちよりも弱い者や下の者たちのために自分は喜んで犠牲になる、上に立つ者は下の者のために責任を取ってやらねばならないは、今の多くの会社や学校で欠けているところであり、それ故に我々はあれだけ強く感動したと思います。また、どちらかというと、ドライというか、感情を表に出さないことを良しとする社会の中で、煉獄さんの「心を燃やせ」というメッセ―ジは多くの人に突き刺さったと思いますし、自分もとても感動しました。一方で、作品全体と見ると、自分としては、そこまで大ヒットするほどの作品だったのかなという思いもあります。終盤になって、「柱」が次々と死んで行ってしまう流れはとても辛く、この作品を何度も読み返そうとは思えないところがあります。鬼と戦うということは、それだけ命がけだということは、深いメッセージではありますが、もう少し、救われる部分が描かれていたら良かったと思う所もあります。漫画の単行本の最後の、現代の描写は、作者のそのあたりの心残りが出ていたのかなと思いました。

20代女性

主人公炭治郎たちが一丸となり、鬼を退治する姿は、毎回迫力があり、また見ている私たち読者にもワクワクさせてくれるところがたまりません!しかし、敵の鬼にも毎回辛く悲しい物語がありその物語を聞くたび、切ない気持ちになってしまうのは私だけでしょうか。でも、だからと言って鬼を許すことはできない気持ちは、主人公の炭治郎達と同じです。また、最近はアニメでも放送されるようになりましたが、アニメでは書ききれていない部分を、是非漫画で読んでほしいと漫画派の私は思います。アニメは迫力が漫画よりあるかもしれませんが、漫画は鬼のストーリーがより濃くなって、私は基本的に毎回読むたび泣いていました笑鬼滅の刃は鬼だけでなく、炭治郎たち人間にも濃い内容の物語があるので鬼サイドも人間サイドもどちらも心掴まれてしまいます。本当に、吾峠呼世晴先生は、素晴らしいと思います。最新刊まで、あっという間に読み終わり、なんとも言えない気持ちでいっぱいです。登場人物も多いので、炭治郎たち以外の登場人物の話も気になるところです。主人公以外の登場人物が気になったのは、私の漫画読者人生では、NARUTO以来です笑本当にたくさんの感動と切なさと笑いをいただきました!!

20代女性

一言で言うと「最高」です。他のアクション漫画と比べて、涙を流してしまうシーンが圧倒的に多い漫画なのではないでしょうか。アクションの迫力は漫画でもよくわからないほどすごいのに、涙まで持っていく。すごすぎます。なんて言ったって、それぞれの場面で描かれる絆と過去の部分ですかね。まずは登場人物たちのそれぞれの過去にも涙します。人間だけではなく、鬼たちの過去の部分も描かれている。それがもう本当に残酷なんです。残酷すぎて自分たちがどれだけ幸せか感じさせられてしまうほど(笑)。嫌いな鬼たちの過去を知ると好きになってしまいます。そして兄弟たち、鬼殺隊たちの絆にも涙します。鬼滅はそこまで登場人物は多くないと思うのでとても見やすいです。そして彼らたちの徐々に深まる絆が本当にもう最高。終わった頃には全員好きになりますよ!そしてそして私が最も心打たれたシーンは登場人物たちの諦めないところです。これだけ聞くとアニメなら普通じゃない?と感じるかもしれませんが、違うんです。ここまでする?!もういいんじゃない!?っていうくらい信念を持ってみんなが戦うんです。自分たちも諦めるなと言われているくらいに・・・・。とにかくこれは歴史的に残る漫画ですね。

20代女性

全巻読破!!ストーリーとキャラクター達の心情に心震えました。鬼によって無惨にも殺されてしまう人々や、その家族、大切な人達の思い想像すると、現代を生きる人々にもリンクするものがあり、感情移入をしてしまいます。鬼殺隊の命をかけた戦いも、そこまでしなくてもいいよ!と思いながらも、彼らの「誰一人悲しい思いをさせたくない」という強い気持ちに胸打たれます。そんな真摯なストーリーですが、そればかりでなく、絵柄がコミカルになるギャグシーンや、かわいいミニキャラのようになる場面など、シリアスの合間にも楽しい場面も描かれてていてバランスが良いです。絵柄は筆を使って描いているような線もあり、大正時代を舞台とした物語にとてもあっています。線の太さで力強さを表現したり、微妙な揺れで音や空気の振動さえ表現しているようで巧みです。戦いのシーンでは顕著にみられます。もはや超目玉コンテンツにも関わらず、もう完結しているのも珍しいですね。大体人気が出ると話がダラダラ続くものなのですが。読んでいて、「え、もうボス戦なの!?」と驚きました。これは悪い意味ではなく、スピード感のある展開に度肝を抜かれたのでした。今から読み始める人でも、途中で挫折することなく読破できるでしょう。

20代女性

「鬼滅の刃」を知ったキッカケはNetflixでアニメを見た事が始まりです。内容の続きが気になり、視聴後そのまま漫画を全巻購入しました。漫画を読んでみて分かりましたが原作・アニメ共に物語の内容に変に誇張されている部分や、逆に途中で内容が省かれているなどの差は無く、アニメのグラフィックと原作漫画の作画もとても綺麗で見やすいという印象でした。物語の内容としては今まであるようで無かった鬼と人間の物語で、よくある冒険の物語やヒーローものとは全く違う、新しいジャンルで幅広い世代に愛される作品だと思います。物語の中にはやや過激な描写(登場人物が殺害されるシーン、血など)なども含まれていますが、年代の低い子供達からも愛される理由として、明確なキャラ設定や、シリアスな場面意外にも少しギャグっぽいセリフや描写、何といっても圧巻の戦闘シーンが「カッコいい!」などと言われる人気の理由の一つだと感じます。物語を読み進めるにつれて主要キャラの活躍や、ただの悪者だと思っていた敵には実は過去こんな事があって、涙を誘われるシーンがあるなど、初めてこの物語を見る人でも分かりやすく、且つ物語の世界にグッと引き込まれます。数々の漫画を読んできましたが確実にお勧めできる作品の内の一つです。今となっては「鬼滅の刃」と聞いて知らない人の方が少なくなってきたように思いますが、流行り物で少し遠ざかってしまっていたような方々にも是非読んでいただきたいと思います。

20代女性

漫画は完全に少女漫画派だった私が初めてはまった少年漫画であり、アニメにはまったきっかけになった作品でした。最初は全く世界観が読めないし設定がいまいちだったところもありましたが、こんなに素敵な作品が他にあるのか、この作品を超えるほどの素敵な作品が出てくるのかと思ってしまう作品です。兄弟愛がすごく素敵でわたしにも兄がいますがこんなに妹おもいな兄がいたらもっと仲良い兄弟になっていただろうなとすごく感じました。兄弟愛がすごく素敵なのもそうなのですが、仲間愛がすごく素敵で本当に子どもがもし生まれることがあったら炭治郎のような素敵な子に育てたいなと思うくらいでした。この作品は正義が絶対ってわけでもなく鬼の方の過去も描かれていてそこがまた他の作品になく素敵な要素だなと思っています。鬼が絶対にわるいわけではなくて過去に悲しいことがあって悪いことをしてしまっているってところがまたいいてんで人気な部分かなと思っていました。思っていたよりも最後は命がたくさん失われしまって悲しかったですが、拍手したくなるくらいの素敵な結末でした。正直この作品を涙なしで見ることはできないし出来る人はいないんじゃないかなと思います。

30代男性

私は、あまり漫画を一気に読むタイプではないのですが、とにかく!!とにかく凄い速さでページをめくってしまうくらい、「続きが気になる」「早く読みたい!!」と思って読み進めてしまう漫画です。家族愛、そして仲間への信頼や尊敬する心、主人公の敵に対する憎しみや優しさが、読み手に分かりやすく描かれているように感じました。鬼滅の刃が話題になった時は、漫画がある事さえ知らなかったのですが、周りの人からの話を聞くと楽しそうだったので、そんなに面白いのか…?と思いながら半信半疑で読み始めました。しかし自分が想像してた以上の壮大感で、あっという間に物語に惹き付けられ、主人公である竈門炭治郎と、一緒に戦っている気持ちになります。そして、一緒に戦っている気持ちになるので、戦い終わったあとの疲労感、達成感、安堵などが一気に込み上げてきました。また、敵である鬼の心情や背景は、今の時代に対して訴えてる事なのでは?と思いましたし、自分の今までの人生はどうだったかなと振り返ることも出来る、いい機会にもなったと思いました。鬼滅の刃を通して、人間は生きるか死ぬかの二択であり、人生で一度きりの命の尊さを噛み締め、また、これからの人生では悔いのないように、自分に正直に生きて過ごしたいと思えるような漫画でした!

20代男性

まず、義勇の「生殺与奪の権を人に握らせるな」という台詞で驚いた。普段使わないような言い回しだが、義勇が言うとどうしてか違和感がなかった。それから禰豆子が鬼になり、それを助けるために鬼殺隊に入る。そういう、血縁関係者や友人、恋人などを助けるために悪をくじくというような物語は、王道で使い古されているがやはりいいと思った。ただ、それ以降の炭治郎が優しすぎて、男性としては感情移入できなかった。女性にとって完璧な紳士的男性を見ていると、勝手にコンプレックスを抱いてしまうからだ。だから、炭治郎が敵に同情しているときも、早く殺せよ、と思ってしまった。あと、敵は敵で、鬼になる理由があったんだ、人を殺す理由があったんだ、という、敵は完全に悪い奴という訳ではないんだよ、みたいなメッセージ性は、少年ジャンプらしいな、と思った。ハンターハンターもワンピースもナルトも、そういうところがある気がする。あと、劇場版鬼滅の刃の、興行成績国内一位に踊り出るような人気ぶりについて、僕はコロナウイルスが蔓延していた時で、先の暗い未来に対して、ストーリーの中で煉獄杏寿郎が犠牲になる姿を見ることで、勇気づけられた人が沢山いたから、あれだけの人気を得たのだろう、と思った。それから、最後の鬼舞辻無惨が赤ちゃんの姿になるところは、完全に『AKIRA』だ、と思った。

30代女性

アニメから入り漫画を読みました。アニメも漫画も、最初はキャラクターのモノローグが多くしつこく感じましたが、読み進めていくうちにそれも魅力に感じるようになりました。もちろんそれだけではなく、ストーリーやキャラクターにも引き込まれました。設定そのものにはそれほど目新しいものは感じませんでしたが、下手に引き伸ばさない展開はテンポが良く読んでいて心地良かったです。何より各キャラクターそれぞれに違う魅力があり、よく作られているなと思いました。特に少年漫画にありがちな主人公の無双ではなく、最後まで主人公より強いキャラクターがいることにも面白さを感じました。個人的に、主人公補正というか、漫画的にはしかたのないことかもしれませんが、主人公があまりにも強くなり過ぎることにはリアリティを感じず、また他のキャラクターが霞んでしまうのとつまらなくなってしまうように思うので、その点で鬼滅の刃はファンタジーの中のリアリティがあって面白かったです。主人公以外のキャラクターのエピソードが少なかったのは少し物足りなさを感じましたが、そのぶん読者の想像力をかきたて、人気になる要素の1つだったのかなとも思います。少年漫画で感動したことはあまりありませんでしたが、ラストの展開には思わず感動してしまいました。

20代女性

アニメの第一期を見てから全巻読みました。大変面白かったです。私も長女ですので長男だから、という言葉を多用する炭治郎には共感できる部分が多々ありました。弱かった少年が様々な経験をし、様々な人と出会うことで成長していく様は昔の王道という感じがして読んでいてワクワクしました。呼吸という斬新な必殺技は印象に残りやすくてよかったです。作画も綺麗だったのでアニメ化されていない部分を読んでいても動いて見えるほどの躍動感があって目で見ても楽しい作品です。また、1番好きだと思ったところは鬼殺隊に入った隊員たちの思いや葛藤を描いたり、鬼を悪者のままにせず鬼の過去に触れ、どうして鬼になったのか、人間だった頃はどんな人物だったのかを丁寧に書くことによってそれぞれの正義や生活があるのだと作品を通して教えられた様でした。少し残念だったのは中盤以降駆け足になってしまった感じがあるのでもう少し引き伸ばして色々な登場人物の過去や考えに触れられたらもっと読み応えがあって感情移入出来たのにと思います。時代背景も大正時代で隊服は洋装なのに皆羽織りを着ているのが和洋折衷が好きなのですごく良かったです。登場人物も決して多くはなく覚えやすくある程度なら振り返らずにサクサク読めるのもこの作品の魅力だと思いました。とても感動するお話でずっと泣きっぱなしでした。

20代女性

全巻読んだ印象として、まず「炭治郎はとても今の時代にあったヒーローだ」と思いました。一昔前の漫画は自信満々でリーダー気質のヒーローが多かったように感じましたが、鬼滅の刃はそうでなく、葛藤しながら少しずつ成長していく、性格的には優しい主人公だと思いました。これが今の時代の若者たちの共感を呼び、人気に火がついたのではないかと思っています。また、鬼を完全なる悪としないという世界観も、多様性が求められる世の中で共感を得ていると思いました。個人的には猗窩座や惰姫など、もともと人間だった時代に辛い思いをして、それを思い出すシーンは涙なしには見られませんでした。主人公やその仲間たちだけでなく、敵役にも感情移入できる点は、物語の見方がいくつにも広がる点でとても素晴らしい構成だと思っています。何度も見返すことによって、新たな発見もあり、とても深い作品だと思いました。血が出たり、暴力的なシーンも少しはありますが、私の働いていた保育園の園児も全然気にせず見ている子も多かったので、それほど支持を集めているというのはとてもすごい作品なんだと感心しました。絵もわかりやすく、いろんな年代に支持されるものだと思うので、まだ読んだことのない人には是非一度読んで欲しい作品です。

30代男性

正直、最初はちょっと絵が見にくいなとは思っていました。しかし読み進んでいくとその絵柄も込みで引き込まれていきます。ストーリー自体は鬼になってしまった妹を人間に戻すために鬼と戦う、というありきたりなものですが、とにかく主人公の炭治郎が優しいのが特徴です。戦い自体は躊躇しないものの、敵である鬼のことも慈しんでいるのがとても印象的でした。鬼は首を切られて死んでしまう時に生前のことを思い出すのですが、そのことで鬼になったことを後悔したり、涙を流したりします。そんな恐ろしくも可愛そうな鬼に炭治郎は寄り添い、時には涙を拭ってあげたり、目を閉じさせたりします。特に優しさを感じるのは、那田蜘蛛山編で出てくる鬼の家族のお母さん役をしていた少女の鬼に対してです。最初は他の鬼たちと同じように普通の技で倒そうとするのですが、迫ってくる炭治郎に手を差し出して、まるで首を切ってほしいかのように諦めた顔を見て、炭治郎は鬼殺隊で唯一の痛みを感じさせない技で首を切ります。まるで優しい雨に包まれるかのように首を切られた少女の鬼は、優しい顔をして死んでいきます。鬼はもともと人間ですが、生前の記憶を捻じ曲げられていることで残虐になることが多いです。そんな鬼にも厳しくも優しい炭治郎は、少年ジャンプ主人公の中でもトップクラスに善良な人だと感じました。

30代女性

鬼に家族が殺されるところからストーリーが始まり、鬼の姿や見た目もけっこう気持ち悪いと感じたので、最初ほのほうの印象は残酷なマンガだと思っていました。ですがストーリーが進むにつれて、奥が深くて面白く良くできていて楽しめました。鬼と戦い相手の首を切ったり、全体的にはダークな雰囲気で残酷な場面もありますすが、そのほかにもコメディ部分も多いので、感動もあり、ときにはクスッと笑えるところもあり、そのバランスが読みやすかったです。また、登場人物の一人一人の個性が違うので、柱の魅力も、最初の印象とあとからでは変わってくるのが面白く、人物にも引き込まれました。ものの考えだったり、強さ種類の現れかたは人それぞれだけど、皆個性があって頼もしい存在だと感じました。また、鬼は鬼で個性がありました。鬼は敵で悪者には変わりないけど、その鬼ひとりひとりにも過去の人間だったころの記憶や思いがあって、鬼になってしまったいきさつなど、細かく描かれているので、鬼にも感情移入してしまうこともあります。ただ鬼を倒して終わりではなく、そのほかのストーリーがしっかり作られていて、分かりやすい言葉が多いので鬼滅の刃は子供でも大人でも入り込めるマンガだと思いました。

30代女性

TVアニメを最初に見て、それから原作マンガを読みました。無限列車編までは、映像化しているものまで買って、またアニメがやったら、その分を買おうと思っていたのですが、遊郭編からは、もう続きが気になって、映像化待たずに原作を買ってしまいました。読んだ感想としては、こんなに感情移入出来るキャラクターが多い作品は今までなかったので、ストーリーにものすごく惹きつけられました。ちょっとした回想部分でも、深い言葉があったりして、作者の吾峠先生はただの漫画家さんではないなと感じています。また、ストーリーが完結しても回収出来ていない伏線みたいなものも多く、それが良い意味で余白となって、「こうなんじゃないか、ああなんじゃないか」とファンに推測させる部分などはジブリ映画と共通するものを感じています。こういう余白のある作品は、後々まで愛される傾向があるので、やはりすごい作品だと思っています。沢山の方がこの作品にハマっているので、関連本もいっぱい出版されていて、それを読んでから新たな発見があり、また原作を読み返すきっかけにもなったりして、本当に奥深いです(ちなみに私のお気に入りの鬼滅解説本は、精神科医の名越先生が書かれたものです)。鬼滅は、家族愛が割と多く描かれる作品ですが、少年漫画で家族愛をこれだけしっかりと扱った作品を私は他に知りません。そして、家族愛というのは、日本人だけでなく、外国の方にも共通して受け入れられやすいテーマです。だから、海外にもファンが多いのかもしれませんね。

20代女性

映画が流行っていると聞いて、鬼滅の刃が完結したあとに読みました。絵柄は少し太めの線で和風な感じです。今まではどちらかというとリアルな絵柄の漫画を好んで読んでいたので、墨絵のようなタッチは新しかったです。前情報がほとんどない状態だったので、序盤はストーリーに入り込めず、一歩引いて淡々と読んでいました。映画になった無限列車編も、話についていけないまま読み終えてしまい、私は鬼滅の刃はあまり好みじゃないのかも…と思ったんです。しかし、人間側だけでなく、鬼側の回想シーンや過去をしっかりと描かれていたので、だんだんと鬼滅の刃の世界観が好きに。クライマックスでは、涙が止まらなくなるほど感動しました。兄と妹の絆。人と人との絆。鬼はどうして鬼になってしまったのか。序盤からほぼ全てのキャラクターに対して、感情移入できるシーンがありました。敵味方関係なく、魅力的なキャラクターが多いのは素晴らしいです。はじめて読んだときはよく分からなかった序盤のシーン。キャラクターの名前や性格、この先に起こることを把握しながら読むと非常に読み応えがあって、おもしろかったです。私は電子書籍で購入しましたが、何度も読みなおしたいと思える良作です。

10代女性

とにかく絵が綺麗で迫力のある漫画だと思います。残酷な描写もそこまでグロテスクではないため、子どもも大人も楽しんで読むことができる作品だなと感じました。主人公である炭治郎はすごく家族思いで、家族として唯一残った禰豆子への愛情を話が進むたびに垣間見ることができました。また、炭治郎の異常なほどの心の広さや、心の温かさがひしひしと作中から伝わってきて、とても癒されました。また、禰豆子がとにかく可愛いのが魅力的でした。禰豆子も兄である炭治郎のことが好きなため、お互いがお互いのために鬼に立ち向かい、戦うということにとても感動しました。どうして鬼殺隊にはいったのかということを描写することで、それぞれのキャラクターの過去を知ることができ、鬼殺隊にはいったきっかけを知る前よりもさらにそのキャラクターを魅力的にみせるというのが素晴らしいと感じました。だんだんと話が進むにつれて死んでしまうキャラクターも想像するのがとても残酷ですが、だからこそリアル感があり、人は鬼と違って簡単に死んでしまうんだということをより実感しやすくしているのだと思いました。巻が進むにつれて強い鬼との戦闘が増えてくるため、ひやひやしながら戦闘の様子を楽しむことが出来ました。倒された鬼にもそれぞれ過去があり、 その過去を知ることで一概に鬼を嫌いになるということなく、その鬼に同情心を抱けるというのも魅力だと感じました。

10代男性

今現在人気が定着した鬼滅の刃ですが、一部の過去の漫画のオマージュが多かったり、見たことのある展開も多く、一部の漫画ファンには不評ですが私はとてもそのオマージュ作品を見ていたとしても面白い作品ではあるし、数ある漫画の中でも上位な方の作品だと思っています。私は何故この漫画が流行っているんだと訝しげでみてました。実際に面白くなったのは中盤ですし、かなり地味な展開が続き人気キャラクターが出ても面白くなるのは先でしたが、5巻から盛り上がり話が面白くなっていきます。ここで何故流行って面白いのかをやっと理解できてほっとしましたね。この作品のギャグはとても寒く、大人には受けませんが子供向けのギャグにしたのも良かったですね。実際に子供にも浸透して売れていきましたし。ですが、シリアス展開や戦闘シーンはテンポが速く、面白みもあり他の漫画と比べて文字数が少なく、内容も鉄板なので私にとっては、非常に読みやすかったため、他の文字数が長くて面白くない漫画よりは良い漫画だと思います 言葉にも魅力を感じますねこの作品は「逃げるな・卑怯者!」「あなたは何のために生まれてきたの?」など煽りある言葉で、是非ラインスタンプしてもらいたいですねw 総括すると見てない人はもういないと思いますが、漫画など見ない人でもお勧めできる初心者でも読みやすい漫画になっています

40代女性

登場人物がみんな、とにかく優しくて、爽やかな気分になれる良作でした。特に家族愛には感動します。現実にあんなに全員がお互いに愛し合える家族がいるとは思えないですが、もしいたら最高だなーと思います。炭治郎みたいな息子がいたら、もう超自慢の息子ですね。鬼の皆さんは悪役ではありますが、一人一人が鬼になってしまったエピソードを考えれば、同情してしまいます。猗窩座のエピソードはすごく心に響きます…。人間の時は、精神的にも心強く困難に自分なりに立ち向かい、どこか炭治郎にも通ずる部分も見えるような優しさを持つ、女性への愛し方もすごく男らしいイケメンだったのに…。最後に心折れてしまっただけで、人ってこんなに変わって、鬼になってしまうんだなぁと悲しくもなります。しかし鬼になっちゃうのも分かると共感できるくらいに悲しい運命の人生を送ったイケメン猗窩座、大好きなキャラクターです。こんなに心に響くストーリーに近頃出会っていないと思うくらい感動しました。炭治郎、猗窩座、小芭内と、性格イケメンの多いマンガです。私の中では小芭内はイケメンです。普段ネチネチしてても、女性へのひたむきな気持ちが爽やかで、心のきれいさが見えるからです。これは大ヒットするのも当然だと納得できる良作でした、とても面白かったです。

20代女性

読み進めていくにつれてどんどんハマっていってしまう感じで、寝る時間も惜しんでまで毎日読み続けるほどの良作でした。アニメを見てみてから漫画ではどうなのかと思い手を出してみたものの、漫画好きや鬼滅の刃をアニメで見たという人意外にも本で刺激を得たい人には本当にオススメしたい作品です。鬼殺隊員や鬼の過去などは本当に深く描かれており、一見子ども向けな作品なのに大人の私でも漫画を読んでいて涙を流してしまうほど感動する部分が多くありました。煉獄さんという愛される人物を殺した鬼に対してこんなにも感情を持たせるなんて、そのへんの生半可なアニメにあるエピソードでは無理だろうと、そのクオリティーの高さに改めて感心するところです。作者の方のキャラクターたちへの愛情も深く伝わるものがあり、ここまで実在することのない登場人物たちを生きさせることができるのは本当にすごいと思います。ストーリーの中で矛盾点もないので、その信念の深さ・大きさに驚きました。主人公の最初から最後まで真っ直ぐな性格や、仲間たちとの熱い絆にも大きく心を揺さぶられました。子どもたちにとっても学ぶことが多いと考えられますが、本当に大人でも心から楽しめる作品だと思います。

20代女性

読み応えがあり、周りにいる人を大切にしようと思える漫画だと思う。兄に勧められて読み始め、あっという間に最終話まで読み進んだ。なぜはまったのかと考えると、まず主人公が弱気になることが多いことが大きいと思う。炭治郎は少年漫画によくある「いつも前向きで力を発揮できる」タイプではない。戦闘中でも「もうだめだ」「できない」などと弱気な発言が多く見られる。ありえないほど素直、家族思い、やるときはやるなどの主人公路線がありながらも、ネガティブな発言や弱気になることがあるからこそ、つい自分に重ねてしまうシーンもあったのかなと思う。また、一人ひとりの設定がしっかりとしており、それぞれの過去や背負ったものを理解してから読むと、また違った思いでもう一度読める。主要人物はもちろん、鬼1体とっても設定がある。ほとんどすべてが「対人」についてのエピソードであり、自分の周りにいてくれる人への感謝に気付いたり、今とは違った視点で捉えたらより良く関われるのではないかと思えたりと、自分に落とし込んで考えられることがあった。エピソードの浅い深いはあるが、それぞれにとっては重い過去なのだろうと感じる。それらを理解した上でもう一度読みたくなる漫画である。作画は最初は好みではなかったものの読み込むうちに好きになり、戦闘シーンの描写がとにかくかっこいいと感じた。戦闘シーン然り、登場人物のエピソード然り、また定期的に読みたくなる漫画である。

20代女性

話題になったアニメを最初から最後まで視聴し、続きが気になって仕方がなかったため漫画作品を読もうと決めました。読み始めた頃は、無限列車のストーリーさえ全て読んでしまえばあとは読まなくても良いかと考えていましたが、いざ読み始めてみるとそうはいかず、結局ずっと続く限り読み進めていってしまっている状態です。それくらい、一度作品に触れて仕舞えば一生離れることはできない中毒性と、作品の良さがあります。続きが次はどうなるのか、と常に次の展開が気になる面白いストーリーに加えて、内容が本当に深いもので学ばされることがたくさんあるため、やはり子どもだけではなく性別・年齢問わず誰もが楽しめるものになっているなと感じます。鬼が人間であった頃の記憶や、鬼滅隊一人一人の人生など、全て細かいところまでしっかりと設定されており丁寧に描かれているため、途中で見失うこともなく理解がしやすいですし、感情移入もその分してしまいます。また、失敗を許すことの大切さが描かれるシーンの多さや、親と兄弟間における愛、またそれぞれの人間関係における信頼を築く大切さ、大切なものを受け継ぐこと、そして個人の責任では決してないことなど、生きていれば絶対にタメになることばかりが学べるので本当に良作です。話題になっただけ期待して全く問題ない素晴らしい作品であるため、非常におすすめです。

40代女性

最初は家族に勧められてそれとなく読みました。最初は意味がよく分からなかったですが、読んでいくうちにどんどん話の内容にのめりこんでいきました。普通の少年マンガは読むのにすごく時間がかかるけど、鬼滅の刃は話の内容も分かりやすくてすぐに一冊読み切ります。禰豆子と炭治郎の兄弟の絆が深く一話目で家族が死んでしまってすごく切なかったです。炭治郎のおおらかな性格が自分もこうありたいと思わせてくれるような性格で家族を大切にしないといけないと心を打たれます。仲間の善一と、伊之助のキャラクターもそれぞれ濃ゆくて仲間同士の絆も描かれてます。柱もみんな強くて必ず自分の推しの柱も登場してそれぞれの物語があって深く心を打たれます。柱それぞれ内容も深くの言葉が胸に刺さるような内容になってます。とりあえず泣けるシーンも多くてそのシーンがとても胸に突き刺さります。私は柱の天元さん推しです。自分を犠牲にして大切な人を守り抜く強い人で、お嫁さんがら3人います。その3人にもとても優しくて守ってくれるとても理想的な男性像です。私も天元さんのお嫁さんになりたいくらい好きです。鬼滅の刃は家族でも楽しむことができる内容になってるので、見たことのない人はぜひ読んでもらいたいマンガです。

30代女性

すごく裏設定がよくできていて、作り込まれいるストーリーに感動させられるお話。こんなに今までつくりこまれた漫画ってあっただろうかっておもってしまうほどよくできています。途中で意味わからくなることもよくあるんですが、後々読んでいって、その場面を読み返すと「あーそういうことだったのかー」なんてことがたくさんあります。フラグ回収が大半されており、風呂敷を広げたままでおわることもないからこの作品は事前に考えられていて、後付けやノリでつくってないことが読み取れるから本当にすごいとおもいます。アニメとか映画化されるのも納得の作品。設定もよくて序盤は人間VS巨人って言う展開がおもしろくて、メチャクチャ訓練して巨人を倒そうと主人公エレンたちが奮闘するんですが、まあ、力の差が歴然で一瞬にして人間が死んでいくんですよね。「正直、努力しても無駄なもんは無駄」と絶望感をあじわわせてくるくだりは鬱漫画チックなんですが、それでも頑張ろうとする人間たちを応援したくなりますね。最終的には人間同士の争いだということになるんですが、この展開も読み進めていて混乱するんですが、最終読み終えたらすごく納得できる作品となってます。

30代男性

一度は読んでみるべきだと思います!私も流行っている時にはそんなに関心がなかったのですが、友人に勧められて、漫画が完結したタイミングで一気に読みました。主人公の成長が如実に描かれている事と、何事にも努力が重要視だとも気付かされますし、何より炭治郎の素直さというのは素晴らしいなと思わされます。戦闘のあるほとんどの漫画では主人公の周りで重要人物の死が数回あったりするのはベターですが、最終的に生き残っているキャラクターが凄く少なかったのが衝撃的でした。そして炭治郎自身が単純(いい意味で)なので物語も入ってきやすいので読みやすい。ただし、その単純な形の中にキャラクターの過去や繋がりなどが沢山詰められているので、サクッと読みたい人にもじっくり考察したい人、どちらにもおすすめ出来るなと思いました。また個人的に、最後の戦いが終わってから未来のエピソードの部分がかなり感動しました。炭治郎や善逸の子孫もそうですが、戦いで死んでいってしまったキャラクターの面影を残した人物や、産屋敷さんの一族が短命だったのに、世界最長齢になっていたりして、ああ、よかったなぁ〜と声に出したくらいです。そして余談ですが、アニメも見ましたが(アニメはまだ完結してませんが)絶対漫画で読むべきだと思います!主人公の独白や考えが音(声)で聴こえるのと、文字で吹き出しで読むのとでは音で聴こえる方に違和感を感じるので個人的には漫画をおすすめします!

30代女性

少年ジャンプに掲載されていた作品。主人公やその仲間に感情移入する作品は今までジャンプ内でよく見てきたが、鬼滅の刃は敵の過去や背景も描かれ感動する場面も多く珍しい作品だなと感じました。また登場人物のセリフが私生活でも自分を励ましてくれる時があります。実際に資格試験の前はできるっ!と自分に言い聞かせて炭治郎に元気をもらった私がいます。絵は少し独特なので好き嫌いがわかれるかもしれませんが、最初から嫌いだと決めずにまずは数巻読んでみてほしい。また、どうしても入り込めない場合はアニメを見てほしいです。兄弟愛。家族愛。仕事。友人。私生活でも悩み壁にぶつかることがあると思いますが鬼滅の刃にヒントが隠れていたり、励まされたりします。少年漫画には珍しく、涙なしでは読めない話もあります。そこがジャンプに掲載されている漫画として珍しいなと感じました。作者が女性であるということも関係しているのかなとも思います。またすでに完結している作品なので止まることなく読み進められる所。無理やり続けて面白くなくなることがなく、しっかりと考えられて完結しているので是非、「鬼滅の刃。今更読むのもな。」と思わず手に取って欲しいと思う。

30代女性

私の好きなキャラクターは嘴平伊之助です。伊之助は最初は自分が強くなりたいとか、自分は強いといった驕りから、周りに対しての思いやりや、人を助けたいといった感情はありませんでした。しかし、炭治郎を始めとして色々な人と触れ合い、学んでいくうちに、仲間思いで人間らしい心を持っていくのがとてもよく分かります。その過程がとても嬉しく親目線のような感覚で見てしまいます。炭治郎や善逸とのやり取りもとても微笑ましくて大好きです。鬼滅の刃は、残酷なシーンが多いと聞いていたので、最初は読むのを躊躇っていましたが、それ以上に、家族の絆や仲間との絆に感動する場面がとても多いと思います。また、声を出して笑ってしまうような笑えるシーンも多く、子供から大人まで幅広い世代の人が楽しめる漫画だと思います。人を喰らう鬼にも、それぞれ人間時代の辛い過去があり、憎みきれないキャラクターの鬼が多いのも特徴的だと思います。鬼の過去の回想シーンではほとんどの回で涙無しでは読めませんでした。最後の方の怒涛の戦闘シーンは息つく暇もなく、一気に読んでしまうほど展開が面白く、またボロボロ泣いてしまいました。これだけ話題になるのも納得の素晴らしい作品だと思います。

20代女性

衝撃的な始まりが印象的な作品です。妹を救うために人を喰う鬼を退治するというストーリーの展開上、物語は暗めのトーンで進んでいきますが、それによって炭治郎や鬼殺隊の必死さが身に染みて伝わってきます。命がけで鬼に挑む炭治郎たちの戦いは真に迫る迫力があり、戦闘シーンは大きな見せ場になっています。敵である鬼も元々は人間という設定が物語の切なさを際立たせており、毎回丁寧に描かれる鬼の過去には何度も涙を流しました。シリアスなシーンの合間には、鬼殺隊士同士の朗らかなかけあいがコミカルに描かれています。ギャグシーンの少し崩したデフォルメイラストは癖になる味わいがあってかわいいです。女の子のキャラが男の子と同じように強いところも素敵だと思います。少し前の少年漫画では、ヒロインはか弱くて守られるものというのがセオリーでしたが、『鬼滅の刃』ではそうではありません。禰豆子を始め、しのぶさん、蜜璃ちゃん、珠世さんなど、女性ならではのしなやかさや細やかさを武器に戦う女の子がたくさん出てきます。クライマックスでは、息もつかせぬ戦闘シーンと伏線回収で読みながら鳥肌と涙が止まりませんでした。夢中になって毎週ジャンプを買ったのを覚えています。

20代男性

私はアニメから「鬼滅の刃」を見始めて、単行本の最新巻まで読みましたが、物語の構成からキャラクターなど面白く、関心を強く惹かれる点が多かったです。中でも、炭治郎と禰豆子の兄弟の絆が私個人としては強く胸を打たれた点でした。私の妹も小学生になる前の子供ではございましたが、「鬼滅の刃」にハマっておりました。教育上、鬼の首を切るシーンはあまりよろしくないとは思いましたが、作品がその概念を覆すほど面白かったと私は思っておりました。また、私の妻が勤めている保育園では、「○○の呼吸」と言いながら、「鬼滅の刃」ごっこをすることが流行りであったと聞きました。これほど大人から子供まで認知されていて社会現象を巻き起こすほど作品は、今までにあまりないと思います。私個人としては、善逸が好きなキャラクターでした。「炭治郎と禰豆子の兄弟の絆」とか言ってましたが、善逸推しです。理由としては、彼が唯一使用することのできる「壱ノ型 霹靂一閃」とい技があるのですが、それがカッコいいと感じたからです。もちろん、技の見た目がカッコいいと思う部分の一つではありますが、一つの技のみでいきのびていることが純粋にすごいと思ったからです。まさに、職人のようであると私個人としては感じました。

30代女性

子どもたちの影響で飼い始めましたが結局は親である私が本屋に通い大人買いしてしまうほどハマってしまいました。それほど、子供騙しではなく大人にも読み応えのある内容でした。全体を通してよく出来たストーリーで、時には鬼となった人物に対して共感するような感情が沸き起こる場面もありました。人間にとっては敵であるはずの鬼に対しても何故か同情し、何度も涙が出ました。気持ち悪いだけの鬼ばかりではありません。鬼となった背景が私たちの共感を誘い、感動につながるのです。全体のストーリーは、単なる鬼と人間の対決だけではなく、家族を惨殺された少年の成長や、人間の弱さ、誰もが目を背けてはいけない問題に対する描写もあり教えられることも多く考えさせられるものでした。作者が女性なので、細かい心理描写が上手くなされていると思います。一巻の初めに、少年の家族が全員鬼に惨殺されてしまい、そのシーンがとてもとても辛く、そのまま読み続けることが出来ないのではと思うほどでしたが、周囲の3巻まで頑張って読めばそこからはどんどん面白くなる、という声を信じてその通りにしてみると、本当にそうでした。辛かった経験もがその先の少年の成長の糧になるのです。これから読む方にも是非それを伝えたいと思います。

30代女性

面白すぎて、1巻から最新巻まで休憩なしで一気に読んでしまえるほどの最高の漫画です。実は読む前、先に読んだ人から『首を切るシーンがある』ということを聞いていたので、グロイ表現が苦手な私はきっと自分は読めないだろうと思っていました。でも、友達や家族があまりにもこの漫画のことを面白い!絶対に読むべきだ!と言うので、勇気を出して第1話を読んでみると、驚きました。確かにグロイシーンはあります。でも、そこまで気持ち悪いものではなかったですし、それよりもテンポの良いストーリー展開と、登場するキャラクターたちの魅力がすごくてグロイシーンはあまり気になりませんでした。キャラクターたちは本当に全員素敵で魅力的なのですが、私はとくに鬼が好きです。やっていることは最低だと思うのですが、鬼たちにも『そうなってしまっても仕方ないよな』と思う過去やさまざまな思いがあります。正直言ってこの漫画はすごく切なくて、悲しくて、苦しくて、辛いです。でも、それよりも嬉しくて、楽しくて、読むたびに元気や勇気をもらえます。人として1番大切にしなければならないこと、家族や友人がいてくれることのありがたさ、自分が強くなることの重要性など、さまざまな大切なことを教えてくれるこの漫画が大好きです。私はこの漫画を大人も子供も読むべきだと思いますし、きっと皆が楽しめるだろうと確信しています。

20代女性

展開が速く、さくさくと最終巻まで読めました。そして何度も読み返して涙しました。登場人物が強敵と戦ったり、心や体の成長だったり、技が出てきて格好良かったりするのですが、私の中では色んな愛が描かれた作品だなと思いました。家族、兄妹、恋人、キャラクターひとりひとりの表情や心情が豊かに表現されていて、そこも人気が出る理由のひとつではないかなと思いました。私には息子が一人いるのですが、物語に子供が絡んでくると、感情移入して嗚咽しながら涙していたのを覚えています。敵側にも色んな思いや考えがあったりしますし、この作品はあとで他の人と考察するのも楽しみ方のひとつじゃないかなと思います。目を背けたくなるような表現もあったりするので苦手な人には難しいかも知れませんが、色んな人に見ていただきたい作品だと思います。ところどころ絵も可愛く描かれて、特に笑顔の顔が可愛らしいので、癒されるところもあります。名シーンや心に響く名台詞もあり、長々と読みにくい作品ではないと思うので、さくっと読みたい方にはおすすめしたい漫画です。少年漫画らしく刀や設定などが格好良く、子供なら真似したくなっちゃうと思います。私は読んでよかった素敵な作品でした。

30代男性

鬼滅の面白いところは、主人公が決して最強ではなくご都合展開も極力排除したところですね。かと言ってマンガとしてのエンタメ要素はきっちり押さえており、魅力的なキャラクターや技のカッコよさなどは秀逸だと思います。特に好きなのは悲鳴嶋です。最強だから好き、と言う訳ではないですが彼でも無惨には一人で勝てる訳ではないですがそれに迫る強さを手に入れていくのが好きでした。最初から柱の中でも飛び抜けて強かったですが、煉獄さんの件でそれでも敵わないかもされない現実を知りましたね。しかしそこから命を賭して手に入れた痣と透き通る世界を覚え、披露するのがカッコ良かったです。また覚えるなりすぐに実戦の中で活用し、応用していくのがすごすぎました。流石の黒死牟もめちゃくちゃ驚いており、喜んでましたね。人間の身でありながら、上弦の壱と良い勝負が出来ると言うのはそれまでの鬼と鬼殺隊の描写で嫌と言うほど分かってましたから本当に鳥肌ものでした。また一旦分断された後に悲鳴嶋が後から助太刀に現れるシーンもとんでもなくカッコ良かったです。この人本当はどれくらいの強さなんだろう?と言う期待感でした。願わくば最初から最後まで一人で黒死牟と戦って欲しかったですね。

40代女性

主人公炭治郎の鈍感さ加減と、マイペースさは引くところもありますが、真っ直ぐで純真さを忘れない心持は尊敬できる感じもします。家族が鬼に殺されて、妹と二人きりになってしまった故もありますが、特に鬼に対しての優しさを見ても、時に優しさも暴力になりうるのだという象徴を見せられたと思っています。全集中は過集中を良い意味でとらえられたのかと考えられたし、やはりマイノリティを通常社会で認められる兆しになる漫画だったのではないかと思います。柱はほぼマイノリティですし、それぞれを認め合い強くなっていくところは好きな物語です。近代化が進み日本の昭和以前の和の美しさや昔ながらの建築の優雅さ等を忘れさせない風景や台詞もなぜか逆に新しく感じました。今は話し言葉は短縮化された略語が多いというよりも、若者言葉はほぼ年配者には意味不明なことも数多い中、マンガ内での割と荒めのキャラクター「風柱不死川実弥」でさえ、上司であるお館様の前では丁寧な敬語で話していたことがとても格好良く、好感度の上がるポイントでした。「霞柱時透無一郎」においては、ありがちな平成男子的雰囲気を持つ感じがあるのか、子どもの通う小学校の女子の間ではとても人気を博していました。

30代男性

最初は絵柄こそそれほど上手い印象がないが、コマ割りが読みやすく、最初こそパラパラとめくる程度だった。物語的には『吸血鬼』『呼吸』『日の光が弱点』がキーとなっているのですぐに連想したのがジョジョの1部、2部。舞台設定を日本の大正時代、キャラクターを今風にしただけかと斜に構えたのも正直な感想。舞台設定がジョジョのテンプレと言ってもよく、こうなってしまうとエンディングすら容易に想像できてしまったのだが、想像をはるかに超えたキャラクターたちの人間ドラマに涙が出そうになる。特に好きなのは伊之助だ。最初こそ自分が強い事しか興味が無く、自己中心的に振る舞っていたのだが、炭治郎はどんな時でも真っすぐに伊之助と向き合っている。伊之助の個性、生き方を尊重しているからこそできる炭治郎の人柄が現れていたと思う。特に印象的だったのは最終決戦での伊之助の。あのぶっきらぼうな乱暴者だった伊之助が、涙ながらに「できねえ」と言った瞬間は思わず涙が出てくる。直前一コマの炭治郎の笑顔がまぶし過ぎる。最終決戦の伊之助のあのシーンは作中のどのシーンよりも印象的で、炭治郎の真っすぐな優しさを思い出して涙を流す姿には共感せずにはいられない。こんな素晴らしいドラマを見せられては、ジョジョに似ているなどと言うのは無粋というものだ。

40代女性

炭治郎の人柄にとても心動かされる漫画です。鬼に家族を惨殺され、唯一残った妹の禰豆子も鬼になってしまったが、そんな悲しみを抱えながらも誠実に生きていく姿に心打たれる場面がたくさんあります。まずは、自分で妹を人間に戻すという目的をもって、今まで握ったことのない刀を手に取り鬼殺隊に入隊して、強い鬼たちと戦っていく姿がいつもドキドキします。この鬼に殺されてしまうんじゃないかとハラハラします。でも、持ち前の戦闘スキルを活かし、強い鬼たちに勝って、妹を人間に戻すための手がかりを掴んでいき、最後には、妹を無事に人間に戻すことに成功しました。鬼殺隊での仲間との出会いも、炭治郎にとってはかけがえのないものになっていきます。我妻善逸や嘴平伊之助という同じ年くらいの仲間との出会い、一緒に蝶屋敷で過ごす日々、任務に出かける日々なども仲間っていいなと思うことが多いです。後は、鬼殺隊の柱の存在も大きいです。たくさんの柱たちと共に鬼狩りをして、柱たちの戦い方を見て成長していく炭治郎の姿も見どころの一つです。個人的には、富岡義勇とのやり取りが好きです。炭治郎を鬼殺隊に導いた本人であり、炭治郎に水柱になって欲しかったという義勇の思いが知れる15巻が一番好きです。最終的には、たくさんの登場人物が死んでしまいましたが、その後の物語で死んだはずの登場人物たちが現代に生まれ変わっていたならという視点で描かれているのが、とても良かったです。

30代女性

オタク歴20年を超えた私にとっては、どこかで似たような設定を見たことがあると思うことも少なくはなかったのですが、それを上手に鬼滅の世界観にはめ込んで、アレンジされていたと思います。グロいとよく言われますが、それはおそらく話題になっているから読んだ、普段漫画を読まない人の感想ではないかと思います。鬼の首がはねられたり、人間側も体を欠損させられたりはしますが、少年漫画においては珍しくない程度だと思っています。過去のヒット漫画との類似点はあるものの、鬼滅のオリジナリティは大正ロマンっぽい絵柄と登場人物の細やかな心理描写にあると思います。絵柄の独自性は一目見たときから素敵だなと思っていました。可愛いけれどかっこいい、個性的な顔の描写、他の作品と明らかに差別化ができている絵柄です。登場人物の心中については、説明くさいと感じる人もいるようですが、それはもう好みの問題かなと思います。私は嫌いではないです。アニメになった時、特に戦闘シーンの長台詞でちょっと違和感はありましたが、漫画で読む分には状況が分かりやすくて良いです。その丁寧さに男性作家にはない魅力を感じますし、それこそが鬼滅らしさでもあるのかなと思います。鬼側にも同情の余地のある者が多数あり、それを読者にドラマチックに訴えられるのもこの心理描写あってこそのものでしょう。人間と鬼の決着のつけ方も悪くなかったですが、最終回だけはアンサーを必要以上に出しすぎているというか、個人的にはあまり好みではありませんでした。しかし、作者のキャラクターや作品への愛はひしひしと伝わり、先生がみんなに幸せになってほしいと思うのならこれでいいんだよねと納得はしました。

20代女性

作者の考えの深さや揺るぎない信念の強さを実感できるような良作となっていて、一見子ども向けの漫画作品のように見えますが、大人の私でもどハマりしてしまうほどの魅力に溢れていて最高でした。普通であれば作品を読んでいると自分のお気に入りキャラクターが一人飛び抜けて出てくることが多いと思うのですが、この作品に関してはどのキャラクターも個性が豊かでいい意味で異なる性格をしているにも関わらず、どれも愛着の湧くような魅力を持っていて全てのキャラクターを推したくなるような気持ちになりました。おにはただの悪者であるというのではなく、そして単なる人を喰う奴らで敵であるということではなく、彼らにもしっかりと過去やそれぞれのストーリーが背景にはあるという深さに感心しましたし、思わず涙を流してしまうような描写もあって感動しました。そしてまた、家族を心から愛しているまっすぐで清い心を持った炭治郎と、鬼に変貌してしまったにも関わらず人を喰わず人を守り抜く妹のねずこの二人が、ストーリーが進んでいくごとにどんどん成長していく姿が感じ取られるため目を見張るものがありました。毎回鬼と人間のやりとりからやりきれないような思いを絶ってくれる晴れ晴れとするストーリーが味わえるのがまた良かったです。

30代女性

繰り返し読んでも泣ける作品です。主人公・炭治郎が家族を鬼に惨殺されたという悲劇から始まり、唯一生き残った妹・禰豆子を人間に戻すべく鬼殺隊へと歩みを進めていくストーリーに惹きこまれました。妹が鬼であるという現実、人間に戻ることができるのかという不安などを抱えながらも修行を続け、強くなっていく姿に助けられなかった家族への思いの強さを感じさせます。鬼との戦いを重ねる度に強くなっていく炭治郎が描かれ、同時に鬼に寄り添う優しさも描かれており、炭治郎の優しさによって倒された鬼が人間であったころの記憶を呼び起こし救われていく姿に胸が熱くなりました。そこから倒すべき鬼の過去が描かれ、鬼になった経緯の悲しみに苦しくなりました。鬼になることが救いであったという悲劇の数々に苦しみの深さを感じさせます。悲しみ・憎しみが新たな悲劇を生むという負のループに倒されるという形で終わらすことが出来た結末に苦しみからの解放を感じさせ、炭治郎の役割の深さを痛感しました。同時に苦しみから逃れるためと苦しみに縛り付けた無惨の残酷さに改めて気づかされ、胸が痛みました。結末で描かれた無惨との戦いで仲間が命を落としていく展開、また炭治郎さえも自我を無くして鬼になってしまう危機が描かれ、最後まで無惨の残酷さが見られました。その後描かれた、炭治郎が無惨から解放されていくシーンから仲間たちの思いの美しさを感じさせ、そこから現世として生まれ変わった登場人物たちの姿に無惨を倒したこと、そして無惨を倒したことで訪れた平和へと続く未来を感じさせました。どの登場人物にも共感できる思いがあり、それが年齢問わず受け入れられる理由だと感じた作品でした。

30代女性

最初は、子供たちの間で流行っているな程度に思って気にもかけていなかったのですが、大人の女性でもハマる人が続出して、アニメのスペシャル版の那田蜘蛛山編を見て、共感する部分が多く、コミックを買って読むようになりました。この漫画は、色んなキャラクターに感情移入出来るのが魅力だと思います。それは、敵である鬼に対しても同じです。また、漫画だとたった1、2ページで済んでしまうようなちょっとした回想場面にすら、読んでいてハッとさせられる言葉が描かれていたりして、心理描写に深みを感じるところも独特の魅力だと思います。この点に関して言えば、コミックの10巻の炭治郎の弟竹雄の言っていた言葉が特に挙げられると思われます。「人のために怒る人は自分の身を顧みないところがあるから(中略)怖い」なんて、なかなか漫画の世界でも描かれない微妙な人間心理です。それを描き込むところが心憎いというか、作者の方はただならぬ人だと感じさせます。また、このように回想場面と進行中の物語の入れ替わりのタイミングなども絶妙なんですね。更に、回想が他の少年漫画と比べてコンパクトに凝縮されているので、読んでいる側も安心出来るのです。おかげでストーリーの展開のテンポが良くて、これは他の回想だけでだらだら何話も使う少年漫画家さんにも見習って欲しいと思わせる部分です。

30代女性

誰かのことを思いやりながら命を賭して戦うことの尊さが本当によく表されていて泣けるエピソードばかりです。相対する鬼が傲慢で人間の命を虫けらのように扱う描写が多いためにより竈門炭治郎達の優しさが染み渡る構図もよく出来ていると思います。物語が進むにつれて大事な仲間が次々と死んで行ってしまいますが、その時も誰かのために命を散らしていっていますので、決して物語に刺激を与えるためだけに死んでいくわけではありません。遺された想いは誰かが受け継いでいく、人間の尊さを一貫して表現した作品だったと思います。そしてまた敵である鬼も元人間であり、全員ではないものの悲劇があったから鬼に墜ちてしまったというケースも多いです。ここでも人生の理不尽さや人間の弱さが上手く表れていてだからこそどこか共感してしまう部分があります。鬼滅の刃は大きな枠で捉えれば主人公達が強敵を打ち破っていくバトルマンガですが、その根底にあるのは人間ドラマです。そこが多くの人を惹きつけた理由であり、私がこの作品を大好きな理由でもあります。作中で描かれるのはとある一時代の出来事だけですが、その前の時代も先の時代のことももっと読みたいと思われてくれる作品です。

30代男性

鬼滅の刃は世間でブームになっていた時はみることがなくなにがいいんだろうという程度で気に掛けてました。実際にテレビで報道された時初めて見ました。テレビの内容も良かったので単行本も全て揃えてしまいました。炭治郎の妹が鬼にされて人間に戻すための物語とわかったので面白そうだと思ってました。みていて出てくる鬼達も元はみな人間であって、しかも悲しい過去ばかりの鬼達なので悲しい過去を忘れ去りたいから鬼になったのだろうと思いました。実際に鬼になれば人間の時のことは忘れることができるみたいで。あと戦闘シーンでは炭治郎が強い鬼達を倒していくのかと思ったら、鬼狩りの柱と呼ばれるもの達と協力しながら倒していくので、そこで鬼達は強いんだ。炭治郎は最初認められない存在だったけど戦闘を通して認められるようになり柱たちから認められるようになって協力して戦って絆が深まってるんだと思いました。最後の敵も犠牲者があったけれどみんなの協力があって倒すことができたので、本当に倒せて良かったと思ってます。鬼滅の刃は兄弟愛が素晴らしいし、柱達のビジュアルもカッコいいのが魅力の一つです。今では間隔ををあけて単行本を三回ほど読み返してしまうくらい好きなアニメの一つです。

30代女性

戦闘シーンがかなり多くて激しいです。でも鬼や柱の過去など感動するシーンも多いです。私は水柱の冨岡義勇が好きなのですが無限列車あたりから出番が減ってくるので寂しいなと思いました。最初の強気な性格と柱稽古の時の弱気な性格が凄くツボでした。炭治郎は本当に良い奴で強いです。漫画が終わるまでに柱になるのかなと期待していたけど結局は柱にならないまま鬼化したりして鬼舞辻無惨を倒すので、それはそれで平和な世界になって良かったなと思いました。実際に私は大正時代を生きてないし鬼滅の刃のような歴史は聞いた事がないですが現実にこんな事が起きてたらとか想像したりしてました。鬼殺隊は本当に凄いです。御館様と鬼舞辻無惨に血縁関係があった事にはビックリでしたが。鬼滅の刃は細かい所まで色んな意味があったり、そこまで考えてるの?という設定とかもあって読めば読むほどハマっていきました。鬼の中では童磨が1番好きです。新興宗教とサイコパスなところが堪らないです。倒される所は呆気なくて残念でしたが血鬼術も良かったです。戦闘シーンや傷などは少年漫画なのでグロかったりしましたがそこも含めて私は鬼滅の刃が大好きです。柱達が言った名言などは私生活でも胸に刻んでいます。本音は最終回じゃなくもっと続いてほしかったです。

40代女性

息子から何度か勧められていましたが、どうも興味が沸かず内容もただの鬼狩りだと思っていたので、全く興味が沸きませんでした。コロナで家にいる時間が多かったので試しに読んでみましたがハマるまで時間がかかりましたが、何度も泣きました。特に最終巻は涙が止まらなかったです。そして何度読み直しても感情移入してしまい泣きます。もちろん鬼狩りがメインですが、鬼になってしまったバックグラウンドがとても悲しくやり切れない気持ちになります。鬼にはならなくともいろんな苦労や葛藤があって苦しんでという感情は現代にも言える内容だと思います。きっとみんな紙一重な世界に生きているのではないでしょうか。登場するキャラクターもそれぞれ個性があり、こちらもなぜ鬼狩りになったのかを知ると、胸がいっぱいになります。絵面的に少しグロテスクな部分もあるので慣れるのに大変ですが、それ以上に人間関係や相手を思いやる気持ち、絆を改めて考えさせられる内容です。コロナの時に爆発的人気になったのも、内容が面白いのはもちろんですが、絆という面が大きいと思います。人と会えなかった時期だからこそ、会えた時を大切にしようという気持ちがコロナ時と重なったのではないでしょうか。

20代女性

個人的に、ここまで正義感の強いキャラクターというのも稀有で幾度となく驚愕しました。ある意味、畏敬の念を竈門炭治郎に対して抱くほかなかったです。当初の目的を一瞬たりとも見失うことなく、長く険しい道のりを己の足で着実に歩んでいく姿は、カッコイイなんてチープな言葉で片付けて良いものではありません。形容し難い、実に崇高な存在であったと言ってしかるべきです。つくづく炭治郎を兄に持つ禰豆子ちゃんのことが羨ましくもなります。掛けてくれる言葉、向けてくれる表情、いずれも慈愛が感じられる温かさに満ち溢れたものであり、兄として以前に人間として見習わなければならないと思わされることが多かったです。そして、中々の曲者と言っても過言ではない善逸や伊之助とも上手く付き合える柔軟性も大変素晴らしく、コミュニケーション能力の高さも申し分ありません。やはり、彼らの成長には少なくとも炭治郎の活躍が大いに関係していたと見て取れます。しかしながら、善逸の女の子好きな一面には笑わせてもらうことも多く、憎むに憎めない良い性格をしていたと認識しています。伊之助に関しては、案外素直な可愛いヤツであり、不器用な性格も愛さずにはいられなかったてす。

40代女性

柱のキャラクターが魅力的な人たちばかり。私の年代の友達も今まではこのような漫画にハマらなそうな人も推しが出るまでお菓子のオマケを集めたり、フィギュアを買ったりしていました。それも蛇柱の伊黒目当てでした。私自身は最初の方はなにか佇まいからも憂いがある冨岡義勇が気に入っていましたが、物語が進むにつれて不死川実弥の魅力に翻弄されていきました。彼はストレートな感じで怖い第一印象がありますが、実は弟を不器用ながらとても愛しく思っていたり、とてもメンバーに対する優しさが強さの中にあったり、実際の刀を持って戦う強さレベルも高いのですが、人間力も高くいい男だと思っています。特に、お館様に話すときの敬語の姿勢等も目を引く場面でした。
普通の社会上ではマイノリティとして見られるような鬼殺隊の隊員の人生がおよそ15~20代前半でいてとても濃い内容だと思いました。大体鬼によって親や兄弟を殺害されていたり、残されたものが敵を討つような形で物語が展開されていくのですが、ただ鬼に立ち向かう姿勢だけではなく、仲間を思う気持ちや自身の心の中にある経験でできた核のようなものを感じた中で乗り越えていくようなイメージが多かったです。

30代女性

あまり少年漫画は、読んだことがなく大人になって漫画に触れることがなかった中で久しぶりにハマった漫画です。アニメが始まったばかりの頃に序盤でハマり、漫画をいそいで買い集めました。おそらくハマった要素としては、敵も仲間もそれぞれの背景が丁寧に描かれており鬼の中でも同情せざるおえない背景もあったりと心理描写に惹かれたところがあります。もちろん、柱や主人公もとても魅力的でこんなに登場人物がいるにも関わらずそれぞれの個性が際立っていることもあり、柱もどういう人物なのか普段アニメや漫画を読まなくても一人ひとり説明できます。特に鬼滅隊の最高位である柱の称号をもつ炎の呼吸を操る煉獄さんが好きです。恐らく、映画化された原作の主要人物のひとりであるので人気なのかななと思います。基本、柱はとても純粋な心をもった人が多いのですが煉獄さんの本心はとても分かりにくいのですが(あまり表情の変化や喜怒哀楽は大きくない方であるため)正義感と使命感、人を思う熱い気持ちには心が動かされます。また、おちゃめな面もあり、よく食べるシーンで「うまい!うまい!」と連呼している姿も印象的な一面であります。巻数が多い漫画は、途中でダレがちですが、最終巻までとても楽しんで読めました。子供から大人までハマるのも納得です。

30代女性

主人公が心優しく、家族を心から大事にしているという描写が多い漫画は今までの少年漫画であまりなかったように思う。非の打ちどころがなく、真面目で誠実で家族や仲間のためには全力で立ち向かう主人公なので、こちらも全力で応援してしまった。すこし抜けていて天然な所もあるので、憎めない。少年漫画らしく戦闘シーンも多いが、ただ敵を倒していくだけではなく、敵にも同情できる悲しい過去があり、それに主人公が寄り添う姿が印象的であった。それによって敵も慰められていて、きっと改心したのだろうとこちらも切ないけれど、どこかスッキリとした気持ちになることができ、心が浄化されるようであった。仲間や柱として出てくるキャラクターも、個性的で魅力があり、様々な背景がある。ストーリーとしては、家族を失い悪役のボスを倒すために、恩師と出会い仲間と共に成長していくという、よくある単純な物語ではあるが、どのエピソードでもそういったキャラクターの内面に切り込んでいくため読み応えがあり、愛されるキャラクターも多く、様々な層に人気が出たのではないかと思う。ネタバレになってしまうので、詳しくは書けないが、最後の結末に深く感動した。命は受け継がれずっと続いていくものだと、改めて実感した。

50代男性

あまりマンガを見ない人でもスーッと入れるストーリーで読んでいるうちにはまってしまうマンガです。主人公も普通の男の子が鬼に家族を襲われて復讐して行くのですが、妹が鬼になってしまいながらも生き残ってしっかり守っていく兄妹愛も描かれていて女性もハマってしまうのはわかる気がします。主人公とその仲間たちのキャラクターも個性豊かでいつもドタバタしているほのぼのシーンもあれば、いざ戦闘になると、しっかりした戦闘シーンでカッコよくなっていたりと魅力あふれるキャラクターがたくさんいます。柱と言われているキャラクターたちもそれぞれが三者三様の過去を持ち、さらには鬼に復讐をしていく為に波夷羅まで登りつめていく生き様は感動すら与えるのではないでしょうか?さらに鬼にもしっかりと物語があり、人間から鬼になっていった悲しい過去や人間を倒していく理由などもそれぞれの鬼の人生があり寂しくて哀しいシーンなども必見です。多少残酷なシーンが見受けられますが、それは鬼を倒すのに仕方がなかったり、鬼が人間を食らうのに必要な表現だと思うので、リアルさが必要なのだと思います。涙あり、笑いあり、感動ありのこの漫画は大人から子供、男性も女性もハマる漫画間違い無しだと思います!

30代男性

漫画としては非常に珍しく、敵も味方もみんな魅力的なのが特徴的な作品だと思います。設定も絶妙で、何かが突き抜けすぎてないのが読者を置いてきぼりにしない人気の一つかなと思いますね。特に私の場合は少年漫画らしくバトル要素が素晴らしかったと思えました。前提として、人間は鬼より弱い。ここが個人的には秀逸です。いくらあの最強の柱である男でも一対一では上弦の弐に勝てるかどうかと言うレベル。すごく生々しいところが良いです。しかしその中でも、作中でパワーアップの引き金となる痣の発現や相手の攻撃を読める様になる透き通る世界と言う力に目覚めていく柱達ですが本当はどこまで戦えたのか分からずじまいなのも逆に良いですね。鬼に勝てないとは言いましたが、本当はどこまで戦えたのか。頭の中で実現しなかった組み合わせの戦いを妄想しながら色々巡らすのも一つの楽しみになってます。もう一度作者の手で実現しなかったカードを決着がつくまでやって欲しかったと言うくらい終わってしまった今でも考えてしまいます。鬼はやはり最強である黒死牟が好きです。強さを求めて限界を知った男が鬼となる事を求めてしまう人間臭さと、自分の醜さを知ってしまった時に自ら滅んでしまう儚さがたまらなく哀愁を感じます。

20代男性

ジャンプの連載開始時から読んでいましたが、正直ここまで大ヒットするとは微塵も思ってませんでした。個人的にBLEACHが好きなこともあり、鬼殺隊のシステムが良いなと思い楽しく読んでいました。しかし、最後まで読んだ結果、私のピークは映画にもなった無限列車編です。ここまでの話は読んでいて、非常にワクワクしていました。柱でも倒せない上弦の鬼の絶望感がものすごく、これからどうなるのか楽しみにしていました。なぜ、無限列車編がピークと感じたかには2つ理由があります。一つ目は遊郭編、二つ目は無限城編です。まず、遊郭編について。遊郭編は連載当時、期待していただけに微妙でした。理由は、前々から、真面目なシーンに入れてくるギャグが台無しにしてるなと思っていたのですが、遊郭編に入りそのギャグが増え、正直そのギャグが全く面白くなく、テンポが悪くなったなと感じたからです。二つ目の無限城編は、「無限列車編」を彷彿とさせる始まりでした。次々と行われる柱vs上弦の鬼たちの戦いは非常にテンポよく描かれていて良かったのですが、ラスボス戦がイマイチなのに加え、オチが意味わかりませんでした。ラスボス戦は、上弦の鬼たちすら恐れていた人がどんな技を使ってくるのか期待していたが、別漫画に出てくるような風貌で、インパクトに欠けたこと。最後の命乞いが、正直ボスの威厳もなく、見ていて見苦しかったのが用意です。そして、個人的な鬼滅の刃最大の面白くない要素が最終回です。最終話の前の話で終わっていれば、そのほかの部分は目をつぶることができたが、これにより台無しになった感がものすごくあるので、ピークは無限列車編だという結論になりました。

30代女性

私が「鬼滅の刃」を知ったきっかけは2018年に放送されたアニメがきっかけでした。そこから原作の方も気になり読みはじめました。アニメとはまた違う吾峠呼世晴先生の味のある絵柄がとても素敵だと思います。物語序盤の影のある描き方から、終盤の丸みをおびた可愛らしい描き方も大好きです。漫画の原画展にも行き、先生の画力の高さに驚きました。物語も鬼になってしまった妹を人間に戻すために鬼を倒す旅にでる炭治郎に始めから涙しました。登場人物もどのキャラクターも魅力的で大好きです。私は特に竈門兄妹推しです。炭治郎が鬼の禰豆子ちゃんに向かってヨシヨシしたりするところがとても可愛らしいです。また禰豆子も戦いの中で兄がピンチの時は庇うところに涙しました。煉獄さんをはじめ、鬼殺隊・柱の心粋が凄いので感動します。鬼側サイドの心情も描かれていて、切ないです。十二鬼月の鬼達も大好きです。物語終盤は怒涛の展開なのでハラハラしながら読みました。第3期のアニメも来年2023年3月か4月頃に放送される予定なので、沢山動く無一郎と蜜璃を見れるとても楽しみにしています。これからも長く愛される作品だと思います。沢山展開して下さるのを楽しみにしています。

30代男性

大正時代のある日竈炭治郎の家族を鬼が襲い妹の禰豆子以外の家族が惨殺され、唯一生き残った妹の禰豆子も鬼となり禰豆子を鬼から人間に戻す為鬼狩りの道へ進むという始まりでした。個人的印象が残ってるシーン何点かあります。まず一つ目は無限城変の猗窩座対炭治郎、冨岡義勇です。もちろん戦闘シーンも物語の前半に比べ炭治郎の成長が著しく、炎柱煉獄杏寿郎を倒した上弦の鬼猗窩座に対して炭治郎のヒノカミ神楽、冨岡義勇の水の呼吸11の型凪で応戦するなど魅力たっぷりです。一番よかったシーンは人間だった時の記憶を取り戻し、消滅していくシーンです。貧しい家庭で育ち、病気の父の薬のお金を稼ぐ為スリを繰り返す日々を過ごし罪人の証として腕に刺青が刻まれてしまいます。そして6回目の刺青が刻まれた、犯罪の原因になったことへの自責の念から父が自害をしその後追放され、追放された先で道場主の慶蔵と出会い道場の跡継ぎと、道場主の娘恋雪との結婚が決まり幸せな生活を手にそうになりますが猗窩座の強さに嫉妬した隣の道場の人間によって井戸に毒を盛られてしまい、彼が不在の最中に慶蔵と恋雪が死んでしまい人を捨て鬼になりますが鬼となった後も、女性を一度も殺していないという所は猗窩座らしいと感じました。また父や慶蔵、恋雪に迎えられ地獄へ旅立つシーンはとても感動しました。

30代女性

私が生まれてきて一番ハマったのが鬼滅の刃です。鬼滅の刃を知ったきっかけはテレビアニメで、最初は「あ~なんか話題だし見るかぁ」くらいのテンションで見ました。善逸の霹靂一閃シーンがめちゃめちゃカッコよくて何度もリピートし、ストーリーも面白い。そこからはあっという間に沼に落ちました。主人公は炭治郎とねずこですが、私は柱の方々が大好きです。最初はキャラクターが個性的過ぎて変な人達くらいにしか思いませんでしたが、ひとりひとりの考えや過去が明かされるともう大号泣です。強いだけでなく人間としても素晴らしい。ついつい感情移入してしまい、つらいやら感動やらでもう情緒が大混乱します。漫画のキャラクターだしラストも知っているけれど、あんなにも「どうかみんな幸せになってくれ…!」と心の底から願ったのは初めてでした。本当に大好きな作品なので、全23巻で終わったのはもっと続けてほしいという気持ちもありました。ただ、鬼滅の刃はあのスピード感と完結性があったからこそ、あそこまで素晴らしい作品にもなりえたのかなと。最後に吾峠先生、こんなに素晴らしいマンガを世に生み出してくれてありがとうございます!アニメはまだまだ続くかなと期待しているので、これからも楽しみにしています!!

40代男性

一巻からすごく壮絶な思いをした炭次郎とねず子の物語の始まりが大人の私もすごくファンになりました。好きなキャラクターは我妻善逸です。普段はおどおど生きてたり自分の弱さを表に出して表現の仕方がとても面白く気絶した時に表情が真剣になるというところがすごく良いと思いました。気絶してるのに繰り出す必殺技の霹靂一千がめちゃくちゃかっこいいです。好きな敵キャラは無限列車編で登場した上限の三のアカザが好きです。煉獄さんには申し訳ないですが鬼になれ狂十郎のシーンや初めて柱が死ぬという現実を思い知らされました。話の流れであんなに強い炎柱が滅するなんて想像もしてませんでした。遊郭編の堕姫と妓夫太郎の鬼になった時のシーンも鬼になったキャラもちゃんとした理由があり自分も同じ立場なら鬼になっても構わないなと感じました。とても良い兄妹だと感じ炭次郎もそうなってたのも紙一重だったなと感じましたコミックは全館読破しましたがテレビ放送も楽しく見れました。次の刀鍛冶編もまだかまだかと待ち望んでいます。私個人の感想ですが鬼滅の刃はそれぞれがそれぞれの生き方が鮮明に描かれていますからコミックを読んでるときに次の巻がいつもお楽しみにしていました。これからも読者、視聴者として楽しみです。

40代男性

柱たちももちろん魅力的なのですが、鬼たちも不思議とやみつきになる魅力が沢山ありましたね。個人的には童磨をもう少し掘り下げても良かったかなと思います。やはり特筆するべきは、あの氷で自分と同じくらいの強さを持つ分身を何体も作ることができる所ですね。確かに黒死牟には単体の強さでは敵わないと思いますが、あの分身を相当数作って自分は身を隠しておけば自ずと黒死牟を消耗させる事が出来、倒せるんじゃないかなと思ってます。流石に黒死牟の次に強いので、一対一でも一瞬で倒せるほどの力の差は無いでしょう。是非とも2人の本気の戦いなどは見たかったですね。もしくは童磨対悲鳴嶋なども見たかったです。力はきっと拮抗してるでしょう。それを敢えてやらないのがこの漫画の面白さだと思いますが、ちょっとやって欲しいところはありますね。また、童磨の純粋悪な所も良いです。元々人の命を奪ったり、傷つけたりすることに何の感情もなくただ自分の快楽のためだけに動いた部分はある意味人間臭くもあるような気がしました。だからこそ伊之助やカナヲは迷いなく憎んで刀を振るう事ができたのでしょう。敵が全員何か事情を抱えてるのも面白くないですから、漫画としてバランスがとれてると思います。

40代男性

鬼滅の刃は、面白そうだなとテレビアニメで観たのが知ったきっかけです。数話観て、本当に面白かったので、マンガを買いに行った次第です。主人公の竈門炭治郎が家族の敵を討つために、妹とともに鬼退治の旅に出る物語です。「柱」と呼ばれる優秀な鬼殺隊らとともに、様々な鬼とのバトルは、読んでいて楽しいです。柱の人たちも強くてかっこよく、鬼滅の刃になくてはならない存在です。また柱ではありませんが、主人公の竈門炭治郎とともに我妻善逸、伊之助など脇役も重要な役割を果たしています。鬼滅の刃の一番の魅力は、登場人物が多い中、みんな個性的であることです。竈門炭治郎は真面目で、礼儀正しく情に厚い優等生タイプで、我妻善逸は超がつくほどの臆病者で、意識がないときに本来の力を発揮する、伊之助は挑発にすぐ乗り、猪突猛進タイプです。柱も、無口がいたり、派手好み、常に泣いているなど本当に個性的です。また、鬼は元は人間という設定なので、鬼にもいろいろな背景があります。鬼滅の刃の真骨頂は、なかなかマンガで味方の登場人物が死なない作品が多い中、多くの仲間が亡くなってしまうと言う点です。その人間模様が鬼滅の刃の魅力だと思いました。最後、大ボスを倒すときが一番の盛り上がりで、マンガを読んで楽しかったです。続編があれば、読みたいです。

30代女性

手に汗握る戦いでした。妹1人以外の家族を鬼に殺され、その妹も鬼に。炭治郎の命をかけた戦い何度も涙しました。登場人物一人一人(鬼含む)が個性的で、鬼や鬼殺隊なった過去の経緯もしっかり描写されていた点が、物語により深みを与えていたように感じます。無限列車や遊郭、刀鍛冶でのエピソードももちろん感動しましたが、一番印象に残っているのはやっぱり最後の「無限城編」です。上限のトップに君臨する鬼や無惨との決戦。物語の初めの方から出ていた柱が手を失い足を失い命落とし、「まだ倒せないの?」「こんな犠牲者を増やすくらいなら無惨は今回は逃しても…」とさえ思えるほど悲惨で残酷でした。漫画を読みながら、こちらが汗をかきました。柱もかまぼこ隊も他の鬼殺隊メンバーだって、10〜20代と若いのに死にまくって、生き残ったとしても片腕や指数本、片目を失明したとか、もう悲惨すぎて漫画を読みながら「早く無惨倒してお願い」と何度も懇願しました。「やっと倒した、終わったんだ」からのまさかの炭治郎の死→鬼化したことで片腕復活も良いのか悪いのか分からなかったのですが、「途中で読むのをやめる」ことができない作品でした。読んだら感情移入して、4〜5 時間経っていたなんてざらにありましたから。最終章ではいきなり現代に飛んだため、子孫が見られて嬉しい反面、大正時代の決戦後のキャラたちの「その後」〜現代の100年間に何が起きたのかが気になりました。

40代女性

鬼滅の刃に登場してくるキャラクターは、皆、なにかしら過去の経験から心の闇をもっている人が多い印象です。鬼や鬼殺隊のメンバー一人一人に、過去の出来事のエピソードからの心の持って生き方のスートーリーが、心に響くところがありました。過去の経験をどう生かして自分の人生を歩むのか、生かすも殺すも自分次第で、幸に生きることも可能であり、不幸にするのも可能である、ことを教えてくれていると思います。竈門炭治郎の、困難に立ち向う姿、諦めない姿、大事な人を守りぬく姿、そして現実から逃げない姿は、大人の私も感動いたしました。人として、生きていくうえで、大事なメッセージが沢山詰まった内容の漫画であると思います。そして、人は一人では生きていけない、必ず仲間がいて共感しあえる友が必要であり、自分の存在を大切にしてくれる仲間を自分で探して生きていくことが大事だと思わせてくれました。主人公の炭治郎をはじめ、鬼との戦いの中で、様々な困難があり、それそれの生きてきた糧をどう生かしていくのか、どんな風に一瞬一瞬の瞬間志向を巡らせていくのか、がどれほど重要なのか、ということを教えてくれます。ポジティブ思考かネガティブ思考か、まさに人生に大切なものを考えさせられた漫画になりました。

40代男性

「日本一慈しい鬼退治」というキャッチフレーズらしく、様々な物語で単純な悪役とされている「鬼」という存在に対して掘り下げられている作品といえる。鬼が元は人間であるため鬼殺隊、鬼双方に様々な思いというのが見える。少年誌らしい技の応酬があるのでスピーディかつスリリングな戦闘が描かれているが、これはアニメをみるとより鮮明になるのでそちらを見てもら方がいいだろう。漫画としての見どころは鬼の今わの際の描写が物悲しいものが多いところに、この話の悲劇性が見える。鬼のそのほとんどが絶望して、自暴自棄になったところに鬼になる力を与えれることが多く、元は心の弱い人間だったのではないかと思う。そのため、強靭な肉体とほぼ永遠の命があるためか欲望や復讐心のまま好き勝手するだけで進歩がほぼない。一方で鬼殺隊は限りある命で極限まで鍛錬をして人知を超えた鬼と戦っているので、瞬間瞬間に進歩していく描写や、後に託すこと、そして世代をまたいで受け継ぐことの大切さを表現している。さらに鬼舞辻無惨が圧倒的な外道として描かれることで鬼になった人間も本当は被害者で、彼に利用されているだけの存在ではないか、ということが見えてくる。ストーリーとしては無惨を倒すことが目標だったが、倒した後にエピローグが続くところが作品として伝えたいことだったのではないかと思う。

20代女性

家族愛について深く取り上げた漫画で、涙なしには読むことができません。鬼になって自分を襲おうとした妹を守る、主人公 炭治朗の兄としての強い思いに胸を打たれました。また、この漫画の興味深いところは、悪者である鬼たちも、ただの悪役として終わらないことです。一般的なセオリーとしては、悪者は最初から最後までただの悪役として生き、最後に自分を倒したヒーローに対して恨み節などをいいながら倒れていくようなものだと思うのですが、この漫画では、鬼たちが鬼になる前の人生も描かれ、思わず鬼たちの悲しい背景にも涙してしまいます。そして炭次郎に斬られた鬼たちが感謝しながら成仏していく姿は見ているこちらも心が晴れる思いです。話が進んでいくにつれて、敵だけではなく一緒に訓練し戦ってきた仲間たちも鬼に敗れどんどん亡くなっていく様子にはとても心が痛みます。けれど、亡くなっていった隊士たちもみんな仇を討てて良かったと思いながら亡くなっていく様子にはとても複雑な思いです。人の想いの強さとか、命の大切さを教えてくれる漫画です。最終巻ではいい意味で裏切ってくれる展開が待っていてとてもワクワクしました。また、物語にギャグ要素を入れてくれる善一と伊之助のコントのようなやり取りには本当にいつも笑わせてもらいました。読み終わった後は、いつも以上に家族を愛しく感じます。

30代女性

登場人物一人一人の生い立ちや境遇が丁寧に描かれており、グッと入り込めます。主人公達が鬼達と戦うストーリーですが、もちろん鬼にも悲しかったり辛かった過去があり、それが今に繋がっていて何とも言えない気持ちにもなります。鬼がしていることは悪いことですが、でもこの境遇では仕方がないのではないかと思うことも多かったです。鬼になる前に誰かが手をさしのべられていたら違う未来があったんだろうな…と。誰が鬼になるかは紙一重だと思いました。映画にもなりましたが、煉獄さんの話は読みごたえがありました。ボロボロ泣きました。私は全巻買ってから一気に読んだのですが、まだ半分もいってないのにこんなことになるの?今後仲間たちはどうなるの?と…。鬼滅の刃は泣けるところが多いのですが、ギャグみたいな部分もあり、笑えるところも結構あります。そういう時は絵もコミカルになったりして、かわいらしいです。ネタバレしないように書くのが少し難しいですが、個人的には胡蝶しのぶの最後の戦いが衝撃的でした。そういう戦い方があるのか…と!しのぶらしいやり方だなと。悲しい戦いでしたが、強い女性だと思いました。終盤の上弦の鬼達との戦いや無惨戦は時間も忘れるくらい引き込まれます。ラストは炭治郎がどうなっちゃうのかドキドキしました。最後の最後でこんな展開になるの?とびっくりです。どこにも救いはないのか…と思いましたが、カナヲや仲間たちのおかげで乗り越えられてホッとしました。全ての戦いが終わっても良かった!だけではなく、鬼殺隊の仲間たちを思うと悲しい気持ちにもなるラストでした。あまり目立たないですが、悲鳴嶼さんが他の若者を優先するシーンが好きです。今まで何度も全巻読み返しています。結末が分かっていても泣けるしおもしろい、素晴らしい漫画です!

30代男性

大人気ヒット作になったこの作品。私は失礼ですが、連載当初はすぐに打ち切りなるだろうと思っていた作品です。しかし気づくとジャンプでも目で追うように、回を重ねるごとに次の展開を求めるように読み始めるようになりました。鬼と人の戦いを描きながら、この鬼は結局「人」であるということがこの作品の深みをさらに増しているのではないでしょうか。鬼を倒した後、この鬼の背景が語られることが多い作品。鬼の背景に「かわいそう」「しかたない」と共感してしまうような心情にさせてくれるのが、我々も「鬼」になり得るのだと示しています。それぐらい、垣根のないものだと感じます。この作品で主人公の「炭治郎」は「鬼」と戦っていきますが、鬼の最後にも「同情」する場面がいくつか出てきます。「もし自分が同じ立場だったら、どうなっていたか」というような思いもきっとあるでしょうし、その優しさに惹かれてしまう読者も多かったのではないでしょうか。よくも悪くも、信念の強い炭治郎を中心に人間関係が回っていきます。多くの人のがその魅力に気づき、彼のために動こうとします。「強い信念は他者を動かす原動力となる」ということをこの作品で教えてもらったと共に、そういう人になりたいとつくづく思います。

20代女性

家族愛あり、友情あり、涙なしに読むことはできません。最初から最後までいい意味でずっと裏切り続けてくれたとても面白い漫画です。老若男女問わず読める面白い漫画だと思います。鬼と人の激しいバトルシーンが描かれていますが、ただ仲間を倒されて終わり、敵を倒して終わり、なのではなく、敵の最期もなんだか倒されて良かったね。成仏できるね。良かったね。と思わずにはいられない漫画です。物語の最初から最後まで、敵も味方も、モブキャラも主要キャラもびっくりするくらいの登場人物が亡くなる展開には驚かされます。けれども、人の想いを受け継ぎ、生きていく主人公たちの生きざまを描いてくれるこの漫画は、小学校の道徳の授業で扱ってほしいくらい命の大切さを教えてくれます。この漫画を読みあえた後は家族がとても愛しく思えます。人と人に絆の強さもそうですが、人の想いの強さ、「復讐」。人はどんなにつらく悲しい経験をしても、「自分をこんな目に合わせたやつを倒してやる。復讐してやる」という強い思いがあればどんなにつらい修行にも、仲間の死にも耐えることができるのか・・・と思うと少し怖くもなりました。一度読み始めると辞められないとても面白い漫画です。

30代男性

30代のおじさんですがすっかりハマってしまいました。鬼滅の刃でも子供の影響で読むようになりました。なんとなく見ただけだったのですが、ストーリー、アニメーション、音楽、声優さん、本当に凄かったです。でやはり続きが気になり一気に読みました。何より面白くてこの漫画家さん凄いわと感動と20年ぶりにジャンプ漫画を読んで幸せな気分を味わっています。大げさでなく生きる楽しみの一つになりました。表紙の絵を見るに絵が上手い、骨格とかそういう所から描けそう。異質な物と戦う話のアイデアに呪いを持って来るのが面白い。最初は面白そうだと思いましたが、いつまでたってもキャラの掘り下げが甘かったです。甘いまま人が良く死に、主人公達がそこから学びとることもほとんどないので似たようなバトル展開が繰り広げられるだけです。ただ設定と細かいバトルとイケメンたちが見たい方向けだと思います。しかしながら1番気になったのはどこから既視感がある場面が多かった所です。子供はアニメの方にハマっています。読みましたが面白いのですが、子供が理解するのは難しいなと思いました、大人向けの漫画のような気がします。戦う度に成長する主人公を見るとこのように大人になっていくのだなと思いました。

30代男性

鬼滅の刃の素晴らしさは、没入感を与えるストーリー展開、しっかり絵で表現してセリフを必要最小限にしている、奇抜な性格なのに必ず一人は好きになるようなキャラクター設定です。没入感は漫画に必須の技術だと思いますが、中だるみする漫画が多く、次々にストーリーが展開する漫画は数少ないです。最初から最後まで飽きずに読むことができました。次に、セリフで説明するのは小説で、絵で理解できるように描くことが漫画です。実は絵で表現することは非常に難しいため、セリフで解説して絵を端折っている漫画家は多いです。その技術がわからないレベル、または最小限に抑えられており、かつ言葉も無駄のない言葉になっており、非常に読みやすいです。最後に、キャラクター設定にダブりがなく、性格の描き分けがきちんとされています。これについては他の人気漫画でも同様のことが言えますが、特筆スべき点は好きになるキャラクターが一人はいる、まんべんない性格の振り分けがされているということです。特定の世界観や漫画家の癖が入ると、性格が描き分けられていても、多少似たりよったりなところが出がちです。鬼滅の刃は各キャラクターの性格にダブりがなく、美しい描き分けがされています。総合的に見て最初から最後までとてもキレイに美しく組み立てられた構図に基づいて描き上げられた作品だと思います。

30代女性

最初は絵があまり好きではなかったのですが、読んでいくうちにストーリーに惹かれ、キャラクターにも惹かれていきました。ちょうど主人の仕事で環境が変わるところだったので、主人公の炭治郎の言葉はもちろん、煉獄さんの言葉は特に胸に響きました。一度読み始めたら止まらなくなり、子ども以上に続きが読みたい!と思ってしましました。
必死に生きている鬼殺隊の思いもすごくわかったし、不安ながらも自分の使命を全うする姿に心を打たれました。グロテスクな描写もありましたが、それ以上に鬼殺隊のみんなの心情がとてもわかりやすく、大人はもちろん、我が子もはまっていました。忘れかけていた生きることの大切さ、情熱を思い出させてくれた気もします。煉獄さんが言った「時間は待ってはくれない。自分と同じように立ち止まってはくれない」というような言葉はとても心に刺さりました。ちょうどすごく辛い時期で、どうしていいかわからなかった時だったので、自分を動かしてくれる原動力にもなりました。それぞれ鬼殺隊の気持ち、逆に鬼の気持ちもわかるところもあり、何度も読み返しました。それぞれ思いは違っても、必死に生きている!というところは誰しも変わらないんだな。と思いました。

20代女性

鬼と鬼殺隊が、戦うシーンも数多くありましたが、私が特に印象に残っているのは、炭治郎の家族や仲間との絆です。私は今実家を出て一人暮らしをしていますが、なんとなく鬼滅の刃を見ていると家族に会いたくなる気持ちになります。また、両親や兄弟に感謝を伝えたくなるようになります。今、同じ時代を生きているうちに、私が家族にできる事はないか、今しか伝えられないことがあるのではないかと考えさせられる漫画でした。特に印象強く残っているのは、いつもねずこのことをあきらめない炭治郎の家族を思いやる気持ちです。どんな辛いことや苦しいことがあっても、残されたたった1人の妹、誰よりも大事に守る姿勢にとても感動しました。またどんどん成長していく炭治郎にとても心を打たれました。何か強い高い目標があれば、それに向かって歩み続けられる炭治郎が本当に凄いと思います。私はその力があまりありません。継続力が弱く、何かあるとすぐ口きてしまいます。今の自分に満足せず、果敢に何かに取り組むそんな人間でありたいと思いました。かっこいいやかわいい、面白いなどそんなこともたくさん思いましたが、改めて人間とは何が大切なのか、私は今何をするべきなのか、もう一度考えさせられた漫画でした。

30代男性

最初、「鬼滅の刃」は週間少年JUMPに一緒に掲載されている「ONE PIECE」のついでに読み始めました。最初は、このような、軽い感覚で読み始めた「鬼滅の刃」ですが、すぐにその世界観にハマっていき、毎週週刊少年JUMPを購入する目的の1つになっていました。ストーリーもしっかりと練り込まれているだけでなく、話の展開も飽きさせないスピードで進みます。個人的には、炭治郎のしっかり頼れる「お兄さん力」には、心がほっこりするとともに頑張ろう!という勇気を貰えます。また、まさか炎獄さんがこんなにも早く死んでしまうなど、次のストーリー展開、次のページを捲ったらどうなろうという「ハラハラ・ドキドキ感」もこの「鬼滅の刃」の魅力の1つだと思っています。さらにさらに、ラスボスの無惨様の「あまりにも無惨な上司感(ネットでもよく話題になっていますが、、、)」は、なんど読み返しても面白く思ってしまいます。こんな、魅力たっぷりの「鬼滅の刃」ですが、私だけではなく、妻もハマっており、毎週週刊少年JUMPをを一緒に見ていました。また、妻に至っては、漫画も全巻集めようとするなど、私同様、「鬼滅ワールド」にはまっています。最近は、子どもも漫画を読めるようになり、今までYou Tubeで「鬼滅の刃」のアニメを見ていただけでしたが、漫画も楽しんでいます。最初は、私だけがハマった「鬼滅の刃」ですが、家族全員が楽しめるおすすめの漫画に今ではなっています。

30代男性

まず私は今までONEPIECEしか読んだ事ない(ナルト、ブリーチ等も読んでない)状態でジャンプで鬼滅の刃を読みました。鬼滅の刃は子供から大人まで分かりやすく、また感動する王道少年漫画であり、誰もが楽しめる漫画になっていると思います。無限列車編の映画は社会現象になりましたが、煉獄のかっこよく男気あふれた姿に感動した方も多いはずです、私もその1人です。そして最終章の無限城編では最強の鬼達とバトルしますが、まず上弦の3との戦いでは鬼になる前の過去話で道場の話から何故鬼になったのか深く分かりやすく感動有で描かれており、最後自害する際には普段敵である鬼にでも同情して涙してしましました。上弦2との戦いはしのぶの姉の敵討ちやしのぶの弟子等協力した戦いになっており、しのぶの最後に涙した人も多いとよく聞きます。上弦1との戦いは柱3人相手に戦う鬼の強さに絶望さえ覚えましたが、命をかけた柱の戦いに痺れました。(私は時透推しなのでとても悲しかったです)最終戦の無惨戦では総力戦となっており仲間が死んでいく姿は悲しいですが、皆の力を集結して勝利します。今までほとんど漫画を読んでこなかった私がここまで楽しめるとは思ってもおらず、普段漫画を読まない方もおすすめです。

30代女性

大人になってから、初めてのめり込んで読んだ漫画です。アニメが放送されたのを興味本位で見てからハマり、全巻購入しました。購入してから1年程経ちますが、何度も読み返している漫画です。特に主人公が鬼と戦う度に心も身体も強くなっていく姿にどんどんハマっていきました。主人公が鬼に殺されそうになったり、鬼になった妹が殺されそうになるシーンには何度もハラハラさせられました。また、主人公だけではなく、周りにいる人物にもちゃんとした背景があり、ひとりひとりを丁寧に描かれているので、主人公以外のキャラクターにも、そのシーンごとにのめり込んでいきました。倒された鬼にも、鬼になった悲しい理由があるので「やったー!勝てた!」という気持ちにはなれず、複雑な気持ちになってしまいます。そんなシリアスな内容がほとんどですが、たまに息抜きのようなギャグシーンがあるのでクスっと笑うこともできます。そんなハラハラドキドキの漫画なので、何回読んでも飽きることがありません。また、コロナ禍になって人と触れ合うことにためらい、仲の良い友達でも疎遠になっていたのですが、このマンガを読んで誰かを守ったり優しくすることの大切さを改めて教えてもらいました。

30代男性

全体的な感想としては王道のジャンプ漫画だなと感じました
ただ個人的に好きな場面は主人公たちに立ちふさがる鬼(特に後半の鬼たち)はもともと人間で何かしら鬼側に堕ちてしまった理由がありその経緯に至っては人間味にあふれていて涙を流してしまった場面もございます。王道だと感じて理由はいわゆるはじめ弱かった主人公が成長して強くなってより強い鬼たちと戦っていくからです。またいわゆるボス的な鬼に対しては主人公だけではなく共闘して戦う場面もございます。最初の頃はまともに戦うために修業を積みます。この辺りは例えるならドラゴンボールの精神と時の部屋にいています。また技を使う時の理論などがジョジョの奇妙な冒険の波紋に似ているとも感じます。涙してしまう元人間が鬼になってしまう過程においては
人間が本来持っている邪念や貧困などに振り回され理不尽を被りながら鬼のトップである無惨に鬼に勧誘されるような形で鬼に堕ちてしまいます。貧困で肉親を失い流れ者となったその先で救ってもらった家族のような方々を人間の邪念によって奪われてしまう。どうあがいたって他者の気持ちを理解できない究極の孤独に目を背けたい者。
圧倒的な才能を見せつけられ努力ではどうしようもない葛藤。そこに付けこむ鬼の勧誘。それは魔の手。それは人間社会に潜む我々の苦悩そのもののように思えるのです
。もちろん主人公も魅力的であり。主人公を支える戦友たちも魅力的に描かれていますが鬼たちもまた魅力的なサイドストーリーを生み出している作品であると私は感じます。そこまで長い作品ではありませんし難しい理論やSF系の小難しさもございません。大正時代をモチーフにしていますが古語や当時の時代背景が必要ということもございませんし読みやすい作品だと思います

40代男性

漫画史に残る大ヒット作品な訳ですが、なぜこれほどの人気を博することになったのか、いろいろ考えてみるに、やはり登場するキャラクターたちの魅力が際立っているところに注目するべきだと思うのですよね。主人公の炭治郎は大切な家族を無惨に奪われた仇を討つために鬼たちと戦っている面もあるのですが、同時に唯一残った家族である妹を守るために戦ってもいます。この戦いの理由には、怒りと優しさが両方備わっていると言えるでしょう。どちらも非常に人間的な感情だし、そんな豊かな感情を持ち合わせた炭治郎は主人公として、キャラクター造形以上に、その心に魅力を感じてしまいました。そんな人間味溢れる主人公と共に戦う鬼殺隊の仲間たち、あるいは立ちはだかる鬼たち、いずれもキャラクターの個性が際立っている上に、いろんな過去の事情を抱えていて、読み手である私たちの感情を揺さぶってくれます。漫画を楽しむに当たって、感情移入することって大切だと思うのですが、鬼滅の刃は、この部分がとても強力に働く漫画になっていると言えるのではないでしょうか。大正時代という、昔の日本なのですが、今を生きる私たちには異世界じみた新鮮さを感じさせる舞台で、心を揺り動かすようなキャラクターたちの躍動を楽しめる、そんな最高の漫画でした。

40代女性

アニメを観て続きが見たかったので漫画を大人買いしました。10回以上読んでいます。炭治郎達の名言は今も私の心に残っていて、仕事で嫌なことがあった時も炭治郎達の言葉を思い出して乗り越えたことが多々あるくらい私に大きな影響を与えてくれた大切な作品です。読んでいると色々な登場人物に感情移入してしまい余韻に浸る時間が長くなってしまうので読む時は週末などの時間がある時に読むと決めています。最初はただの流行りの漫画としか思っていなかったのですが今まで読んだジャンプ漫画の中で一番好きです。特に最終章は、登場人物達の色々な感情が混ざりあっていくので辛い気持ちにもなりますが、これまでのみんなの成長を読んできているので感動の方が上回りました。何回も読んでいく中で親目線でみてしまうこともありました。炭治郎のような優しい子に育って欲しいと思いながら読み進める時もありました。鬼のストーリーも辛い過去があり、敵なのに感情移入してしまうのもこの作品の良い所なのかもしれません。また、シビアな場面なのに時々ユーモアある場面があってクスッと笑えるところもいいです。炭治郎(臭覚)、善逸(聴覚)、伊之助(触覚)は見方を変えれば感覚過敏があるととれるのでそのキャラ設定もいいと思います。私は発達障害児施設で働いているので、そのように捉えて読んだことでで仕事に活かすこともできています。これだけ人気がでたのも納得の作品です。

30代女性

爆発的大ヒットとなった「鬼滅の刃」。コロナ禍のおうち時間を使いアニメを観て面白いかったので漫画を購入しました。私は漫画が好きで、少女漫画、少年漫画、青年漫画、幅広く読みます。そんな私が漫画「鬼滅の刃」を読んで抱いた感想は、まぁ面白いけど感情移入できない!でした。設定やキャラクターは面白いと思うのですが、如何せん感情移入できない、物語に入り込めない。難しい内容ではなくわかりやすい王道ストーリーなのですが、仲間との関係を築く過程が薄い。鬼の過去は割りと丁寧に書て描いている気がするのですが、味方との絆が生まれる描写、薄くないですか。会ったばかりでそんな仲間意識芽生える??みたいな感情が邪魔をして、いまいち物語に入り込めなかったです。キャラクターは魅力的だし、鬼が抱える悲しみや切なさ等ヒットした理由はわかる気がします。でも恐らく、あまり漫画を読まない人達にウケたのだろうなと思いました。私はアニメから入ったので、戦闘シーンの迫力と綺麗さに圧倒され、物語にではなく映像に感動していたのかもしれません。アニメだとちょうど良かったテンポが、漫画だととんとん拍子に感じてしまったところもあります。漫画は静止画で音声が無い分、余韻というか、魅せる間が大事ですよね。そういったものが感じられなかったです。あとは戦闘シーンがあまり迫力がなく…。ギャグ調のところ等は可愛らしいんですけどね。終わり方に賛否両論ありますが、私は終わり方は良かったと思います。伏線回収されていなかったり、駆け足になった印象は否めませんが。キャラクターは本当に魅力的なのでなんだか、惜しいなぁ〜という気持ちになった漫画でした。

20代男性

私が鬼滅の刃に興味を持ったきっかけは、アニメーションがとても綺麗で華麗な作画に惹かれたためでした。それから漫画の方も購入し読んでいきましたが、アニメーションと比べると、少し作画がアニメーションと比べ漫画の方が読みづらかった印象がありました。「鬼滅の刃」を初めてみた時は、なんて残酷な物語なのだろうかと戸惑いましたが、読み進めていくにつれ、どんなに挫けそうな時でも決して諦めることのない主人公の人柄をみていると、ついつい応援したくなる思いに駆られました。度重なる出会いと別れを繰り返しても、変わることがない主人公の優しさと他者への思いやりの姿勢には何度も驚かされましたが、そのような主人公がいたからこそ「鬼滅の刃」という作風としては、暗い物語においても、暗くなりすぎず、時にはほのぼのとした空気感を生み出すことができる作品になったのだと私は思いました。「鬼滅の刃」は物語は軸がシリアスなもののため、あまり日常場面といったほのぼのとしたものが少なく、物語が間伸びすることなくテンポ感が早い作品だったため、連載当時は物語の展開にのめり込むように感情移入していて、気持ちが切れることなく読みやすかったですが、作品が終わってしまった今としては、もう少し主人公たちの日常場面をみていたかったという寂しさも感じています。

40代男性

兄弟愛、家族愛があふれる漫画。特に炭治郎と禰豆子のお互いを思いやるふるまいは胸を打つものがある。また、他のキャラクター煉獄杏寿郎も母親の思いがいつまでの残っている。また、音柱の宇髄天元も嫁が3人もいるが、それぞれの愛情は半端ない。最初の始まりが、炭治朗の家族が鬼にやられるということから、家族の関連が強い事が分かる。ただ、一番面白いと感じたところは、無限列車だ。映画化されたこともあるが、煉獄さんと炭治朗との関係性、また。煉獄さんのみんなを思う気持ち、鬼を倒すという強い気持ちが、感動する。映画の終盤が号泣した。そのあとのエンディングでも続けて号泣した。終盤に出てくる、「あざ」については、次々と発現していくストーリーはよくある感じかなと思う。最後の戦いでは、鬼舞辻無惨の姿が衝撃だ。鬼だということを差し置いても、最強は鬼舞辻無惨かもしれない。一人で鬼殺隊の柱を数人相手をして、最後には、炭治朗とぎりぎりの戦いを繰り広げるところは、最強だろう。一つ謎なのが、産屋敷耀哉の産屋敷一族だ。97代当主との事だが、これまで、どのような歴史があったのか、スピンオフしてもらっても十分にストーリー性があるだろう。この漫画を見た後は、家族愛、兄弟愛に満ち溢れ、身近な家族が尊く感じる事間違いなし!

30代女性

読み終わった感想はもっと続きが読みたかった!です。でも少年漫画特有の、ダラダラとバトルシーンが続くような「いつまでも同じ敵と戦う」「一つの技を出す為に一話終了」のような事は無くて、サクサクと進んでいくので、非常にテンポが良い作品でした!タイトルからも残虐なシーンが多いのかな?と思いましたが、中にはクスッと笑えてしまうシーンもあったりしてあっという間に最終巻!といった感じでした。ちなみに、我が家の未就学児の子の漫画デビューは「鬼滅の刃」。未就学児ゆえ、文字を読んで読み進めていく。というよりも絵を眺めている感じでした。大好きなキャラクターを見ているだけでも、子供としては面白かったのだと思います。(漫画を読むと漢字やひらがなももれなく覚えちゃいますしね。鬼滅に限らず、嬉しい効果(笑))最初は「悪者=鬼」と言う概念だったのですが、読み進めていくと、登場人物の鬼になった経緯が分かり、なぜか鬼に感情移入してしまいました。最終的には鬼が倒された時に泣けてしまう。なんていう鬼も何人かいました。特に「柱」は、みんな個性的で、どの柱も人気がある事がうなずけます。サクサク読んでしまい、最終話ではもう終わっちゃうのか~!と寂しさもありましたが、「やっと終わった!」よりも、「ちょっと物足りない」感じが余計に良かったです!

30代男性

ジャンプでよくある、努力、友情、勝利の漫画にはなりますが、明るいあらすじではなく、少し暗めの努力、友情、勝利の漫画となります。主人公ががんばり屋さんの長男となるのですが、彼に悲しい出来事が起きてから物語が始まります。すごく優しい人物でもあるので、敵側にも優しさを見せてくれます。その優しさにに付随する形が多いのですが、敵側にも多くのストーリーが有り、なぜ敵側に回ってしまったのか、なぜ主人公を含めた人間を苦しめるようになったのかなども細かく描かれており、ただ単純に悪いだけの敵でなく映るというのも魅力の1つとなります。勿論、主人公側にも魅力的な登場人物が多くいてます。主人公はある出来事から敵を倒すための組織に入隊するのですが、その鯛には怖がりだけどいざとなると頼りになる仲間、初めは理不尽だったが物語が進んでいくにつれて段々と理解してくれる上司など、物語を語るには欠かせない魅力あるキャラクターも多数存在します。特に主人公と一緒に組織に入隊した同期は物語を進めていくにつれて主人公とともに大きく成長していくので、色んなキャラクターを色んな視線から見て、自分の推しキャラを見つけるのも楽しいと思います。

40代男性

「死と再生」の物語だと感じました。親やきょうだいを失ったところから始まって、そこから仲間との絆を作りながら成長していき、しかし、その過程ではまた仲間を失うこともあり、多くの代償を払うことで、再生の物語は完結されます。これほどまでに喪失体験が繰り返される内容にもかかわらず、ここまでのヒットをしたことは、かなり驚きました。個人としては、度重なる喪失体験(特に終盤の柱たちの死)にかなりやられてしまって、読み直す気力はいまだにわきません。そういう意味では本来は読む人を選ぶ作品だと思うのですが、これだけ多くの人の支持を得られているということは、魅力の一つが個性豊かな登場人物です。その中でも、映画が大ヒットになりましたが、やはり煉獄さんの存在はこの作品の大きな魅力だと思います。人としてどう生きるのか、特に、子どもや次の世代にどう道を作り、譲っていくのか、そのためには先達のものたちは何をしなければいけないのか、ということを示してくれる生き様は、若い方はもちろんだと思いますが、我々中年世代に深く刺さります(映画館では中高年の方で号泣している方がたくさんいました)。主人公は最終的には再生の物語を完結させることができますが、そのためには多くの先輩たちの犠牲があり、先輩たちはそれをすすんで受け止めて喜んで次の世代に道を譲るというあり方は、本当に多くの人に見てもらいたい見どころです。

30代女性

アニメを見てから漫画を全巻揃えました。漫画もとても面白くて本当に買ってよかったです。絵は独特のタッチですが、とても見やすく最終巻まであっという間に読破してしまいました。戦っているところでは、アニメとはまた違った躍動感があると思います。とても女性が描いている作品とは思えませんでした。ストーリーは大雑把に言って、人間と鬼の戦いですが、鬼の「なぜ鬼になったのか」というストーリーのところがとにかく泣けます。鬼も一つの感情があるということを、この作品は訴えていると思います。悪者を悪者で終わらせないのが鬼滅の刃の良いところで、主要人物以外への感情移入が止まりませんでした。主人公が鬼を倒した後も「倒したぞ!」だけではなく、鬼への敬意を示す表現があったのは、鬼に対して感情移入した読者にとっては、とても救われる内容でした。主人公が心優しい炭治郎でよかったと思います。もちろん鬼だけではなく主要人物や「柱」達それぞれのストーリーがとても繊細に作られています。ここで死んでほしくないな!!と思うキャラがいすぎでした。キャラクターがみんないい人だったので、とても惜しい気持ちでした。漫画の内容はとても残酷なはずなのに、優しさや愛を感じられる漫画です。

30代女性

元々鬼や悪魔などといったものをモチーフにした漫画が好きで良く集めては読んでおり、鬼滅の刃を初めて見た時も絵と世界観が好きですぐに引き込まれた。一人一人のキャラクターもそれぞれ個性や得意な技がありそれを順に読み進めていくのがとても楽しかった。特に何人か好きなキャラクターが出来たのでそのキャラクターが出て来るたびにワクワクした。作品全体としてもジャンプ漫画に良くある無駄な引き伸ばしや盛り下がる事はなく、とても話し全体がテンポ良く進んでいき個人的にはとても読みやすかった。ただ思ったよりも人気が出たためかいくつかの伏線は回収されずに最終回を迎えたように感じたがそれでも作品全体としてはとても面白く楽しむ事ができたし、割と綺麗にまとまった最終回であったように感じるので個人的にはとても満足している。バトルのシーンもそこまで残酷な描写があるものではなく十分に子供でも楽しむことが出来るのではないかとも思う。主人公もとても優しく心の優しい描写が多いので、小さな子供にも見せて一緒に楽しむことが出来る作品なのではないかと思っている。もし今後個々のキャラクターについて掘り下げた短編集などが出たら絶対に見たいと思うような作品であったと思う。

20代男性

伏線がいっぱいあって、連載が終わった今でもそれが明かされていないので続編が出てほしいと思うくらい好きな作品です。炭治郎は妹が鬼になっても必死に庇い殺されないようにしていて、それに応えるように妹のねずこが意志を取り戻し、一緒に鬼に立ち向かう姿は家族の愛の形を見て感動しました。また上弦の鬼はずっと倒せていなかったのに一気に倒していく鬼殺隊もカッコよかったです。鬼側にも主人公たちと同じようにエピソードがあるのも感情移入ができるいい作品の特徴だと思います。鬼の大将である鬼舞辻だけでなく、その配下の鬼たちも過去に家族を亡くしたり、作品を認めてもらえなかったりかなり重い内容のエピソードがあって、簡単に鬼側に負けろと思えませんでした。あかざも覚醒して首が無くなっても死なない最強の戦士になっていたのですが、過去の思い出で最後は亡くなる覚悟を持って挑む姿は何とも言えない気持ちになりました。主人公側の人間たちも家族を殺された相手が上弦の鬼で戦う中でその過去が明かされるのもいろんな感情を揺さぶられました。最後は鬼舞辻がやられる時も鬼殺隊が自死を覚悟の上、何とか炭治郎たちにとどめを刺してもらう光景もこれで話が終わると思い悲しい気持ちになりました。

40代男性

鬼滅の刃はアニメーションも美しいですし、ストーリーもくどくなくそれでいて現実的でもあり人々の鬼に対する悔しさを滲ませるリアリティがあると思います。また、キャラクター達も魅力ある人物ばかりで、人しての大切な一面を教えてくれるバイブル的な要素もあり鬼殺隊が必死に鬼と対峙して頑張るところが応援したくなって人気があるんだと思います。しかしやはり今でもやって欲しいと思うのは、対戦が実現しなかった組み合わせの一対一のバトルですね。この漫画はバラエティに富んだ要素を持っていますが、バトル漫画としても秀逸だと思ってます。基本的に人間がどんなに鍛え上げても鬼の方が遥かに強く、柱でなければ勝負にもならない事が多いです。でもそれが人間の儚さや、無力さを上手く表現していてだからこそ何とか勝って!とハラハラしながら観る必死さみたいなのはありますね。個人的にはまず悲鳴嶋や実弥が上弦のどこまでとやれるのかにめちゃくちゃ興味があります。スピンオフでも良いので、見てみたいです。冨岡義勇は痣が発現したところが基本的には限界だと思うのでそれだと猗窩座と勝てはしないけどまずまずの勝負ができると言ったところですか。どうか描いて欲しいです。

20代女性

鬼滅の刃は大人になってから読んだ漫画で一番感動した作品です。主人公を含め鬼を倒す鬼殺隊は皆大切な人を鬼に殺されていて、登場人物が皆心に傷を追っています。それなのに心折れることなく鍛練に励んだり、こんな悲しい思いをさせまいと鬼狩りになり命懸けで鬼と戦う姿に読んだ人は誰もが心を打たれると思います。またこの作品は本当に沢山の登場人物が亡くなってしまい、すごく心が痛むのですが、そこもリアリティを追及していて、鬼滅の刃をより魅力的にしてくれていると思います。個人的には誰にも死んでほしくなかったのですが。またストーリー展開が早く、23巻で完結してしまいます。ジャンプ漫画は薄めなので私は1巻15分程度で読み終わってしまいます。なので半日あれば鬼滅の刃は読み終えられるところも良かったです。人気が出てから買い始めたのですがすぐに最新巻まで追いつけました。ストーリーで一番印象に残っているシーンは遊郭編の宇随天元のバトルシーンです。このキャラクターが好きなのもあるのですが、本当にかっこよかったです。天元は筋肉が良いです。また主人公の炭次郎の性格が本当に素晴らしいです。こんなに人間が出来ている子供いる?っていうくらいです。皆炭次郎が好きになると思うし、物語の登場人物が全員魅力的なので絶対!見て損はしないと思います。

20代女性

どの漫画でも、悪と正義が描かれています。悪として描かれているものはどうしても憎い対象となりますが、鬼滅の刃はそうではありませんでした。正義も悪も同等に描かれており、どの登場人物も悲しい過去を持っています。それが現在生きる糧となり、必死に生きている描写を見ると、共感せずにはいられませんでした。加えて、どの登場人物も、ストーリーを進める上で、重要なものを持っており、また推せる部分があります。ストーリーを読み進めるごとに、愛着が湧いてきました。また、ハラハラする展開が次から次へと描かれているため、時間を忘れて読んでしまいます。現在、最終巻まで単行本で出ているので、一気に読み進めることをお勧めしたいです。作り込みのしっかりした作品で、その人の過去をもっと見たい、もっとストーリーを描いて欲しい!と思えるほどにのめり込んでいました。グロい描写も少しありますが、ホラーやグロテスクなものが苦手な私でも読み進めることができたので、大抵の人が大丈夫かと思います。また、ちょくちょく、おもしろ回があり、コメディチックに描かれているため、感動するだけではなく、ツッコミもできる楽しい部分もあります。大人から子供まで楽しめる漫画です!

30代女性

「流行っているから逆に見たくない」という謎のこだわりでずっと避けていたのですが、友達が激ハマりしてしまって映画に誘われたので、しょーがないなー、くらいの気持ちで読み始めたのが沼の始まりでした…ようこそされました…。一巻の本当の本当に最初の時点で「侮っていて申し訳ございませんでした」という気持ちになりました。何これめちゃくちゃ深いやん…逆にこの作品の神髄、子供に理解できるの?子供をターゲットにしてるけどこれ大人向けじゃないの?という深さです。(子供の感受性甘く見てたとしたら申し訳ないです)基本的に主人公視点なのですが、こんな達観してる子いる?と思うと同時に、彼がそういう責任感と確固たる自分の考えを持たざるを得なかった背景を考えるとあまりにも残酷だしつらいです。舞台となっている時代が大正ですから…家長制度なんです。主人公は子沢山な家の長男なので全て一人で耐えないといけない。どんなに理不尽でも、将来の大黒柱として自制し皆の模範にならなきゃいけない時代ですよね…それでいて、元々の心根が真っ直ぐで優しいから、他の人に傷ついてほしくないという心が先に立つ。実際「俺は長男だから耐えれたけど、次男だったら無理だった」という台詞は泣きました。生きるだけでそれですよ。ただでさえそんな時代なのに、更に鬼まで相手にしろとか…と言っておきながら私の推しは鬼なんですけども(矛盾)鬼にも思うところはあるんです。つらいから人は鬼になってしまう。つらくて苦しくて耐えられないところに、「全部捨てていいよ!」なんて甘い言葉で囁かれて、それをはねのけられる人って正直どれだけいますか?鬼になって楽になれるなら私は鬼になると思います。生きていくのつらいし。でも、そこで折れない心を持ち続ける主人公…それだけならまだ他の漫画でもありますが、徹底的に優しいから、鬼の心まで救おうとしてくれるんですよ。心を寄り添わせてくれるけど、でも同時に、絶対に首は斬るという強い気持ちを貫いている。私は鬼になりたいけど、そんな主人公になら斬られてもいいかな…。最終決戦の迫力はやばかったです、語彙力消滅します。ただ見届けなきゃ…という使命感を持たせる作者の手腕よ。一緒にここまで来たから。という気持ちにさせられるんですよ。控え目に言って最高過ぎて今も泣いてます。もう…語り切れないから自分で読んでほしい。でも正直後日談は要らなかった。

30代男性

鬼滅の刃と言う作品は巷では大ブームを起こした作品なのでそのブームにあやかって読み始めたのですがやっぱり大ヒットするだけある面白い展開の数々にすぐにのめり込んでしまいましたね。やっぱり1番に注目すべきはキャラクターたちの人となりがすごく魅力的だと言う部分です。主人公である竈門炭治郎は妹のねずこ以外の家族を鬼に皆殺しにされて復讐を誓う主人公なので見ていてすごく応援したい気持ちがふつふつと湧いてしまいましたね。それから鬼になってしまったねずこの存在もすごく魅力的に描かれています。鬼は人を食べないと生きていけない存在なのですが、ねずこだけは人を食べずに炭治郎の言うことを聞いてくれるので見ていてなんだか心が温まりましたね。1番好きなエピソードはやっぱり無限列車のシーンですね。煉獄さんが出てくる話で、その戦いぶりにすごく感動できるので非常にオススメのエピソードですね。鬼と人間の戦い方を深く掘り下げているので見ていてどんどん物語に没入することができると思います。個人的に好きなのはやっぱり炭治郎の優しさの部分ですね。敵である鬼に対しても慈悲深い姿を見せてくれる場面が何度も出てくるので、そういうところがとても魅力的だというふうに感じています。物語の展開も非常にスピーディーに描かれていくので、どんどん先の展開から目が離せなくなること間違いなしです。

50代男性

鬼滅の刃は、コロナ禍の中で社会現象にもなった不朽の名作漫画です主人公である竈門炭治郎含め、周りの個性豊かなキャラクターの心理描写やそこに至る背景が詳しく描かれており読み手の心を掴んで離しません鬼の始祖である鬼舞辻無惨によって鬼化した鬼を退治するストーリーなのですが、そこに家族愛や人類愛ならびに人間としての悲哀が隠されており、どの年代の方にも共感してしまう部分があります全体的にはダークで陰気な部分が多く読み手を選んでしまう作品のはずが鬼殺隊の格好良さや敵方のキャラクターの構成、かまぼこ隊のユニークな日常などを随所に散りばめられ決して陰気で読み手を試すだけの作風になっていないところが作者の腕なのだろうと感心してしまいます鬼との壮絶な戦いの中、ある者は死に又ある者は生き残るのですが、無傷ではなく四肢の一部が欠損する者この戦いが意味したものは、一体なんだったのだろうかと考えずにはいられません唯一の救いは、後日談となる未来において、嘗て活躍した者や死にいった者が転生をし、現代社会において快活と生きているシーンを描いているところです決して社会現象になっただけの颯爽として勧善懲悪なヒーロー漫画ではなく、人としての何かを訴え続けている至高の漫画ではないでしょうか

30代男性

大人気作品として話題になっていたので、リアルタイムではなく、後から追いかける形で読みました。非常に面白い作品でそれぞれのキャラに魅力があると思いました。私が好きなキャラは善逸で、才能はないけれど、ひたすら努力を積み重ねて一つの技をマスターして強くなっていると言う点が大好きです。性格も弱いキャラの立ち位置で、女の子が大好きな事は面白いキャラになっているので魅力的です。しかし、覚醒すると非常に強いキャラに変わる事も面白いと思いました。ストーリーは家族を救うための方法を探していく事から始まるのですが、鬼に関わっていく中で主人公の感情がとても分かる事が描写が上手いと思わせてくれます。痛いほどに優しい気持ちが伝わってくるので、主人公は鬼を退治していく事に不向きなのではないかと思ってしまうほどでした。しかし、成長していき、様々な敵と戦っていく姿はやはりカッコいいと思わせてくれます。アニメ化されて話題になった作品ではありますが、私は漫画の方が大好きで、非常に面白いと思ってしまいます。分かりやすいストーリーだと個人的には思ったので、一度、全てを読んだら、後はどこからでも読み直せる事が嬉しいです。今でも時々、読み返す作品です。

30代女性

他に似たもののない漫画でした。主人公の少年が大切な家族を亡くし、唯一残された妹を救うために奮闘する姿に胸を打たれます。優しい少年炭治郎が優しいまま成長し、己を鍛えて強くなっていく過程は、フィクションと分かっていても応援したくなります。かと言って重苦しい空気が続くわけではなく、妹以外の人たちのことも大切に仲間と笑い合う時間もあり、と安心して笑って読むことができました。シリアスとコメディのバランスがよく、最後まで飽きることなく読めます。主人公の真っ直ぐなキャラクターとは裏腹にご都合主義な展開にはならず、少年漫画には珍しいほど簡単に主要キャラが命を落とす場面には、賛否あるかもしれません。最初は私も、え、この人死ぬの?と驚いてしまいました。ですが、鬼とはいえ敵の命を奪う主人公の仲間が命を落としていくのは、話の内容を思えば必要な展開とも考えられます。どのキャラも個性が強く魅力的なのですが、私は猪之助が好きです。難しいことをごちゃごちゃと考えずに猪突猛進する彼を見ているとスカッとします。ある意味一番賢いのは彼なのでは。人と関わらずに生きてきた彼が主人公の優しさに触れて影響され、少しずつ人間らしくなっていく過程が好きです。

40代男性

作品全体を覆う独特の暗い感じが、今の時代の停滞感と相まって、時代設定が昔でありながら、現代にも通じる話として読むことができて、その辺りはあらかじめ狙っていたのかは分かりませんが、設定が秀逸だと思いました。自分は子どもを持つ世代なので、「柱」たちの後継者に対する気遣いや思いにとても共感できる所が多くて、心打たれる場面がたくさんあり、自己犠牲と言っても色々な形がありつつも、本当に命をかけて、そして、命を落としてでも次の世代にためにやり遂げるという思いは、この年になるとすごく共感できました。やはり、自分の中ではこの漫画は、次の時代へとバトンをつないでいく過程に焦点を当てられた作品だと感じたので、逆に若い人たちの間であれだけヒットしたのは、どこの要因なのか、少し不思議なところがあります。各キャラクターも魅力的だし、展開もよくできているとは思いますが、あれだけの大ヒットにつながるほどの要因がどこにあったのかは、よく分からないところがあります(中高年にヒットしたのは良く分かります)。そう考えると、今の子どもたちにとっては、「柱」のような大人が減っていて、そういう存在に憧れて観ていたのかなと思うと、嬉しいようなせつないような気持ちになりますね。

20代女性

今まで鬼と新選組のような漫画に出会ったことに無くて、珍しいなと思ったのが第一印象です。しかし、ギャグが多い中で戦闘シーンがとても迫力があったり、シリアスな部分も沢山あってとても見ごたえがありました。あと意外と死人が多くいい人程死んでいくのでとても心が病みました。私は特に遊郭偏と閻魔編が大好きです。人の闇の部分が垣間見えて明るい所だけじゃない所が素敵でした。一番好きなキャラクターは胡蝶しのぶです。優しくてどこかミステリアスな女性だなと思いました。しかし、姉や家族に対する強い思いから命を懸けて戦い、命を落とす姿はかっこよくてこれまで死んだ姿を見ると悲しくて仕方なかったのですが、自分が死ぬことを想定して必ず殺す意思のあるしのぶさんがかっこよくて初めて死にざまで好きになったキャラクターです。主人公の炭次郎はとても純粋で優しい所にとても惹かれました。任務を遂行するに連れ優しいだけでは生きていけないことを学び、体験していく上で成長していきます。最終章につれ仲間や妹の禰豆子との絆が垣間見えて新刊が度に黒幕に対する怒りと、炭次郎に対する悲しみがごちゃごちゃになり毎回泣いていました。最終的には平和になってくれてよかったと本当に良かったと思います。

30代男性

鬼滅の刃と言う作品はアニメが大ヒットした頃に原作を読み始めたのですが、すごく物語のテンポがスピーディーでどんどん展開していくので非常に面白い作品だと思いました。ジャンプ漫画のセオリーとして人気が出るとダラダラと引き延ばそうとする展開が待ち受けているのかと思いきや、きっぱりと終わりすごく爽快感がありましたね。こういう感じにあっさりと終わってくれる漫画の方がすごく読んでいて楽しいですし面白いと言う気持ちを継続しながら読み終えることができるのでとてもいいですね。炭治郎が苦悩しながら物語が展開していくのですが、そのメンタルの部分が丁寧に作品の中に描かれていてすごく彼に対して感情移入できる事は間違いないと思います。柱という鬼殺隊の中での特別な存在達の活躍が物語を面白くしてくれていて、すごく興奮しますね。個人的に柱の中で一番好きなのは冨岡義勇の存在ですね。常に冷静沈着で凪という技の爽快さは半端ではありませんね。炭治郎も彼のことを慕っているので、その2人のやりとりの部分を見ていくのがすごく興味深いです。ラスボスである鬼舞辻無惨の存在もこの作品を面白くしている理由になっていると思います。鬼を生み出している根元ですからね。とことん悪に徹していてすごく魅力的です。

40代男性

鬼滅の刃は数有る週刊少年ジャンプの数々の名作の中でもトップクラスのレジェンド的に面白い漫画だと思っています。私の中では鬼滅の刃以前の鬼退治と言えば、昔ばなしの桃太郎でした。昔ばなしの桃太郎は鬼と闘う部分がぼんやりとしていて、鬼に関する記述が余り無いので勧善懲悪の何か軽い物語に自分は感じていました。ところが鬼滅の刃は鬼を退治する側と退治される側の生々しい熱いストーリーが克明に描かれています。鬼退治する側は英雄で鬼退治される側は悪者という今までの概念を根底から覆した画期的な作品だと思います。鬼を退治する側は主人公の竈門炭治郎をはじめとして非常に個性的で強くてある意味弱い強烈なキャラクターがラインナップしています。一方鬼側もボスの鬼の始祖である鬼舞辻無惨をはじめとして人間時代の悲しい過去を持っている者がほとんどです。鬼殺隊と鬼との戦闘シーンはかなり激烈で見応え十分です。漫画でも臨場感は凄まじいものが有りますが、アニメーションは更に凄みを感じることが出来ると思います。ユーフォテーブルの技量の高さを物語っていると思います。あくまでも私の私見ですが、作者の吾峠呼世晴さんの潔さが素敵だと思います。作品を引き延ばすような無駄で面白くないシーンはほとんど無く、笑いのシーンも必要なものばかりです。皆さんも鬼滅の刃で熱いものを感じて下さい。

30代男性

「鬼滅の刃」は、素晴らしいストーリー、キャラクター、アートワークがあり、見ているだけで感動的な体験をすることができる、わたしの中ではここ数年の中でもっとも面白い作品となりました。主人公の炭治郎の旅はさまざまな仲間と出会い、協力しあい、鬼と戦いながら心身ともに成長していく様子は、感動的であり、応援したくなるのももちろんですが、作品を通して私たち自身にも生命とはなにか、善悪とはなにかということを考えさせてくれる哲学的な内容も多く、その点が日本中の人々を熱狂させた大きな要因ではないかと個人的に思っています。また、強力な仲間として、時に優しく、時に厳しく描かれている魅力的な柱は炭治郎とその仲間の成長に寄り添う存在として描かれています。これらのキャラクターたちの喜怒哀楽に共感できる部分が多いことや、魅力的な見た目、必殺技も読者の心を掴んで離さない作品の持ち味です。アートワークは細部まで緻密に描かれており、鬼の恐ろしさと炭治郎の成長を素晴らしく表現されており、また、戦闘シーンも迫力があり、見ているだけでワクワクさせてくれます。以上の事から読み終わってかなり時間が経過していますが、いまだに長い間忘れられない作品となっており、本当におすすめの作品であり、感動的だった作品です。

20代女性

誰かを守り続けるために立ち向かうこと、どんな困難に遭遇したとしても決して諦めない強い心、教えを説き信念を曲げずに戦うことの大切さ、さまざまな人生において大事なことを学ぶことができる唯一無二の良作でした。それらを体現してくれた主人公の勇敢さとかっこよさには脱帽ですし、生きる全ての人がこんな主人公の生き方を真似するべきではないかと感じるほど素晴らしいキャラクターとして描かれていました。簡単な勧善懲悪ではない点、失敗を許すことの重要さ、親や兄弟間における愛、その他仲間たちとの信頼関係、何かを次に受け継ぐこと、個人だけの責任ではないことなど、「こども」がメインキャラクターとして描かれている作品なのにもかかわらず大人でも考えさせられる内容が多く、誰しもがはまってしまう濃く、深く、ストーリー性のある内容になっていました。「過去」についても非常に丁寧に描かれており、ストーリー内容に違和感を覚えることが全くなく全てが辻褄の合う展開になっているからこそ納得のいく展開ばかりで釘付けになります。特に鬼殺隊員や鬼自身の過去が描かれているシーンでは、思わず涙を流してしまうほどの感動できる内容で驚きました。こどもだけではなく大人も、そして老若男女全ての人が楽しむことのできる作品になっていると思います。

40代女性

人間でも鬼でも家族や友達を大切に思う気持ちが痛いほど伝わってくるマンガだと思います。鬼によって大切な人を奪われてしまった鬼滅隊員達。自分と同じ辛さや悲しみをしてほしくないという想いだけで、誰かのために、あそこまで自分を犠牲にし強い鬼と戦う姿には心を鷲掴みにされました。柱になるまでのストーリーは、とても切なくて涙なしでは読めなかったですね。同じ人間だったのに鬼になる道を選んでしまった鬼達のストーリーも悲しくて誰かに必要とされたいという気持ちや誰かに愛されたいという「人」としての弱さについて考えさせられました。鬼滅隊も鬼も内容は違えど同じくらい切なくて悲しいストーリーなのに心が強い者は鬼滅隊の道へ心が弱い者は鬼の道へと分かれてしまう人生の選択。自分はどちらの道に進むのだろうかと想像した時に、もしかしたら鬼への道を選んでしまうのではないかと色々なことを考えさせられます。「鬼滅の刃」を読み終えた後は、人としての優しさや思いやりが、どれだけ大切で自分を強くさせてくれるものなのかを改めて認識させられました。とても素晴らしい作品だったので読んで良かったと思います。個人的な意見として泣けてしまうシーンが多いので1人でゆっくり読まれることをおすすめします。

30代女性

私はあまり流行りの漫画は読まないし、主人公がいい奴で新しい敵をどんどんぶっ倒していく!みたいな王道少年漫画は特に苦手です。 アニメの立志編も途中で観るのをやめてしまいました…(しかも4話ぐらいで) それから、たまたま遊郭編をリアル タイムで視聴し、映像美に圧巻。OPとEDに感動。遊郭編までの流れ知りたさに漫画一気&アニメも全話改めて観ました! やはり漫画やアニメは”面白そう“と思ってから読むと面白さが格段に違いますね… 皆さんも流行りに乗りたくないなら読まなくて良いのかも! 実際たしかに私の苦手な王道漫画でした…!笑 しかし、キャラクターや時代背景など物凄くこだわりを感じます。吾峠先生含め全スタッフが良い作品にしよう!という清々しい程真っ直ぐな姿勢、炭治郎達のような純粋な想い、スピード感は間違いなくあります。 今の子供達が和楽器や日本刀、着物の帯柄など日本文化を知って育っていくことにも、この作品は大きく貢献していると思います。 何より主人公含む主要キャラクター達は、今の子供達が大人になった時、道を踏み間違えそうになった時に“手本”として思い起こして欲しい暖かい人柄の方ばかりです。 私は好みではありませんが、鬼滅の刃が日本を代表する漫画に相応しい、少年マンガとしても大変立派な作品だと心から思います。 星を5つ付けることぐらいしかできませんが、これからも読者として漫画という文化を応援していきます。

20代女性

流行に乗り遅れたまま、特に興味も涌かずにスルーしてましたが、これは乗らなきゃ損。知らない事が不幸なくらい、絶対読むべし! これは子供だけでなく、大人がハマる理由がわかります。素晴らしく壮大なドラマです。ただの悪者退治ではなくて、不条理な殺 戮の裏に潜む、悲しい過去や辛い思い出、幸せだったあの頃。もう涙、涙、で胸が痛い。泣いて頭が痛い…人を喰らう鬼。ほんとに悪いヤツもいますが、なりたくて鬼になった訳じゃない鬼もいて…人の心を忘れて、殺戮を繰り返す鬼。だけど人間だった頃、悲しい事情が辛すぎて、家族の絆だったり、兄弟姉妹の絆があった事が見えて来る。鬼なのに哀しいんです。あっ、思い出しても泣きそうにヤバイ。もちろん主役は人殺しの鬼を滅亡させる鬼滅のメンバーで、彼等にもそれぞれ背負う過去があって、それぞれのエピソードにも号泣してしまいます。辛すぎて、先に進めないほどに心がエグられます。みんな、みんな幸せになって欲しい。 最終巻。これまでの彼等の生き様が、走馬灯のように思い出され、ずっと涙が止まらず読んでました。自分の命をかえりみず、ただ仲間のため、世の中の平和のために戦った戦士たち。亡くなってしまった人たちの肉体は滅びても、きっとみんなの心の中で生き続ける事でしょう。亡くなった人の分まで、共に精一杯生きて欲しいと思いました。感動巨編です。 ちなみに、私はげんや君が好きです。やっとお兄ちゃんとわかり合えたのに…消えて逝く弟を前に慟哭の叫びは、さねみ君も身を切られるように辛かった事でしょう。号泣しました。

20代女性

なんとなくアニメから入ったら最後でした。どっぷりハマってしまい、たまらず漫画も購入。巻を増す毎に面白くなります。炭治郎の優しさに癒されます。登場人物みんないい人です。鬼にも悲しい過去があったりと、憎めないキャラばかりです。特に十二鬼月戦は号泣必須です。ハンカチ用意。 私は特に累くん、堕姫&妓夫太郎、猗窩座の過去が好きです。辛い。 善逸や伊之助、柱などを始めとした個性溢れる魅力的なキャラクターばかりで引き込まれます。柱の頼もしさが凄いです。戦闘を重ねる毎に強くなっていく炭治郎達が素敵。こんなに優しい主人公見たことありません。 「呼吸」という方法を使い、戦闘を行います。水の呼吸、雷の呼吸など、色々あり、呼吸ごとにエフェクトが違ってかっこよく、見ていて楽しい! 私は音柱の宇髄さんが大好きです!派手派手!!!遊郭編での宇髄さんが素敵すぎて………。 柱を引退した後もとにかくかっこいい。 柱の方々の最初の印象はあまり良くないと思いますが、後からそう思ったことを後悔するぐらい活躍を見せてくれます。柱大好き。 本当に良いキャラクターばかりなので、是非とも読んで頂きたいです。義勇さん、しのぶさん、 無限列車編の煉獄さん、遊郭編の宇髄さん、刀鍛冶の里編の時透くん、蜜璃ちゃん………。 伊黒さん、不死川さん、悲鳴嶼さん。どなたも最っ高にかっこいいです。 今、無限城戦の真っ最中です。面白いなんて言葉じゃ済まされない。 私の人生を大きく変えてくれた最高の作品です。 読まなきゃ人生損ですよ!!!

10代女性

たくさん涙を流しすぎて何度泣いたことか……戦う系の作品はやはり血が流れるのは当たり前で、そういう描写は苦手なのですが、そこを我慢してもそれ以上に深いものを得られると初めて感じました。そして主人公に関わる主要キャラは生き残るのが定番ですが、そうじゃない。柱たちも何人も命を落とし…それでも向かっていかなければならない辛さや強さに胸が苦しくなります。一人一人の今までの悲しい境遇が描かれる場面や大事な人をなくしたやりきれない感情がひしひしと伝わって来て、感情移入してしまうほどのめり込んでしまいます。泣くと止まらないので、落ち着くまで一度閉じ、また読み始める…これをたくさん繰り返しました。誰にも欠けてほしくなかった。読書みんなが思うことだと思います。一生懸命戦い繋いでいく…亡くなった柱たちの分も背負い、立ち向かっていく姿が誇らしくもあり頼もしくもあり、悲しいなと……ですが本編全てが悲しみに包まれているわけではなく、笑える要素も十分あるのでとっても魅力的!そして生きることの価値や意味、大切なことを教えてくれる作品です。

30代男性

タイトルに尽きます。いえ、面白いんですが……ハードですがとぼけた笑いを欠かさない修行の描写やド天然炭次郎のマイペース発言やら思いがけぬ性癖、もとい嗜好を暴かれて珍しくギャグ顔になった不死川など、柱たちの素顔に触れることができて盛りだくさんの前編だったんですが……行冥が隊士になるきっかけとなった過去編のネタバレをおまけでやっちゃうのもったいなさすぎませんか!!?これ本編で2話分費やしてたっぷり涙しぼりとれるエピソードですよ!!悲劇の発端となった子どもは行方不明のままっぽいですし、今後関わってきそうですが、炭次郎への激励を兼ねてとはいえ、本人の口から結構さらっと言われちゃったのが……しかも鬼殺隊および柱の中で最強といわれ、お館様の信頼最も篤い行冥が……こうもあっさり過去のネタバレされると、次巻あたりであっさり退場しちゃうのかな……と不安になります。終盤は打って変わってドシリアス、遂に無惨が動きます。耀哉と無惨の対峙シーン、それに続く耀哉の覚悟と起死回生の一策はすごい。ですが子供の犠牲が出たのに忸怩たるものを感じます。本人たちは納得してそうですが138話の表紙がやるせない……。個人的に気になってるのは、単行本の最初の方に出てた無惨の妻子。人間のフリをするためのニセモノかと思いましたが、もし本当に夫婦で実の子だとすると、無惨の血を引く娘=今の肉体が滅んだ時の後継ってオチなのでしょうか……。無惨のことだから本当にただのニセモノで、飽きるか用済みになれば養い親の如くサクッと始末しそうですが、何も知らない子どもや女性が使い捨てられるのはやっぱりいや~な気持ちに……。物語は無惨率いる十二鬼月VS鬼殺隊に突入しましたが、もっとあとまで引っ張るかと思ったあの人やこの人の過去がどんどんネタバレされてびびる。今回のお館様の崩御といい、結構人気があったり重要っぽいキャラでもあっさり退場しそうなので別の意味でドキドキします。

30代女性

炭治郎はじめ登場する全てのキャラが本当に魅力的です。アニメから入りましたが、漫画は漫画にしかないよさがあります。コミカルなシーンはアニメだとややオーバーリアクション気味で、子供向けに脚色されているような気がしますが、漫画だといい感じに力が抜けていてこちらの方が好きです。逆に戦闘シーンはアニメの方が臨場感と迫力があるのでそれぞれ別物として楽しんでいます。 炭治郎の行動理念は常に他者のためにあり、全くぶれません。これまでの少年漫画のヒーロー像というと、強い自分になるために強敵と戦い、彼らを超えていくことで自己実現を果たす、という展開が定番になってますが、炭治郎の強くなる目的は自分のためではなく、他者を救うため、彼らを守るためにズタボロに倒されても何度でも立ち上がります。 また悪役として存在する鬼達もそれぞれに悲しい過去を抱えており、悪役だから倒したらそれでめでたし、と単に終わらせないあたりも作品に一層の深みを与えているように思います。この辺りの作風が従来の少年漫画とは一線を画しており、作者が女性ということを知り何となく納得してしまいました。

30代男性

久方ぶりに読み返して涙無しでは読めないなぁとか浸っていたら、レビューを書いていなかったことに気付きました。驚愕!何度読み返しても同じところで泣き、読みこぼしていたらしい新たな事実に気付き、またこれを今後アニメという形でも追えるのだと幸せなようで胸が苦しいような気持ちになります。蛇・恋のニ柱が特に好きで、でもそれ以外のキャラクターも出来ることなら幸せであってほしいと思わせる人々ばかりなので、是非いろんな方に読んでほしい作品です。完結までお疲れ様でした、有意義な時間をありがとうございました。

20代女性

アニメ遊郭編の途中で続きを読みたすぎて購入し、他の巻も少しずつ揃えているところです。鬼、柱それぞれ過去があって、守りたいものがあって…何回読んでも、結末を知ってても泣けます。23巻で完結しちゃうのが勿体ないなと思うほどです。よくこんな心にくる各キャラのストーリーを考えつくなぁ、天才だ…。最初は「流行りに乗るのも…」と思っていたのですが、気づけばドップリ沼にハマってました(笑)素敵なお話をありがとうございました!

40代男性

電子コミックか紙か迷い電子コミックを初めて購入。いつでも見れるし持ち運びも良い。アニメで見て続きを見たく続きから購入したがアニメの方が個人的には見やすい。アニプレの絵や音、声優達のお陰でとても見やすく感動した。単行本は買わずに待っていたが先が気になり遂に電子コミック初購入してしまった。買ってしまったので最後まで購入しちゃいました。買って良かったかなと思う作品でした。

30代男性

作り込まれた内容、ひとりひとりの丁寧な背景描写、言葉ひとつひとつに心打たれます。 数年前はじめてアニメ見たときは最初は説明くどいなーとか思いましたが、、その辺は漫画独特の表現をアニメにしたからで、その後は何故か引き込まれていきました。最終巻読んだ後は激しく尾を引きます。こんなに大ヒットした作品なのに、先生の低姿勢なコメントが大好きです。

20代男性

登場人物の心理や人生の背景や経緯がしっかり描かれていて、すごく心が揺さぶられますね。何回も泣いてしまいました。 様々なキャラクターの登場人物が魅力的で、つい感情移入しちゃいます。 一度読めばヒットした理由が分かりますし、読む価値のある素晴らしい作品です。 あと、すごく漢字の勉強にもなりますね。辞書で調べないと意味が分からない言葉も多いです。

20代女性

アニメ⇒漫画勢です。 話のテンポが良く、読みやすい。笑えるシーンもありながら、号泣してしまうシーンもあり、とても楽しかったです。完結しているので今からでも追いかけられる点も良い。何周もしたくなる作品でした。

30代女性

炭治郎はじめ登場する全てのキャラが本当に魅力的です。アニメから入りましたが、漫画は漫画にしかないよさがあります。コミカルなシーンはアニメだとややオーバーリアクション気味で、子供向けに脚色されているような気がしますが、漫画だといい感じに力が抜けていてこちらの方が好きです。逆に戦闘シーンはアニメの方が臨場感と迫力があるのでそれぞれ別物として楽しんでいます。 炭治郎の行動理念は常に他者のためにあり、全くぶれません。これまでの少年漫画のヒーロー像というと、強い自分になるために強敵と戦い、彼らを超えていくことで自己実現を果たす、という展開が定番になってますが、炭治郎の強くなる目的は自分のためではなく、他者を救うため、彼らを守るためにズタボロに倒されても何度でも立ち上がります。 また悪役として存在する鬼達もそれぞれに悲しい過去を抱えており、悪役だから倒したらそれでめでたし、と単に終わらせないあたりも作品に一層の深みを与えているように思います。この辺りの作風が従来の少年漫画とは一線を画しており、作者が女性ということを知り何となく納得してしまいました。

40代女性

アニメから入り漫画を購入しました。買って損なし、文句なしの作品でした!リアルタイムでこの作品の感動を味わえたこと、本当に良かった!と、思える作品です。完結した今も繰り返し繰り返し読む度に色々な感情が引き出されます。 オススメする理由のひとつにテンポの良さが挙げられます。1話1話がくどくない、ズルズルと話を引き伸ばすようなこともないからストレスフリーでした。 そして世界観とキャラがしっかりとしている。どんなに悲しい展開が待っていても、そこに至るまでの過程がしっかりと言葉でも行動でも描写されているから凄く納得出来ます。矛盾を感じない、というのは読者として、なにより作品としても大切なことだと思います。 そしてここが1番なのですが、何も難しいことを考えなくても面白い!と、思える魅力があります。作品によっては変に言葉が難しかったり、描写もよく見なければ気が付かなかったり、そもそも設定が練りすぎて読者に伝わらなかったり。 ですがこの作品に関してはありませんでした。読めば読むほど理解出来る、というのは序盤からしっかりとその作品の設定が読者にも伝わっているからだと思います。下手すると学生の頃の国語の教科書よりも分かるかもしれない。テストに出たら絶対に高得点取れる。そう思うくらい、分かりやすいです。だから小さい子供にも好かれているのかな、と思っています。 オススメする理由を3つ上げましたが、買って損はまずないです。ジャンプが好きな人は好きになるのではないでしょうか。流行に乗っかるのもな〜って二の足を踏む気持ちはわからなく無いですが、純粋に作品として楽しむのに流行もなにもないです。いい作品はどんな時に読んでも面白いです。今じゃなくても、何年後でもいいので、読んでみてください。日本人に生まれて良かった!!と思うはず!!

30代女性

鬼滅の刃。さすがジャンプ、おもしろかったです。けっこうグロいのになんで子供にウケてるのかわかりませんでしたが、キャラですかね、それぞれのキャラが被らず魅力があり、大人でも引き込まれるキャラの背景など、そして大人だからこそわかる人間心理などが含まれていて、これは是非子供が成長しても読んで欲しいなと思いました。映画は子供と一緒に泣きました。笑

20代女性

人間の本質を突く奥深い作品。 鬼退治という明確な目標があるのでこちらの気持ちを掴んで離さない。 その過程において、人間の本能的な暗さを描いている。 縁一への羨望、太夫の盗られたら取られる前に取り返せ、 などなど語り尽くせませんがw ちょうどこのコロナ禍 優しさがいかに尊いのか、 漫画だけれども 考えて欲しいです。 吾峠呼世晴さんの構成力も感嘆するより他ないです。

30代女性

初めて読んだ時は21巻の縁壱さんで号泣、再読では無一郎と不死川兄弟で、次は伊之助の母親でと毎回刺さる所が違う それくらい読みごたえがある作品です 155話の役立たずの狛犬はこの一話単独でも成り立ってるくらい完璧な仕上がりだと思います 賛否両論の最終話ですが、初見で蛇足かなぁ…と思いましたが映画を見に行った所驚くほど幼い子供達が見に来ていましたので、今となっては救済措置だったんだろうと納得してます 辛い展開も多いですが、だからこそ裏表のない密璃ちゃんや蝶屋敷の女の子達がとても眩しい 語りたいことは山ほどありますがキリがないです ともかく炭治郎を生み出した作者を心から尊敬します

20代女性

こういう漫画が流行って良かった。 勇気とか諦めない気持ちとか人のために尽くすことをド直球で伝えてくれる漫画です。ストーリーもおもしろいし、キャラクターも多いけど個性があってそれぞれがちゃんと魅力的です。 この前、電車の中で目の前に座った白髪のおばあさんがこの漫画を真剣に読んでいました。老若男女にハマる漫画だと確信しました

30代女性

紙媒体で持っているので、ここでの購入はしていませんが、アニメ化されてから家族みんなでハマってます。子供から大人まで一緒に楽しめる貴重な作品だと思います。アニメ化されなかったらきっと知らずにいたんだろうな。令和を代表する作品ですね。アニメとは少し絵柄は違って最初は違和感あったけど、慣れれば味のある絵と深いストーリーハマります。小学生低学年の子供でも読みやすくわかりやすい話です。

40代女性

子供から大人まで楽しめる最高作ですね。 アニメは3歳児でも喜んで見ています。 しかしよく読めば奥深さが半端ない作品です。 鬼より怖いのは人間なので迫害されたり騙されたりして鬼になる。 憎むべき鬼にも事情がある。改心して消えていく鬼に優しい主人公。 まわりのキャラも素晴らしいの一言です。 古来のことわざ、古代神話、花言葉、天文学などに由来するストーリー、名前、技名。 難しく感じさせないのに実は練り上げられてて知れば知るほど深い。 1巻あたりの作画は拙くて、どんどん上手になっていくのはあるあるですね。 笑える、泣ける、考えさせられる。伏線回収もバッチリ。 だらだら長くなくスッパリきれいに終わっているのもとてもいいです。

10代女性

アニメを見て原作が知りたくなり読み始めました!アニメと原作は少し違うところもありますが意外と原作の方が感動します!最初全くファンじゃなかった私がアニメの1話見てそして本を読んで大ファンになりそして漫画で初めて泣きました!最終巻のラストは後半涙が止まりませんでした。サイコーすぎます。またアニメも始まるのでどう違うかなどを交互にチェックしていたいです!鬼滅サイコー!

30代女性

人の命を守るため、愛した人たちの仇をとるため、ただならぬ鍛練と努力をし、その上で自分の命をも犠牲にする若者達の姿勢が潔すぎて、何度読んでも泣けてくる。自分が思い通りにいかなくて心が折れそうになったとき「あの若者達に比べれば自分はまだまだだ。もっと頑張らなくちゃ!」と言う気持ちになるお話。ところどころに入るお笑いシーンでは若者らしさ全開でおバカな行動が「彼らにもこんな笑える時間があったんだ。よかった。」とついつい感情移入してしまった。人のためにあれほど頑張れるって凄いと思う。

20代女性

タイトル通りで、家族などの大切な人がいる人にはささり、逆に気持ちが冷めてる人にはささらない作品ですよね。 主人公が優しく、とにかく努力家。どこか親近感が湧き、私は好きです。 その他キャラクターも個性がありある意味、分かりやすい。 見た目?羽織のデザインや色使いなども可愛いですよね。アニメ映えします。 敵キャラである鬼も元々は人間だったんだからということで丁寧に記載されていてどこか憎めない。鬼滅の刃は今までにない暖かい作品だなと思います。 魅力的なキャラクターが亡くなってしまうこともあり悲しいですが、そこが逆にリアリティがあり今の幸せに繋がってるんだなと思えます。 グロいとか色々言われることありますが、それ以上にそれぞれの生き方、時代背景から学べることありますので(個人的には)お子さんにもオススメです。笑 ちなみに、掘り下げてみるとかなり奥が深いので大人も楽しめます。 でも、強いて言うなら青い彼岸花のくだりはもう少し見たかったな〜〜!笑

30代女性

面白いなあと思ってはいましたが、その時点ではマンガの購入は考えておらず…。 結局、社会現象になるほど爆発的な人気となってから、世間に流される格好で全巻購入しましたが、結果としては買って良かった。完結まで見届けられて本当に良かった。 人気絶頂の最中に完結を迎えて、正直読み手側として納得のいく結末になっているのか少し心配もありましたが、読み終えた今となってそれは杞憂だったなと思います。 個人的に、正義と悪の戦いのお話だと悪の方はやはりどうしても嫌いになりがちなのですが、『鬼滅の刃』の悪である鬼たちは元は皆人間で、それぞれにちゃんとした人生があり、悲しい事もありで、結局終わってみて嫌いな登場キャラクターは一人も居なかったなと思いました。 完結してしまったのは寂しいですが、炭治郎たちに出会えた事は本当に良かったです。 改めまして作者の吾峠呼世晴先生に、素晴らしい作品を世に送り出してくださった事への感謝の気持ちと、連載お疲れ様でしたという言葉をお伝えしたいです。

40代女性

面白かったです! アニメの続きが気になって購入しました。知っていたけど絵柄が苦手で手をだしていなかったのですが、アニメの絵は綺麗で思わず視聴。そしたらすっごく面白かった。やだ、みんながハマるのわかります。ただの少年漫画じゃないですね。とても深い。そして完結までを見届けることができ、さらにその先?来世まで見れて満足です。とても良い漫画でした。

30代女性

人気が出すぎて、敬遠してて、やっと1話目読んだ時点では絵が苦手でグロくて無理だと思ってたの…ですが!一巻読み終わる頃にはあれれ?思ってたより感動する!そしてギャグっぽい要素もあって面白い!と思ったら、あっという間に読み進めてしまいました。登場人物がとても個性的で奥の深い人だらけ。柱達もそうですが鬼達の過去も壮絶で読めば読むほど泣けるシーンがいっぱい。そして最初苦手だと思った絵も今はとても綺麗な絵だと思えてます。気持ち悪い体なのに無惨さまが美しくみえる。でもやっぱり義勇さんが一推し!だったのに読む度色んな人の魅力にやられ、天元も実弥もカッコイイし、猗窩座や童磨にも心が奪われました。残酷な部分も多くあっという間の展開ですが、読めば心が洗われる様な…本当不思議な魅力に溢れる作品デス。

20代女性

漫画は初めて読んでまだ3巻までですがとても面白かったです。 さすが大ヒット作品だと思いました。ストーリー展開 なじみやすい絵 親しみの持てるキャラ 心に響くセリフ どれも良かったです 読み進むほどに作品に引き込まれていきました。 まだまだ先は長いのですが、この作品は1巻1巻買っていこうと思いました。

40代女性

『漫画なんて子供の読むもの』とすっかりコミックスとは縁遠くなっていた日常をガラッと一変させる威力絶大・衝撃的な作品でした。大袈裟に聞こえるかもですが、、、読後、人生観変わりました。 本当に素晴らしい!!! 全23巻を通じて、何度共に戦い、何度共に考えさせられ、何度共に涙したことか… この作品を超える感動作に出会う日が来ることを、まだ想像できません。。。 私にとっては、流行りものというカテゴリにしまって欲しくない、宝物です

30代女性

各キャラクターの強い意志や思いが感じられて一つ一つが印象的です。この漫画は過去の回想シーンが非常に多く、それが今後の展開を面白くつながっていくことが多いから、キャラクターが何を考えているのかとか、かつて何があったのか、そしてそれがどのように生かされて、今後の展開に生かされていくのか丁寧に描写されているから、わかりやすいし、面白いです。特に私が好きなのは、無限城で善逸が新上弦の6と戦うシーンです。鬼と化した自分の元兄弟子と今までの思いを含めながら戦い、新たな技を作るのがすごく印象に残りました。

40代女性

人にも鬼にもそこに至るまでの軌跡があり、エピソードがきめ細かく描かれている。とても哀しくて単なる敵討ちでは終わらない深いストーリー。大切な人達の喪失を嘆くばかりでなく、その人達の言動を糧にしてキャラクター達が成長していく様に涙涙涙。 初期の「絵が嫌い」で星を減らしていた人のレビュー以外はほとんどの人が星5にしているんじゃないかな。 構成もセリフ回しも非常によく練られていて読みやすかった。情緒豊かで作者様の人間性の高さも感じられる。

20代女性

流行り始めてからチラッと見た時は鬼がグロくて苦手かもとやめちゃったけど周りが読んでたので再開してみたらハマった笑 友達に紙本を借り最新刊も待ちに待って全巻読んだけどあまりの大作に自分の手元に欲しくて電子まで買う程笑 本当に買って良かった!何回も見直しては炭治朗の心のキレイさに洗われたり天元様に癒されます。

30代男性

連載された当初から読んでいましたが、当初はあまり人気なかったんだよね…。それがいつの間にやら社会現象にまでなって、当時はビックリしましたwそんな影すらなかったのにwww当初人気がなかった原因は絵が汚いからとか、いきなりストレスフル全開だからとか言われてましたが…。個人的には、最初からストレスフルな展開がモロ好みだったんだけどね容赦なく色んなキャラが死んでゆくからこそ、現実的で辛くて泣けるし、感動できて最高最近やっとアニメ見たけど、ヒットしたのにも納得。作画が凄いわw声優には違和感が凄かったけど(^◇^;)イメージしてた声とここまで違うのも珍しい wwそんな私は、やっぱり原作ファンかな♪ 宇髄と時透と伊黒が好きなんじゃ(´∀`,,人)*. 何度でも読み返したくなる作品。

30代女性

作品です。もう、読むのが止まらない!!中毒性がありますね笑笑 アニメから入って、なんて面白いんだ!!これはコミックも集めなければと使命感に燃えました!上弦の鬼との闘いが特にはらはらして、勝ったと思ったら、鬼が復活し、どんどん強くなる。で、鬼殺隊も決死の覚悟で共闘して瀕死の状態でなんとか倒す、その展開がもう心臓に悪いくらいドキドキします。面白い。闘いも、心情も丁寧に描かれているし、みんないい子ばかりでみんな好きになる。でも義勇さんが一番ですが笑 まだ途中までしか買っていませんが、集めて、何回も何回も読んでいきたいです!!

20代女性

アニメを見てから興味が湧き、無限列車編まで読んでから映画を観に行こうと思いましたが、全て読み終えてから映画館に足を運びました。 アニメも映像が綺麗で好きですが、やはり原作は読み応えが多く、それぞれのキャラクターの良さが伝わってきます。何回泣いたか分かりません。これほどハマった漫画は久しぶりです。

30代女性

あまりの社会現象に気後れしてスルーしたが、一応アニメは録画してたので、今年になって見始めたら最後まで観て、映画も観に行きました。映画の続きはこちらで最終巻まで購入。 途中泣きながら読んでました。産屋敷輝利哉のシーンでいつも泣いてました。買ってよかったです。 そんなタイミングでアニメが今年シーズン2をやるとか嬉しいです! レビューになってなくてすみません。感動して支離滅裂になっております。

20代男性

家族を鬼に惨殺された主人公・炭治郎が、鬼になってしまった妹を人間に戻すため、また、鬼から人々を守るために鬼を倒す旅に出る物語。心優しき純粋な炭治郎の生き様に心打たれたり、鬼となっても兄を必死で守ろうとする妹の姿には感動しっぱなしです。仲間たちも色んなキャラクターがいて、個性が強いので、これも楽しめるポイントです。話が進むにつれて登場人物が肉体的にも精神的にも強くなっていくのも素敵です。ただ、ハッピーな話ばかりではなく、仲間の死など、残酷な場面があるのも、この話の見どころだと思います。人生は良い事ばかりではない、ということを教えてくれているような気がします。登場人物の数々の名言が人生の教訓になります。この作品が多くの方に支持されているのが納得できます。

30代女性

鬼滅の刃がはじまって、世界を巻き込む大ブームになって、何年も経ちますが 毎回飽きることなく、悲しくなって、涙が止まらなくなります。でも最後には幸せな気持ちになってまた涙が流れます。こんなに素敵な作品に出会えて私は幸せです。来週はいよいよ映画化第二弾。仕事も有給取ってムビチケもゲット済みです。早く永続でも見たいです。それまでまたいつものようにこちらで復習します!

20代女性

読み始めましたが、特に10巻あたりから続きが気になってしかたがなくなり、止まらなくなってしまいました!とにかく内容が濃く、展開もはやかったです。少年マンガにはまるなんて、昔スラムダンクを読んで以来初めてです。最終巻はハラハラドキドキ&大感動でほとんどずっと泣いていました。本当に素晴らしい作品だと思います。読んでよかった!!

30代女性

いやー、素晴らしかった! ストーリー構成、展開、そして最後良かったー!! ホントに良かった。最後はちょっと駆け足気味でしたが、それでも良かったです。1人生き残ったゆしろうが可哀想な気もしますが、色んな代償がありましたからね。柱がどんどん亡くなっていって悲しかったけど、それだけきぶつじを倒す事は大変だったんですよね。珠代さんやしのぶの薬が凄かったなぁと改めて思いました。最後は平和で心がじんわり温まる感じで良かったです。

40代女性

最高です。 炭治郎はどこまでも真っ直ぐで、純粋で、こんな人になりたいってきっと誰もが思うような男の子。そんな主人公だから、みんな応援したくなるのだとも思う。 そして、炭治郎だけでなく他のキャラクターたちも、それぞれの思いを抱えながら生きているから、そういう部分でも読み応えがあります。 更には、味方だけではなく、敵である鬼たちにも物語があるのも泣けます。

30代女性

今更ながら、なんとなく気になりアニメを観てみたところ、面白かったので漫画も読んでみることにしました。いわゆるTHE少年漫画という感じですが、私はその類のものが好きなので、楽しく読んでいます。テンポがよくとても読みやすいと感じました。まだ全巻は読んでいませんが、はじめの方はじーんとくるシーンもちょこちょこあり、少し涙してしまったところもありました。 23巻で完結とのことで、短期間でも一気読みできそうなので、育児の合間に読んでいます。

40代女性

人生が変わりました。誰彼にもはすすめられない残酷さの中に慈しみが、絶望の淵で笑顔を選ぶ人が、不意に可愛い。愛しい。人と鬼の境界線はなんだろうと四年間ずっと考えています。とにかく、ワニ先生のかかれるキャラの表情が刺さります。誰かの話を聞いている時のそのキャラが、話している人に心を寄せているのが伝わる。あんな表情を妻にさせられる夫…!とか、あらゆる感情を揺さぶるキャラクターたち。ストーリーがわかりやすい分、思い入れがどんどん深くなってしまう。

30代男性

この物語り、誰が考えたものだろう、夢があります、愛があります、友情があります、大変素晴らしく大ファンです。孫とも話が合います、良い物語りをありがとうございます。個人的には胡蝶忍が□大好きですね、強いし話し方も凄く可愛いくて□良いです、ふわっとしたところが話し方や接しかたが勉強になります。炭次郎も凄く良いですね、ブレないところ、根性があり、逃げないところ、リーダーシップがあるところ、全部良いです、最高です、。ねずこちゃんは良い子ですね、炭次郎を良く助けてくれて、鬼ではなく立派な女の子ですね、凄く可愛いくて□綺麗ですね、大好きです応援してます頑張ってください。猪之助達も大好きです応援してます、まだまだいっぱい書きたいですが、名前が出てこないごめんなさい、あの可愛い黒目の大きな黒髪の長い女の最高に□大好きです、診療所にいた子です、炭次郎を鍛えてくれた少女、大好きです、頑張ってくださいね。ではまた

40代女性

初めは娘が流行っているから読みたいと、 単行本を買い そのうち単行本に纏まるまでも待ちきれず、 最後の無惨戦あたりは20年ぶりくらいにジャンプまで買って読むほど家族ではまりました。 最終回を読み終えるまでに何度泣いたことか。 40代にもなるのに涙が止まらなくなる場面が多く 台詞で改めて考えさせられることが多い。 今アニメで始まった無一郎と玉壺戦も好きです。 無一郎が記憶を取り戻すところも泣けた。 しのぶと童磨、カナヲいのすけと童磨なんてもう涙が枯れる程泣けた、 他にももちろん蜜璃ちゃんや伊黒さん義勇さんにもう仲間は全員好き。書き始めたらキリがないくらい。 でもやっぱり何度読んでも23巻の最後の 生まれてくることができて幸福でした どうか笑顔を忘れないでください から始まるあの最後の最後の文章全てが40代の私にもグサッと響くんです。 子供達が成人した時にまた読み返してほしいな。 学べることや心に残る言葉が沢山あると思う。 素晴らしい作品だと思います。

30代女性

先生のあとがきがきまで含めてすべてが、読者であるわたしたちひとりひとりの小さくてかすかな心の炎に、何度でも風を起こして火をつけて、幾度となく命を吹き込んでくれる。生きていることの尊さを思い出させ、魂を揺り起してくれる。明日がやってくる限り続いていくこの命を、悩み苦しみもがいても、使い果たす最後の瞬間まで、どうか幸福にと人を思い、またそれと同じように自分を大切にして生きて、と炭治郎たちが伝えてくれたように感じます。改めて吾峠先生にありがとうとお疲れ様でしたを伝えたいです。生きていて、鬼滅の刃のような作品に出会えたこと、それそのものが幸福です。本当にありがとうございました。

20代女性

クライマックスに近づくにつれて、涙腺が崩壊しっぱなしになる。 通勤通学の電車で読んではいけない。 涙をあくびで誤魔化すのです。 主人公は炭治郎なのだが、他の登場人物…仲間だけでなく敵である鬼にもバックストーリーがしっかり描かれているので、どのキャラクターにもグッときてしまう。

30代女性

20年以上生きてきてこんな最高な作品は出会ったことないです!(断言) ストーリーもテーマも面白い、キャラも絵柄も個性的でカッコイイ、何もかも完璧な気がします。 漫画は長く続くと飽きて面白くなくなってしまうので、完結は寂しかったですがこの巻数で完結したのが物凄く丁度よく思いました。

20代女性

試し読みで気になり、最終的に全巻購入してしまいました。特に終盤の上弦、無惨との対決は漫画史に残る名場面だと思います。 最近は王道の少年漫画で名作はあまりありませんが、古から伝わる題材でこれほどの世界観を作り上げた力量に驚きました。 鬼殺隊、柱達の哀しい過去や苛烈な戦闘に何度も涙してしまいました。 主人公の心優しさや信念を貫く姿勢がこの作品を残酷なだけではない、人の成長と絆を描く物語に昇華させている所が人気の所以かなと思います。 とかく自分本位になりがちなこの世の中で、他人の為に命を賭す尊さ、信頼関係の強さを見せられ、人間の可能性を信じられるような気持ちになりました。 今、コロナで自死の増えている日本で、作者さんの温かなメッセージが多くの人に届いてほしいと思います。

30代女性

今更説明はいらないくらい人気になりましたが、私もアニメからハマって漫画で全話読破しました。 鬼や柱の方達の過去を知るたびに、涙なしでは読み進められません。 また、炭治郎をはじめ仲間たちの真っ直ぐな想いや言葉に心が潤されます。 作者さん自身が、とても謙虚で言葉の綺麗な方なのだと想像します。 だからこそ、言葉が多くの読者に響くのだと思いました。

30代男性

「鬼」に家族を食われた兄妹の復讐物語。 だがドロドロはしていなくて、憎しみで戦うのではなく 兄妹愛・家族愛の方が強い。そのためとても読みやすい。 主人公が強さよりも優しさを持っていて、 敵である鬼に対しても慈しみの心がある。 自分が家族を失った痛みを知っているからこそ 相手の痛みにも敏感で、無念のままに鬼となった人を思いやれる。 アニメ化・映画化され記録的な大ヒットをした理由は 時代に合っていたこと、今の子供たちに刺さったこと、 残酷な中にあっても凛と立つ「やさしさ」ではないだろうか。 兄弟が失ったものを取り戻すために旅をするという意味で 「鋼の錬金術師」に通じるものがある(勿論全く別作品ですが)。 様々な作品の要素を取り合わせて現代向けにアレンジした感じもあるが、 作中の時代は大正であり、人間観がどこか古き良き懐かしさも感じさせる。

30代女性

アニメを見て、映画を見て、最後にマンガで最終巻まで読みました。何度も泣きました!これだけ大ヒットしたのも納得の内容でした。最後の無惨戦が、本当に総力戦で。ひとりのスーパーヒーローが倒すのではなく、皆の力で!というのがよかったです。お館様や珠世さん、ゆしろうくん等、隊士以外のメンバーもすごく貢献してたのもよかった。魅力的な登場人物がいっぱいいるけど、やっぱり炭治郎の前向きさが、この物語をひっぱっていたのかなと思います。わたしの推しは義勇さんですけど(笑)。完結してしまって寂しいけど、最後のあの盛り上がりは素晴らしかったです!

20代女性

自分が感じた印象から語るならば、緑と黒の個性的な模様の衣装がインパクトを放ち、妹思いの性格で優しい炭治郎を主人公に進展してゆく、ハラハラドキドキのストーリーです。キャラクターたちが見せる勇気や希望には感動を覚えますし、必ずしも全部がハッピーエンドになるとは限らない現実直視的なシーンもあって、みどころは語り尽くせません。アニメや映画などで人気となったこのシリーズを、改めて原作漫画で読んでみると、今まで気づかなかったようなことがいくつも発見できると思います。

30代女性

コロナ禍の中、劇場版観ました!TVアニメから入って元々大好きだけど更に心掴まれました!漫画は今年11月に初めて購入。作画の独特さに少し固まったけど内容が余りに良くて気にならなくなりました!中毒性があるね。本巻では不死川実弥が母親を殺したとこから胸がざわつき…お館様が自分の事や匡近の事を話した辺りで涙腺が決壊しました…本当にお館様は慈愛に満ちた方だ…炭治郎が伊之助に母の想いを伝えた場面もぐっときました。彼が骨身を削って闘い自分を叱咤し成長する過程が、大人である私にも熱いものを伝えてくれます!そして忌むべき鬼にも向けられる情の深さ…彼本来の魂の清らかさや家族の愛に裏打ちされた慈悲の心を感じます。令和を生きる私達が昭和に置き忘れてきた日本の美徳を想起させてくれる作品です。部屋にいながら心燃やせる、涙するストーリー…色んな人に読んで欲しいです…

20代女性

アニメから入りました。 元々、少年漫画はあまり好きじゃないのですが、家族が見始めたアニメではまり…。マンガも読み始めたくちです。 鬼殺隊の面々の過去や想い、成長もさることながら、敵方である鬼にも悲しい過去があること、それを丁寧に描かれていることに感動しました。 まだ最終回は読めてませんが、今から楽しみです。

30代女性

普段バトル系の漫画は殆ど読まないのですが、兄妹の絆総集編がテレビ放送された時にハマり、先が気になってその後一気読みした作品。 人の想いは受け継がれる…このたった一つを軸に展開されるストーリーにとても惹き込まれました。 こちらを読後に吾峠先生の短編集も手に取り、すごく好みだと感じたのでもっと色々な作品を描いて欲しい作家さんの1人です。

鬼滅の刃を1番安く読むならAmebaマンガ


 
鬼滅の刃の全巻を最安値で読む電子書籍サービスについて、お伝えしてきました。
 
「鬼滅の刃」を読むなら、オススメは、「Amebaマンガ」です。
 
キャンペーン中なので、無料登録すると、漫画100冊まで使える40%OFFクーポンがもらえちゃうので、ネット上で1番安く買うことができます。
 
他の電子書籍サイトは、数冊までの割引であることがでほとんどですが、Amebaマンガは40%OFFクーポンが100冊まで使えるので、割引額が1番大きいです。
 
キャンペーンは予告なく終了する可能性があるので、ご注意ください
 
オトクに利用するなら、今がチャンスなので、今すぐ利用してみてください。

結論
鬼滅の刃を読むなら
オススメは
「Amebaマンガ」
 
▼ 今なら40%OFFクーポンもらえる! ▼

 
今なら、初回登録時にもらえる
100冊まで使える
40%OFFクーポンを使えば、
かなりお得に読むことがきます